私が小さい頃、若い女性に料理をさせ、うまく作れないことを笑うバラエティをよく見かけた。
女性は料理ができて当たり前という刷り込みと、できないのをあざ笑うエゲツなさに、テレビを見る気がかなり失せた。ついでに、見て笑っている父親も白い目でみていた。
そんなワタシを虜にしたのが
キンプる
king&prince
劇団ひとり
ザキヤマ(アンタッチャブル)
以下敬称略
明日、5月20日(土曜)、夜8時に最初で最後のゴールデンに登場する。
はじめは、king&Princeを成長させる無茶振り検証バラエティとして、大勢の芸人の提案企画をこなしていたが、回を重ねるにつれ、企画がまとまり、濃くなっていく。
キンプるのよいとこ
キンプるが楽しいのは、行き過ぎたイジリなど、不快要素がないからだと思う。
初期に、バラエティの心得として、ザキヤマが、自分が体をはるのが、クレームも来なくて一番いい、みたいなことを言っていたので、そこを意識してるのかもしれない。
協力してミッションを遂げる企画でも、対決企画でも、5人は自然と応援しあってしまう。
全力投球な5人に、ひとり、ザキヤマが気の効いたコメントを入れてくる。
番組もメンバーも進化
成長バラエティらしく、どんどん進化を見せてくれる場面もあった。
初めは、失敗の炭酸ガスをスルー気味だった永瀬にひとりが説教し、最後は浅草寺??って言われるくらいガスを喰らいにいくまでになった。
日本語禁止Englishcookingでは、岸が読み上げる英語をメンバーが連想ゲームのように解釈していくスキルがあがり、文化ができてる、とまで言われた。
解散が決まっても、手を抜くことなく、終わりにむけて花道を作るかのように、
成功しなかった熱湯リレーも、ゲストの協力で成功させたり、
神宮寺の神社仏閣巡り企画は、最後無形文化財の祭りに参加したり、
岸の生き物発見企画では、前作で意気投合したガイドと離島に繰り出す企画で締めた。
もう、スタッフ総出で作り上げてやろう感が伝わってくる。
実物は、TikTokにも溢れているし、Huluをやってる方は、過去回も見れるし、TVerでも特集をやっている。
絶賛オススメ
放送終わったら、サトヤスロス以来のロス確定だな、、