久々お出掛けしました。行きたい美術館はたくさんあるものの

体力的と気力がなくて厳選して行ってます。

今回は前売り券を買って楽しみにしていたホキ美術館展です。

過去に2回岡山で開催されたのですが、

その2回とも見に行ってます。驚くのは同じ作品ではないこと。

画家の方が現役で新しい作品を作り続けているのと

若い世代の画家が誕生しているせいでしょうね。

本家（？）ホキ美術館でも作品展が開催されているようで、

「描きおろし」作品を発表しているそうです。

なんかすごそう・・。

千葉県にある美術館ですって。どこか行ったことない土地の

美術館にいつかは行ってみたいもんですな。

さて私が今回行ったのはそのホキ美術館の所蔵コレクションの

一部を展示している岡山シティミュージアムです。

このチラシももちろん写真じゃなくて絵です。

写実画ってのは光と影の表現が重要なんやろなって思う。

もちろんそれだけじゃなくて見たまんまを（想像もあるやろけど）

絵で表現できる技術もすごい。

肌から透ける血管や指の節のしわまで細かく書き込まれているのよ。

もちろん服の繊維も。

画像じゃ分からんかもしれんけど、髪の毛の一本いっぽんまで

ホンマ写真みたいに描き込まれてるんよ。

まぁ、絵だと分かってるから近くで見れば絵よ。

それに中には良く描けた絵だなぁってモノもある。

写真には見えないって感じのやつね。

でも少なくとも何描いているか分からん、

この程度ならマネできるんじゃね？ってのはない。

どれもこれもすごいのよ。

当日券だと1400円なんだけど見る価値はあると思う。

オイラは前売りで1000円で見れたけどね。

しかし残念なのはどうしても場の空気を読めない人がいるということ。

皆静かに見入っているのに一人のご老人の男性がずっと

通常モードの声の大きさでしゃべってるの。

お連れ様は奥様なのか娘さんなのか分からなかったけど、

館内にそのおじいさんの声だけがずーっっと

退場されるまで響いていた。

高齢になると耳が遠くなるから声が自然と

大きくなるんだろうけど、だったら最初から

しゃべらないようにできないのかなぁ。

画を見て素晴らしいとか感動したとかその場で

言いたくなる気持ちはわかる。でもそんな内容ではない

話を延々とされるのは嫌だな。

そのお連れ様も自分たちの声だけが響いていることに

違和感を感じないもんなのかな。

全員が楽しく感想を述べながら見ている作品展は

別にそれでいいんだけどさ。

撮影OKの作品を撮ってきましたよ。

映り込みや反射が抑えられなかったので

ちょっと変だけど、動きだしそうな絵だよね。

これはチラシになってた絵。

言われなければ写真に見えるよね。

この絵を撮影している時にそばに老夫婦がいたんだけど

このご主人の方がまた余計なこと言うのよ。

オイラが撮影していると

「この絵は撮影していいらしいな。

撮っている人いたけど、これはええわ。

しょうもねー。もっと中にあったやつのほうがええわ」

ですと。

いやさ、好みは人それぞれだからいいけどさ。

「しょうもない」とかよく言えるよね。

あんた描けんのか？こんな絵描けるのか？

言葉のチョイスよ。しかも撮影している人がいるところで、

聞こえるように言う会話ではないでしょ。

年を取ると場の空気が読めなくなるのかねぇ。

それにしても一緒にいる奥様も長年

無神経なこと言われていて感覚が鈍っているんだろうか？

注意もしない。

思っていても言っていいこと、悪いこと、

今いうべきでない言葉。

それを考えない人が多いなって思う。

多くの美術館でオイラを悩ませるのは

年配のご夫婦。ご主人と奥様の価値観が違うのよ。

奥様は絵を見たいんだろうけど、旦那さんはあまり興味ない。

だからしょうもないことばっかり言って早く出たいんだろうね。

もうね奥さん美術館くらい一人で来なよ。

旦那さんも奥さん一人で行かせれば？車出してんなら

近くの喫茶店でお茶でも飲んでなよ。

最期は愚痴っぽくなりましたが、

ホキ美術館展とても素晴らしかったです。

あまり感動しないオイラがおススメするので

興味がわいた方は行ってみてくださいな。

では。

岡山シティミュージアムへ行ってきました―ホキ美術館名品展Ⅱ－