空も秋です。気持ちがきりっとひきしまります。
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親のお金は無尽蔵だと思っている・・・
欲しくなったら今すぐ欲しいという衝動性・・・
怒られるのに課金する・・・
金使いの荒い発達凸凹さん。
いいえ、そうじゃない凸凹さんもいます。
お金の欲が全くない凸凹さんもいるのです。
「欲がないなら困らないじゃない」
と思いますか？
そうではありません。
欲しがってくれないのは
とても困るんです。
「学習性無力感」と言う言葉がありますよね。
何をやっても、いくらやっても、
うまくいかないのでそのうちに、
「やっても無駄・無理」ということを覚えてしまい
（学習してしまい）
何も手につける気力がなくなることです。
学習性無力感の子と
同じような悩みを持つのが
金欲・物欲のない子です。
お金を使ってわくわくしたり
使いすぎて叱られたり、
そういう経験ができないと
なかなか前に進めないんですよ。
それに、欲がない子は無趣味な子が多い。
子どもの趣味を見つけてあげるのは至難の業です。
子どもが自ら火をつけまわって、
火消しに奔走するのも大変ですけれど、
子どもが煙も火も立てないで
ずっと静止画像を眺めているような生活も
とても大変なのです。
子どもが「静止画像タイプ」の親御さん、
「どうせ使わないから」と
欲しいものができたらいくらでもあげるよ、
というルールにしていませんか？
どんなお子さんにも
おこずかいって必要だと思うのですが、
いかがでしょうか？
おこずかいをあげて、
すぐになくなっちゃう子、
どんどん貯まる子、
いいじゃないですか。
とにかく親はあんまり合理的になりませんように。
つまり、
「使わないならいらないじゃない」とか
「使いすぎるから抑制しないと採算が合わない」とか
そういう合理的な考えは大人の発想です。
経験を積んだ大人の発想。
結果を知っている大人だけが持つ発想。
発達凸凹があっても、
サザエさんとカツオみたいな
ほうきを持って追いかける、みたいな
そんな非合理な経験、必要ではないかな。
サザエさんとカツオは親子ではないですけどね。
カツオとフネみたいな親子でもいいですけどね。
でも、今の時代、フネみたいなお母さんは
ほどんどいませんからね。
今の時代、お母さんは大変です。
サザエの役とフネの役を両方演じないといけない？
いえいえ、そんな器用な人はそうそういません。
サザエかフネか、どちらか選んでください。
サザエがお母さんでも
フネがお母さんでも、
どちらでも子どもはすくすく育つのではないかな。
さあ、あなたはどちらのタイプ？
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