大人の遠距離恋愛事情

大人の遠距離恋愛事情

透析している彼との、大人になって始まった遠距離恋愛を中心に、
母として女として職業人として取り巻く日常をつらつらと書く忘備録。

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私はアラフォーのバツイチで、子供が2人。

元旦那とは16年前に離婚していて、そちらは3年前に再婚したそうだ。

 

私が今の彼と付き合い始めたのは2015年の10月のこと。

700㎞の遠距離を乗り越えて、1年半が経った。

初めこそは交互にお互いの住居地まで会いに行っていたが、

私が看護師という職業柄、時間の調整が難しく、しびれを切らしてしまう彼が今では月に1~2回通ってきてくれている。

 

彼はずっと独身で、母親と猫ちゃんと暮らしている。

1型糖尿病で、幼いころから闘病生活を続けていたけれど、

26歳の頃、急性腎不全に陥り、若くして人工透析患者になった。

 

それを知ったのは、付き合いだしてすぐだったけど、

彼は出来れば知られずにいたかったようだ。

 

看護師相手の私にそれは無理な話だと、正直に打ち明けてくれたと同時に、少し安堵したと言っていた。

 

彼と過ごす毎月の時間は、青春を取り戻すかのように、

はしゃぎ、ドキドキし、忘れてた女である感覚を呼び起こしてくれた。

 

ただ、週に3回の透析を受ける、そんな彼だから、透析後に700㎞の距離をやってくるのはしんどいことも十分わかっていた。

 

私たちの恋愛にはたくさんの壁がある。

 

1年半たち、悩むことも増えてきた。

 

ここまでの彼との楽しい日々を振り返りながら、

これから起こるであろう出来事を刻んでいけたらなと思う。