小さな秋みつけた・2(昨日の台風の前の写真です)

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保護者の相談で多いのが「お金の管理」。

「お金を渡せばあるだけ使ってしまうから」

「金銭感覚がまるでないから」

「お金と言うのはお母さんの財布から

無尽蔵に出てくるものだと思っているから」

だから子どもにはおこずかいをあげない・・・

という家庭は多いと思います。

 

 

 

でも、自分で使えるお金がなければ、

お金の使い方がわからなければ、

皆さんが一番恐れている

「このまま自立できないのでは?」

という問題にまさに直面してしまいますよね。

 

 

 

よーく考えたら

学歴よりもお金の使い方の方が

自立には必要ですよね。

 

 

 

あればあるだけ使ってしまう?

いいじゃないですか。

使ってしまったら次もらうまで一文無しなのだから。

 

 

 

金銭感覚がまるでない?

だったら、まずはSUICAとかPASMOとか

NANAKOとか、

プリペイドカードをおこずかいの代わりに

定期的にチャージして与えてみれば?

 

 

 

お母さんの財布の中身は

無尽蔵(限りなく金が出てくる)と思っている?

それはもしかして、

気軽にお金を手渡してしまった末の

誤学習かもしれませんよ。

 

 

 

お金があるだけ使ってしまうという悩みは

一番深刻なのは「依存症」の人たちです。

「依存症」の場合は、

お金がなくなってマイナスになっても

使い続けてしまうほど

「止められない病」なのです。

 

 

 

シンプルに発達障害の子が

マイナスになってもお金を使い続ける・・・

ということはあまりないという印象があります。

あーでもないこーでもない、と

親が口を挟んだり、

ああしてみれば?こうしてみようよ?

とギブ&テイクの交渉を重ねるうちに、

子どもはお金の使い方を学んでいくように思います。

 

 

 

見ていて一番問題が起こるパターンというのは、

買い物の決定権がすべて親の手のうちにあって、

あれはだめ、これもだめ、と

厳しく取り締まるパターン。

厳しく取り締まるには理由があったと思いますが、

取り締まっているうちに、

いつのまにかだんだん厳しくなって、

実はすごく我慢させていることになっていたりします。

 

 

 

子どもの成長の過程では

浪費して失敗を重ねるのも

「必要悪」なのではないかしら・・・

 

 

 

トークン制とかご褒美制も

悪くないと思います。

もしご褒美制が成り立つのだったら、

おこずかい制もできるのではないかなあ・・・

 

 

 

子どもが成人したのに

お金の管理・観念が身についていないとしたら、

デイケアとか支援センターの人に

手伝ってもらって管理を覚えるのもよい方法です。

グループホームに入居させて、

お金の相談は親には一切しない!と

約束して管理を覚えた若者もいましたっけ。

(グループホーム入居には諸事情あり条件もあると思いますが)

 

 

 

でも、子どもがまだ義務教育中であれば

まだまだ親が関与できると思います。

 

 

 

あきらめないで!

小さい約束からひとつずつ。。。

 

 

 

 

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