今日はいいお天気

朝から皆んなのお弁当を作り、

飲み物など準備をし、娘たちの到着を待って

車に車椅子を乗せ公園へと向かった。

20分程車を走らせて公園に着いた頃には

ほぼ満車になっていて駐車場の1番奥の方に2台分だけ空いていてそこに車を停めた。

駐車場の中に大きい桜の木があって

母は車の中から声を上げ喜んでいた。

娘に車椅子を出してもらい母に乗ってもらい、公園内へと向かった。

私は車椅子を押し、娘や孫たちは先へ進んで

場所取りに行ってくれた。

公園内を進んでいくとチューリップ畑が広がっていた。

色とりどりのチューリップが広がっていてとても綺麗だった。

母も思わず『うわぁ〜きれーなー』と声をあげた。

娘が迎えにきてくれた。

木のテーブルのところに席を取ってきたと。

チューリップを席から見られるところを取れたらしく、誇らしげに報告してくれた。

少し坂を上がってそのテーブルの所まで行ってみると、眼下に広がるチューリップを見ることが出来るいい席だった。

ぽかぽかしていたがそこは日陰になっていて

少しひんやりした感じがした。

母は寒がりだったので、座布団の代わりに膝掛けを敷き座ってもらった。

『わぁ、ほんまに綺麗なぁ。』何度も言い合い

お昼の準備を始めた。

お弁当を広げ、飲み物を入れ、準備をしている最中からもう食べ始めていた。

作るのは大変、食べるのはあっと言う間!

いつも思うがほんとにあっという間になくなる。

お菓子やジュースも登場してお腹いっぱい食べ

孫とボウルで遊んだり、四葉のクローバーを見つけたりしながら、母は車椅子に移りウトウトしていた。

暫くすると眠ってしまうと冷えたのか、母が寒いと目を覚ました。

きっかけにチューリップ畑まで行ってみることになった。

孫が右往左往歩き回り、娘たちが追いかけてを繰り返して前を進んでいく。

私は母とゆっくり車椅子で進んで行った。

近くで見るより離れたところから見てる方が綺麗やなぁと思った。

たくさんのチューリップをバックに

いくつか写真を撮って、公園全体を大きくまわって

ゆっくり駐車場に向かった。

出口付近でみんなお手洗いに行き、

母も誘導してトイレを済ませた。

こうしているとずっとこんな日が続く気がする。

そんなことを感じ帰路についた。