再発宣告をされて、CT検査をうけて、悶々とした正月を迎える。

 

ガンになってから、喜ばしいお正月が来たことは無く、何かしらの問題が起きる。

 

2016年は再発という重い十字架。

 

再発宣告からしばらくすると、少しづつだが今後のことを考え始める余裕ができた。

 

私は2016年に介護の国家試験(介護福祉士)を予定しており、1月は筆記試験で、その勉強を自己逃避にしていた。

 

再発のことをまともに考えると泣くことしかできず、それはストレスとなって、ますますガンを成長させる気がしていたので。

 

動けるうちに、いくつかのお祭りに参加して、遊んだりもした。

 

笑うことが一番の免疫アップ。

出来る限り、楽しく日々を過ごすことだけ考えていた。

 

けれどその反面、身体に全く症状がないので、再発してるのはおそらく「沈黙の臓器」肝臓だろうと予測はつけていた。

 

予後のよくない箇所だ。

 

でも肝臓は3分の1残っていれば、大きさが復活する臓器でもある。

 

場所によっては、切ってしまうことも考えていた。

 

そうしてCT後の診察。

 

S先生は「随分大きいのがみつかってしまって、びっくりしたよ」

 

と開口一発言われる。

 

私「場所は?」

 

S先生「肝臓・・・・がメイン。腹部リンパにもあちこち小さいのがある」

 

やっぱり肝臓か・・・・・。

 

私「大きさは?」

 

S先生「6センチくらいだね」と、CT画像を見せながらおっしゃる。

 

大きい・・・私のガンは見つかった時、いつも大きくなっている(T_T)

 

S先生「さて、どうしようかね~~」

 

私「切るわけにはいかないんですか?」

 

S先生「場所が悪いね。ここは切れない。それに大きいのだけならいいけど、きっと目に見えないものがいっぱいあるだろうから、切るのは正解じゃないと思う。」

 

私「抗がん剤は、したくないんです。ホルモン剤でどうにかなりますか?」

 

S先生「今やってるタモキシフェンは、効いてないから、もう飲んでも無駄。閉経してるって言ってたよね。ならフェマーラが使えるし、併用でリュープリンをつかったほうがいいと思う。もう一度血液検査してみるけど、完全に閉経してないなら、両方から女性ホルモンをださないようにしないといけないから」

 

私「副作用は・・・どうでしょうか?」

 

S先生「一概にはいえないけど、関節痛やのぼせはひどくなると思ったほうがいい。」

 

仕事続けられるかな・・・・・。

 

女性ホルモンが全くなくなると、身体はかなりギシギシいうだろう。

 

ヒゲとかでてきたらいやだな~。

 

でも、今はこの治療が最善か。

 

抗がん剤やっちゃうと、国家試験も受けられない状態になるかもしれないし・・・。

 

今年1発で受かりたいし。

 

ということで、

閉経検査はするものの、早速フェマーラとリュープリンのダブルホルモン剤での治療が始まりました。

 

フェマーラは飲み薬だからいいけど、リュープリンは注射で・・しかもかなり痛い(ノД`)・゜・。

 

お腹の皮下脂肪にカプセルを注射して、カプセルからゆっくり薬剤が溶け出す仕組みなのよね。

 

カプセルっていっても小さいんだけど、それでも普通の注射器の3倍はありそうな太さの針。

 

注射を打つ看護師さんも慣れている人なら、有無を言わさずササっと打って、できるだけ痛みを軽減してくれるんだけど、下手な人にあたると・・・ま~~~痛い(>_<) 涙出ちゃうよ。

 

これらホルモン治療の副作用の関節痛も、ハンパなかったです (ノД`)・゜・。

数カ月で慣れると言われたけど、私は最後まで慣れなかったな~。

 

※マメ知識※

 

閉経前と、閉経後の、女性ホルモンの出方について

女性ホルモンであるエストロゲンは、閉経前は卵巣でたくさん作られるのですが、閉経後は副腎のアンドロゲンからできてきます。

 

閉経前の卵巣からのエストロゲンは「タモキシフェン」や、「リュープリン」によって抑えることができ、

 

閉経後の副腎のアンドロゲンからできるエストロゲンは、「フェマーラ」、「アリミデックス」を用いて抑えることになります。

 

 

 

 

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