こんなにいい点、見たことない・・・(笑)

 

 

 

定期試験の前の親の苦悩ときたら、

それはハラハラして、イライラして大変です。

母は家庭内のストーカーと化します。

 

 

 

あ、まだゲームしてる・・・

あ、部屋に戻るかな・・・

あ、まだ携帯の音がする・・・

試験範囲は発表になったかしら・・・

試験範囲のプリント、ちゃんと持ってるかしら・・・

 



どこまで親が関与すべきなのか、
いや、親が手とり足とり一緒にやらなければ
子どもは学習できない・・・
このままでは高校進学はできなさそう・・・
それはまずい。



中学生にもなれば、自主学習するべきだが、
どうしたら自分で学習するようになるのか。



親にとっては深刻です。



ひっついて面倒を見れば拒否(反抗)されて、
かといって放っておけばやらないまま。
そして、親がどれだけ骨を折っても、
無駄に終わることばかり。



いえ、正確にいうと、
やったことは無駄ではなかったのだけれど、
たぶん凸凹っ子は
他の子の100倍くらい時間と手間がかかるのでしょう。



たとえば、中3になって、やっと中1のころ出来てほしかった
アルファベットには音があることがわかって、
なんとなく教科書の文が読めるようになってきたりとか。
でも、もうそれじゃあ間に合わない。
中3になって中1のことがわかったところで、
もう誰も評価してくれません。
せつないですよね。



時間が足りないとなれば、
あとは「仕掛け」をかけるしかないのでは、
という考え(戦略)もあります。



試験本番の時の、
わからない所は白紙でもいいから
わかるところは100%正解する!という
「仕掛け」をかけてそこだけ学習する作戦です。



長文読解やら文法やらはあきらめて
英単語と漢字だけは書けるようにする。



塾に関しては、凸凹っ子の場合、
塾の勉強には、意味があります。
時間をかければできるようになることは多いし、
できるまでやれば、できるようになる、という
体験ができるからです。



ただ、塾での学習が、
受験戦争を勝ち抜くために
役に立つかどうかはわかりません。
子どもの性格にもよります。



同じくらいの学力の子どもでも、
自己肯定感がある子は
親が強制してもついていきやすいし、
気持ちの切り替えが早い。
できなくて凹んだ翌日に
「おれって天才!」とけろっと言ってのけたりする。
このような場合、受験を乗り切れる確率は高い。



一方で自己肯定感が低い子は
親についていけないし、
「ダメなおれは永遠にダメ」
となってしまう。



あるいは、からだが反応し、
きれたり暴れてしまったりする。



親についてこれない子の場合、
やっぱり決定権は子どもに持たせる、
というスタンスがよいのかと思いますが、
いかがでしょうか。



「この先、どうする?高校は楽しいよ。」
「この先、どうする?
 15歳でできる仕事は少ないよ。」
「この先、どうする?高校以外だとどういう道があるかな」
なんて口を挟みながら、本人の気持ちを把握しておく。



そして、できるだけ本人の意向にそうような努力をする。
一度に一つのことしかできない子たちです。
努力も、あれもこれもじゃなくて、
しぼって努力した方がよいと思います。



本人主体の努力や工夫を続けることで、
本人の病識(自分にどんな苦手があるのか、それは障がいなのか)
がうまれてきます。
自分で自分の特性がわかってきたら、
親も子もぐんと楽になりますよ。

 

 

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