人間には「気分の崩れ」というものがあります。

小さい子どもが思い通りにいかなくて

かんしゃくを起こしたその時、

どうなだめすかしても泣き止まない。

なにをやっても

子どもの気持ちを変えることはできません。

 

 

 

納得させるもの無理。

怒りを忘れさせるのも無理。

 

 

 

これは小さい子どもに限ったことではありません。

私たち母親にもあることです。

 

 

 

例えば、夜更けにトイレに起きた時。

もう3時、4時だというのに

子どもの部屋から灯りがもれている・・・

とたんに気分が崩れますよね!

 

 

 

まだゲームやってる!!

それともラインかしら。

「だから昼夜逆転がなおらないのよ!!」

「明日学校なのに!!」

「身長が伸びないじゃない!!」

こういう時、私たちはすでに

正常ではありません。

 

 

 

ショックでショックで、

沈んで沈んで、

この世の終わりのように打ちひしがれます。

打ちひしがれたあとは腹が立つ。

今すぐドアを開けて止めさせたい。

今すぐ叱らないと

取り返しがつかないような焦りを覚えます。

でも、ドアを開けても、

何も変わらないということも

知っています・・・

 

 

 

たぶんそれは丑三つ時の魔法。

「打ちひしがれ病」にかかってる。

パニックと同じです。

病気にうなされるようなもの。

 

 

 

子どもだけじゃない。

大人にも「気分の崩れ」があるのです。

「気分の崩れ」や「切り替えの悪さ」は

発達障害の特性だけに限ったことじゃない。

 

 

 

夜中は人の心がおかしくなるもの。

夜中に心がおかしくなったら、

時代劇のほおっかむりをした泥棒を思い浮かべるとか、

そういうシーンでよく聞かれる

イヌの遠吠えを思い出すとか、

「打ちひしがれ病だ」と

自分に言い聞かせるとか、

 

 

 

現実的なイメージ法でいくと、

この前子どもを夜中に叱ったのは

いつだったか思い出して、

1か月以内だったら黙っておこうとか、

週末だから好きにさせてやろうとか、

どうにか我に帰れる方法を

見つけるとよいと思います。

 

 

 

私自身は、

「夜中はろくなことにならない」

「夜中の自分はまともじゃない」

こう思うようにすると

すこし冷静になれます。

 

 

 

これは一種の認知行動療法です。

いつも決まって頭に浮かぶ考え(歪んだ信念)を

違う考えに書き直す(言い直す)のです。

そうすると、すこーしだけでも

気持ちが変わります。

このスキルを繰り返し練習するのが

認知行動療法です。

 

 

 

成功の秘訣は、

事前に(今のうちに)

どう言い換えるかを決めておくことです。

 

 

 

今は認知行動療法が主流になっています。

認知行動療法だと医療として認められているんです。

(=保険がきくということ)

 

 

 

みなさんも積極的に

「打ちひしがれ病」と闘ってみてください。

 

 

 

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