君はいつも積極的だな。


その真っ直ぐ向けられる眼差しにいつも戸惑う。


冷静を装う為にいつも厳しいことを言ってしまうが、


常に努力を続け成長した君に、


教師として教えられることなど、もうないのかもしれないな。



氷室学級のエース・・・ではなく、


一人の女性として、


俺は君に惹かれている。



いい春だった。


美しい桜と暖かい風。


何よりも君と出会えた。


無色透明の世の中で、私を見つめる君だけは色彩豊かで鮮やかだ。



しかしまだ、私は教師でいなくてはならない。


君にこの気持ちを知られるわけにはいかないのだ。