―今日の記事は過去記事をベースに、

今、私が感じていることを加筆しています―

 

 

 

療育機関には、地域差があります。

 



すごーく、あります。

 



そこにあるのが当たり前みたいな地域もあれば、
利用したくても利用できなくて
手をこまねいている人たちもいます。

 



そんな不平等な機関。

 



そもそも、療育って何をするところでしょうか。



療育とは要約すると、
①リハビリと似ている
②やることは、根っこのところは公園遊びと同じ
③小規模な集団の体験ができる。
(私流の要約なのでこの定義はどこにも載ってません)

 



PTとかOTとか、
身体の機能訓練(リハビリ)は、
定期的に通って身体の動かし方や
筋トレの方法を教えてもらうところ。
そこで専門の先生に触ってもらうのが一番効果的ですが、
たまに行くだけではあまり意味がないので、
先生のやっていることを家庭でも取り入れることが
効果アップの秘訣です。これが①番について。

 



②と③について。
療育とは、今でこそ対象が小学生に上がっている地域もありますが、
少し前は就学前の子どもが対象でした。
もともと、根っこのところでは、
感覚統合がうまくいかない子どもに刺激を与え、
脳から体の各部位にサインを送る機能を
発達させるという目的があります。
これは、実のところは、
幼児が公園で遊ぶ効能とかわりないものです。

 



砂を触る。砂を濡らす。感触を味わう。
それを喜ぶ、嫌う。

 



登る、降りる、速度を感じる、
つかむ、ぶら下がる、揺れる。

 



つかまれる、引っ張る、
ざらざらする、べたべたする、気持ちいい、痛い。

 



私のおもちゃ、だれかのおもちゃ、
全部ほしいけど怒られた。



好きだから叩いてみた。
好きだから抱きついてみた。

 



療育で目指す要素って、
この中にかなり入っている。
でも、昨日の話じゃないですけれど、
公園には予想できない刺激でいっぱいなので、
純粋には療育はできませんけどね。

 




でも、こういう毎日の遊びを親子で続ければ、
ママも立派な専門家です。
ただ、やっぱり専門知識の助けは必要な場合が
ありますよね。
なぜなら、知識があれば、
その「できなさ」がどこからくるのかが
推測できたりして、
そこを強化するアイデアが
浮かびやすい場合もあるから。



療育を受けたいのに受けられなかったと後悔しているママ、
今から自分でやってみませんか?
まずは、お子さんの情報収集から。



お子さんは、
さらさら、べたべたは好きですか?
登ったり下りたり、スピードを感じることが好きですか?
くすぐられるのは好きですか?
ボールはどのくらい投げられるのかな?

 



前の記事に書きましたが、

大事なのは「ていねいに」子どもをみつめて

ていねいに遊ぶこと。

 

 

 

決して特別なことではなく、

ていねいに毎日を子どもと過ごすだけのこと。

「療育」とはそういうものです。

 

 


療育は習い事ではありません。

通わせれば子どもの特性が治るわけではありません。

療育の先生にお願いすれば

子どもが発達障害でなくなるのではありません。

 

 


厳しい言葉に聞こえますか?

決して厳しくないのです。

 

 

 

療育は大切。

療育を経験した子は犯罪を起こさないという

調査結果も出ています。

ていねいな子育てをすれば、

犯罪は減るはず。

 

 

 

自然なお話だけをしています。

お母さんたちに無理のないように

いろいろな資源を利用できるように

ご案内しているつもりです。

 

 

 

子育てって、「覚悟」で決まるような気がします。

やってみる覚悟。

あわてない覚悟。

人と比べない覚悟。

 

 

 

あなたのそばにも

いろいろな子育ての資源の

水先案内人がいますように。

(水先案内人て、死語ですか・・・?)

 

 

 

 

 

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