ということで、本題ですが最初に注意を。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇注意 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
※以下の作業は破損や故障の原因になる可能性がありますので、あまりお勧めはできません。
ですので以下のことをお約束で作業をしてもらいたいと思います。
1:破損や故障した場合は自己責任で。
2:破損や故障をした場合は私(管理人)は一切責任を持ちません。
3:ソニーには部品注文以外のお問い合わせはしないでください。(ノーコメントで返事が返ってくるでしょう)
ということで、同意した方は続きをどうぞ。(続きを読むってことは同意しただろうと判断)
自分もMDR-CD900ST買って、外に持ち出し出来ればなぁ～と思っていたのですが…
かさ張るのです！900STに限って折りたたみができない。(スタジオ用だからと思いつつ)
900STが発売する前？にMDR-CD900というヘッドフォンがありました。
見た目は900STと、うりふたつなんです。
しかし、よく見ると違いがありました。まずはコードがカールでプラグが3.5㎜であり、折り畳みが可能でした。
(現在で言う、MDR-7506にすごく似ています)
うりふたつなら900STでも折りたたみが可能ではないかと思い、いろいろ調べていたらたどり着きました。
7506または900のスライダーを交換するということに！
でも、どこでそんな部品を手に入れるのかと思い、さらに調べたところ…
ソニーのサービスセンターで入手可能ということです。
まずは部品番号を確認するため、7506の左右のスライダーの部品を調べました。
ネットというものはすごいものです。出てきました！
スライダー(L)ASSY:X-2113-101-1 1155円
スライダー(R)ASSY:X-2113-102-1 1155円
左右で2310円になります。
サービスセンターは秋葉原がいいと思います。(秋葉原しか行ったことがないのは秘密)
電話かFAXで部品番号を伝え、納品されたときに電話がかかってきます。(大体3日もあれば連絡が来ます)
部品が到着したら、いよいよ分解です。
①＋ドライバーでネジを緩め上蓋を取ります。
②パッド本体とスライダーを分離します。
③２つ目の上蓋をドライバーを使って外します。
④画像のカバーを外します。
⑤カバーたちを外すとハウジング部をスライダーから切り離すことができます。
⑥ヘッドバンドとスライダーを分離するため、２つのネジをドライバーで緩めます。
⑦ネジを緩めてカバーを外します。
ここで注意してほしい点があり、下蓋は指でしっかり固定しておいてください。
固定していないとカバー内に装着されている非常に小さい球体が飛んでいって行方不明になります。
玉を無くしてしまうと、スライダーの調整ができなくなります。
⑧玉が装着されているカバーをゆっくりスライダーからずらして分離してください。
玉はスプリングの上に置いてあるので、玉・スプリングともに無くさないようにしておいてください。
(お皿の上やセロハンテープで貼っておくといいかもです)
⑨ヘッドバンドからスライダーを外します。下方向に引っ張れば取れます。
⑩先ほどの画像の逆で7506の折りたたみスライダーを入れます。
これがまた入れにくいので、ヘッドバンドの中のプラスチックぽい板の中を通すような感覚でやるとうまく通ります。
また、無理に押し込むとヘッドバンドの中を通るコードが断線する可能性があるので注意してください。
⑪下蓋を装着します。
カバーの2つの穴？溝？にうまく入るようにヘッドバンド両サイドの金属板をネジ穴に合うように差し込みます。
先ほどの⑦で説明したように玉が装着されているのでここも、指で下蓋を強く押さえてください。
また、玉・スプリングの付け忘れにも注意してください。コードを溝に入れておくと次の上蓋がうまく装着できます。
⑫上蓋を装着します。
ここでも下蓋はしっかり押さえて、2つのネジをネジ穴に入れて締めてください。
⑬以下は④→③→②→①の順番でカバーを装着してネジを締めます。
このように折りたたみが可能になります！
以上で作業は終了です。
これと同様に片方のスライダーも交換できると思います。
へたくそな説明ですが、自己責任で出来る方はやってみてはいかがでしょうか。
※この記事は数日後に削除したいと思います。あまりお勧めできないので…
