美味しいワインとの出会い
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ライフ・ニーズ・スパイス♪

新しく発売されたという炭酸飲料。

無果汁のグレープ味というナカナカに挑戦的なフレーバー。
よく見ると、原材料の表示のトコロに「アントシアニン色素」の文字が。

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ココにもうひとつ「プロアントシアニジン」なんて書いてあったら、
もう堪んないんだけどなぁ~、などとひとりニヤニヤしながらGET。

アサヒ飲料株式会社からの
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Spiral Grape Bottle Can 300ml
スパイラル グレープ ボトル・カン 300ml

最近はフタのできる缶も多くなってたりで、缶ジュースの世界にもスクリューキャップの波が押し寄せてるようで。炭酸のジュースなんかは特に、フタできると慌てて飲まなくても大丈夫な感じがして結構良かったりして。

「再栓時は漏れないよう、最後までしっかりお閉めください」とのコト。

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気になる一文「LIFE needs SPICE」。
「刺激が無くちゃ、生きていけない」rと大泉洋が訴えるステキな言葉。

「Spiral(スパイラル)」は、「らせん」。
ひとたび体験したら、その刺激的な香味の渦に巻き込まれていくかのように、抜け出せなくなる、クセになる事請け合い、というのを表現したネーミング…なのかな、と。

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ドライフルーツに黒胡椒、とか結構美味しかったし、
そんな感じなのかな…などと思いながら、
パキッと小気味いい音を立ててつつ開栓。

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ちょっと飲み口が大きめなので、試しに鼻を近づけてクンクン。

「…?」

嗅いだ香りの中に、なにか引っかかるものが…
ブドウの穏やかな甘~い香りを飲み込んで、グッと前に出てくる嗅いだことのある香り…

「…!」

確かにスパイスの香り。
しかも、赤ワインから時々そよそよ~っとくる感じの。

頭の中の「香り収納ダンス」のヒキダシを片っ端から引っ張り出して、
その中にある今嗅いだばかりの香りに当てはまるはずのスパイスを探す。

シナモン…?

ハーブっぽいような感じも…

なんかスーッとする感じは…ミント?

どれもイマイチぴたっとハマらない感じで…。

ヒトコトでバチッとくる何かがある感じがして引き出しのさらに奥の方を…

「あっ!」

唐突にヒキダシからそのスパイスを発見。
と同時に口から飛び出した大きな声。
周りの人たちの視線がすばやくこちらに。
でも、それにかまってる余裕もなく…

赤ワインが熟成すると時々出るヤツだ…。
なんとなく甘くって、スーッと清涼感があって、口の中がピリッとする、
「ハミガキ粉」なんて例えたっけ…。

その正体は…
「八角」だというコトが発覚(笑)。
スター・アニスなんてカッコいい名前が
付けられてたりする、不思議な存在感のあるアレ。

でも、いざ飲んでみるとさっぱりめの味のブドウ味の炭酸のジュース。

やっぱり甘いなぁ…と思ってたら、飲み込んだ後…

鼻から抜ける香りにブドウの香りと一緒にスパイシーな香りがふわっと。
しばらく八角の清涼感に包まれながらウットリ…のHina-Noirだったとさ♪

美味しいイタリア赤ワイン「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ リゼルヴァ 2009」

 イタリアのワインを飲むんだったら
避けて通るワケにはいかないブドウ、「サンジョベーゼ」。

個人的にはたまらなく好きだけど、
「動物園」とか「牧場」とか「堆肥」とか、
そんな例えが浮かぶ「匂い」が敬遠されたりもするワイン。

だけどこの、プルプルでニョロニョーロな
トスカーナは、スバラシくステキな持ち味を発揮。

ブレンドされたブドウのおかげ、という感もあるけど、
飲まなきゃ損…なイメージの、ステキにスバラシいワインなのでした。

イタリアはトスカーナ州・モンテプルチアーノ村からの
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Vino Nobile di Montepulciano Riserva 2009
Tenuta di Gracciano della Seta

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ リゼルヴァ 2009
テヌータ・ディ・グラッチアーノ・デッラ・セータ

このワインの名前を日本語にすると、
「モンテプルチアーノの気高いワイン」。

その大風呂敷感にノービレな香味を期待…の、ステキなワイン名。

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背中のラベルによると、
ブドウはもちろん、我らがプル・ニョロ、
「プルニョーロ・ジェンティーレ」を中心に。 

さらに、カナイオーロとメルローを少しずつというブレンド。

「プルニョーロ・ジェンティーレ」は、サンジョベーゼのクローンである
サンジョベーゼ・グロッソの、モンテプルチアーノ村での呼び名。

「プルニョーロ」はスロー・ジンの原料でもある「スローベリー」、
「ジェンティーレ」は「優しい」という意味のイタリア語。
「優しいスローベリー」風味なのがこのブドウってコトかしら?

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さらに、リゼルヴァだから熟成は3年。

…のハズが、背中のラベルには、
「少なくともオーク樽と大樽で24ヶ月、瓶で6ヶ月熟成」との一文。

何か特別な、「但し、ナニナニの場合は…」みたいなワケがあるのかしら?
 
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グラスに注がれたワインの色は、赤みの強いルビー。
ほんの微かに紫を残してて、まだ若々しさも感じ取れる色合い。

そっと色を溶かし込んだようなやさしい色付きで、
上から覗き込んだ液体は、グラスの底を透かして見るコトができるくらい。

触るとツルツルしてそうな感じの液面には、
ハリがあって、まぶしいくらいの輝きがあって。
見た感じからすでに、充分ノービレ。

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粘り気は激しくたっぷり。
グラスの内側を這い下りるワインが細いスジをくっきりと。

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しばらく置いておいたグラスのワインの液面近くにたくさんの短い涙。
アルコールの高いワインが見せるステキな外観。

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たっぷりと、溢れ出てくるような香り。

重みがあるような雰囲気があって、
グラスのボウル部分にこもってるような感じのする香気成分。

そこから、スッと吸い込むと、鼻の中で香りのカタマリが弾けるような印象。

熟サンジョベ的
カシス

黒い、よく熟した
さくらんぼ

干しプルニョーロ的
プルーン

キレイな花がたくさん
スミレ

干しブドウ的
レーズン

微かにほっこり


ちょっとだけ
獣的に
革製品

樽熟成の香ばしさ
コーヒー

植物の茎的青さ
ハーブ

果実っぽさと
樽香ばし感の融合
チョコレート

もやもやっと
ハンカチを口にっ…的な
スモーキー

清々しい
木の香り

コショウの効いた肉的
サラミ

鉄っぽさが微かに

時間が経つと
黒いオリーブ

いろんな例えが面白いようにどんどん浮かんでくる、濃厚で複雑な香り。
そんな香りもまたとってもステキで、ありありと表現されたノービレ感。

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口当たりは見事にやわらか。
するするする…と、唇をやさしく撫でるように
滑り込んでくる液体の感触からすでにノービレ。

舌の上で落ち着いた液体は、
エキスのカタマリのような目の詰まりっぷりで、
どっしりとした重みをはっきりと感じるほど。

そんなカタマリから、しっとりとした甘さがトロリ。

ゆったりとした広がりを見せる味わいで、
果実の旨みがゆっくりと口のスミズミに染み込んでいくような舌触り。

その後、口の中を満たした旨みからじわ~っと滲み出すような酸味。

トゲトゲしさはないけど、口の端々に張り付いた
旨みの中から現れて、鮮やかに、はっきりと、強い存在感を誇示。

飲み口はやわらかさを保ったまま、
同時に一本スジの通ったしなやかな強さを獲得。

果実味には濃縮感があって甘酸っぱくて、ドライプルーンのような味わい。

渋味成分はきめ細かくて見事にまろやか。
樽熟成で纏ったこんがりとした雰囲気があって、
ほのかな甘さとほろ苦さがたっぷり。

そんな風味が果実味と溶け合って
口の中に広がって想わせるのは、
甘さ控えめの、ビターなレーズン・チョコレート。

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アルコール分 14%。
ボディはミディアム寄りのフル。
ボリュームの大きさはかなりのものだけど、
バランスとまとまりの良さが見事すぎて、
やさしさを感じるくらいの飲み口。

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飲み込む瞬間、キュキュキュ~ッと喉を縛り付けるような強い引き締め。
と、同時にサーッと滑るように軽快に流れ落ちていく液体。

飲み落とした後に口の中に残るのは、
やわらかな酸味がたっぷり。
と、さらにほろ苦みと微かな甘み。

キリッと引き締まる感じもありながら、
瑞々しい熟した赤い果実感もあって、
漂う風味には予定調和的だけど、プラムのような印象が。

じわ~っと温かみのあるアルコールの
やさしい刺激もほのかに残しながら
長~い尾を引く、ジェンティーレでノービレな余韻。

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プルーンのような密度の高い果肉を想わせる
肉厚の果実味が、なるほどと思えた「プルニョーロ」。

だけど、生の果実ほどの酸っぱさはないから、
穏やかさを「ジェンティーレ」で表現したのかな、と。

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エキスたっぷりで濃厚で、強い味わいなのに、
しっくりと、キレイにまとまった香味には落ち着きがあって。

つるりと滑らかな舌触りのしなやかな風合いの液体は、
ふわっと溶けるようなやわらかさがあって、優雅さとか上品さも兼ね備えてて。

まさに、ホントに、「ヴィーノ・ノービレ」の名前に
相応しい、ステキな香味のワインだったなぁ、と。

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今日も美味しいワインに出会えました。

感謝。

美味しいチリ白ワイン「ミゲル・トーレス チリ エミスフェリオ ソーヴィニヨン・ブラン」

「ペンギンは実は、飛べないんじゃなくって、飛ばないんだよ…」
というちょっと切ない物語を昔書いたなぁ、と、思い出に耽るようなラベル。

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天敵のアザラシとかシャチが襲ってきても、
ホントなら飛んで逃げれるのに飛ばない。

飛ぼうと羽をバタつかせた瞬間、お父さんやお母さんが小さい頃に
教えてくれた事を突然思い出して、羽ばたくのをやめて天敵の口の中に…。

「あぁ…お父さん、お母さん…あの時教えてくれたのは
こういう事だったんだね…

…ありがとう…みんな…ぼく、先に行くね…」

…みたいなお話。

当時、本気で絵本かなにかにして
出版社に持ち込んでみようとしたくらいの
完成度の高さだったなぁ(自己判断100%)、と。

なにを教わった結果、飛んで逃げるのを止めて、
ペンギンは自ら天敵の口の中へ…となったのか…。

チリは、セントラル・ヴァレーからの
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Miguel Torres Chile Hemisferio Sauvignon Blanc

ミゲル・トーレス チリ エミスフェリオ ソーヴィニヨン・ブラン

「エミスフェリオ」は「半球」。

ペンギンがいるのは南極周辺だから、
ココでは「南半球」のコトを言ってるのかな?

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そして、パタゴニアの自然保護を謳うというコトは、
ラベルのペンギンさんはキングペンギンさんかしら。

ともかく、このワインを買って飲むというコトが
誰かの何かの役に立つなら、それはステキね、と。

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というコトでサクッと開けたグリーンのキャップ。

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キャップを外した瞬間から、ボトルの小さな口から、
噴き出してきてるのかというくらいに立つ、いい香り。

グラスへ。

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色合いは微かに緑色を含んだ淡い黄色。

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テリッとした感じにエキスの多さが伺える、いい感じの色の調子。

覗き込んだグラスの底には、おびただしい数の小さな粒々が。

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ピチピチ…シュワッとくる感じかしら、と。

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粘り気は抑えめ。
グラスの内側を少し幅広のスジをつくって、
サーッとすばやく滑り落ちるワインの雫。

しかし…ホントにいい香り。

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植物的な青い香りと完熟果実が溶け合ったスガスガっとした香り。

たまらずにグラスに鼻を近づけてクンクン。

素直にふわぁ~っと上がってくる、
ジューシーな果物を連想せずにはいられない華やかな香り。

ソーヴィニヨン的な青さもちゃんと懐に隠してて、
しつこいくらいの甘~い香りと、青々としたはっきりとした新鮮さ。

例えるとするならば…

トロリとした果汁が浮かぶ
白桃

爽やかだけど
甘くてジュワッな
和梨

新世界のソーヴィニヨン・ブラン的
パッションフルーツ

「甘」が強めの
甘酸っぱい南国の果実
グァバ

新鮮な、甘甘で、
ほろっと苦めの
オレンジ

ツヤッと
甘酸っぱ苦い
柑橘系
グレープフルーツ

ちょっとねっとりと
やわらかな果肉が思い浮かぶ
あんず

青さはかなりの新鮮さを表現
齧ったらシャキッと音がするくらいの
セロリ

派手な香りだけど、
下品な感じではなくて。

ソーヴィニヨン・ブランならではの青い香りが爽やかに、
さらに果実的華やかさと溶け合って、瑞々しい雰囲気でいっぱいのグラス。

難しい事なんて考えずに、頭を空っぽにしてクンクン…
眉間に寄った縦ジワ(あれば)も
すっかり消えてなくなるような、そんなステキなかぐわしさ。

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口に含んだ液体は、
想像通りにシュワッ。
元気にパチパチ、ピチピチ、プチプチ。

強めの酸味みたいにも感じられる炭酸のシュワシュワが、
若々しくて、エネルギッシュな雰囲気で、明るい表情の口当たり。

ちょっと多めに溶け込んでる甘み。
そのやわらかな甘さにはアンズを食べてるようなネットリ感が。

ギュッと詰まってて、コテッと、
ちょっと重みを感じるくらいのしっかり者なイメージの飲み口。

だけどそんな甘さも、炭酸シュワシュワのピチパチと溶け合って、
目が覚めるような、キュ~ンと甘酸っぱい味わいに。

口をすぼめそうなくらいの酸っぱみと、
中から溢れる瑞々しい甘い果汁…の、
赤い皮と黄色い果肉が思い浮かぶ、プラム。

液体にはしなやかなハリがあって、
プリッとしてて、ツルッとしてて、
舌触りはなんだかちょっとゼリーみたいな感じ。

が、舌の上に落ち着くと、そのゼリーは輪郭を失って、トロリ。
そこからとろけて溢れだす、やわらかくてツヤツヤの旨み。

旨みがふくらんだ分、酸味キュンッなバランスはサマ変わり。

やわらかさが強調されて、ややマッタリとした飲み口に。
とろんとしててゆったりとした雰囲気。
なのに、モタモタ感はなくて。

そんなたっぷりな、やさしい味付きに癒されてると。

ほろほろ…

遠くからさざ波のように静かに、でも徐々にはっきりと姿を見せる
ソーヴィニヨン・ブランのアカシ的ほろ苦み。

そのほろ苦みにぐぐっと囲い込まれるトロトロのやわらかな味わい。

柑橘的薄皮風ほろ苦みが加わったその味わいは
取って付けたみたいなグレープフルーツ風味に。

ギュッと引き締まって、飲み口にほどよく硬さが追加。

キリッと、サクッと、口の中でキラキラと輝きながら余韻へ。

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アルコール分 12.5%。
ボディはライト寄りのミディアム。
ちょっと甘さを多めに感じるけど、
果実味のボリュームの大きさと
ピチピチの(炭)酸味のバランスが
キュートで、ジューシーな辛口。

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後味には、青リンゴみたいな涼しげな風味と、
グレープフルーツ的なほろ苦みがふわっと。

そんなに長くは残らずに、カジュアルさを
ストレートに表現した感のある、軽やかな余韻。

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初めて口に含んだ瞬間の感触が
あまりに気持ちよくて、今でも強く印象に残ってるほど。

「シュワッ」がたっぷりの果実味と合わさって、
「ジュワッ」とジューシーになった時の、
晴れ晴れとした胸のすくような飲み口。

青い風味の清々しさと、完熟果実的やわらかさが
ひとつにまとまって生まれた、のびのびと飛び跳ねて
踊りだすような、元気さいっぱいのステキな味わい。

炭酸が落ち着くと、ちょっとやわらかく、
おっとりした飲み口になってみたり、
ほろ苦く、ギュッと引き締まってみたりと、
表情の変化を追いかけるのが、なんだかとっても楽しくて。

気が多くて、振り回されるコトもシバシバだけど、
なんだか憎めない天真爛漫さにキュンッ…みたいな、
甘酸っぱくてほろ苦い、若かりし日のあの思い出が
蘇るような、ステキな香味のキング・ペンギン。

「ミゲル・トーレス チリ エミスフェリオ ソーヴィニヨン・ブラン」でした。

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今日も美味しいワインに出会えました。

感謝。

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