H29.5.24  Wed.

この日は、朝から嬉しいことがありました。

羊水が頻繁に出るわけではないし、尿管を外すことに!尿管をずっと挿しておくと、感染のリスクが高まるそうで。

さらに、自分で動いてみて羊水がそんなに出ないようなら、デイルームという面会広間にも行ってもいいと言われ、ワクワクしながら朝食を食べました。


朝食後。入院してから1度も学校に連絡できていなかったので、電話しました。

「こっちのことは、気にせんでええからな。お前の1番の仕事は、元気な赤ちゃんを産むことやからの!」と、校長。親身になってくれる上司や先輩に恵まれていることを、改めて感謝しました。


昼食前。ついに尿管を抜くときが来ました。挿入のとき、けっこう痛かったので少し不安…。

「入れるときよりは痛くないですよー。せーので抜くから、せーのって言ったら、ふーって力を抜いてね」と看護師さん。

「いくよー。せーの!」
「ふー…?!ふんぬー!!!」

入れるときより、めちゃくちゃ痛いし…。


でも、痛みよりも衝撃だったのは、体の変化でした。1日半、全く動けず寝たきりだった体。たった1日半で筋肉が衰えていたんです。立ったときも、歩いたときも、プルプル震える自分の脚に、なんとも頼りない気持ちに。

そして、点滴をお供に、シャワーやトイレ、洗面台に案内されました。


夕方。さっそくシャワーへ。
高い位置に腰かけスペースがあって、使いやすい作りになっていました。服を脱ぐときも気になっていましたが、羊水が少し出るようす。ゆっくり洗いたいけど、ササっと済ませて病室に戻りました。

そんな状況で、やはりデイルームに出ることは許されず…。



夜。点滴が刺さっている左腕が痛く、見てみると赤く腫れていました。そうなると、その部分は使えないそうで、別の血管に刺し直さなければならないそう。右手に点滴が移りました。


5月31日は長女の誕生日。何をプレゼントするか、ケーキはどうするか、ラインで話し合ったあと、寝ました。

胎動が常に元気なこと。
モニターのたびに、元気な心音が聞けること。
自分で少し動いてもよくなったことら、

いろんなことが安心につながってきたのか、この日はよく眠れました。