前回の続き・・・
天国から地獄の気分を味わっている彼女はどうなったのでしょうか。
毎日、慣れない業務に追われ、頬を引きつらせながら営業スマイルを振りまいて、家族の食事の買い物をし、クタクタになりながら、なぜだか理由もない涙も流しやっと帰宅。
夕日を眺める余裕もなく、辺りはいつの間にか暗くなって・・・
(まるで、私の心のよう・・・)
肩を落として、背中を丸めて『ただいま。遅くなってしまった。。。』
声に張りもなく、リビングへ入る彼女。
『おかえり。疲れただろ。』ご主人の声。
どうしてだか、彼女はその声で涙が溢れて止まらなくなり、黙ってキッチンへ。
冷蔵庫に手を伸ばしながら
(間違ってた。なんて、暖かいんだろう。この人がいるだけで。)
彼女がご主人に対しての嫌悪感・・・それは、自分のエゴだったと気づいたのですね。
自分の思い通りにならないご主人をなんとかコントロールしようって思いが反対に彼女自身をイライラさせていたのですね。
考えてみれば、私たちが生まれた時から育ててくれている親や養育者の思い通りになっていますか?
自分の子供が自分の思い通りになっていますか?
そんなこと・・・ないですよね。
こんな身近な関係でも思い通りにコントロールすることは出来ないのに、まして他人をコントロールすることなんて神業でしょう。
誰かをコントロールする気持ち自体が自分の生き方を邪魔しているものなのですね。
それに気づいたときどうすればいい?
それは・・・
それ自体を止めればいい。
それだけです。
誰かに、期待をし求めた時に、自分の思っているままの答えを与えてもらえた時はいいけれど、毎回そうはいきません。
こうなりたい、こうしたいと思った時には自分でやるのです。
そのために誰かのサポートをお願いするかもしれません。
しかし、どういう結果になろうとも、それを決めたのは自分なのです。
誰のせいでもありません。
後は、その結果に対してどう対処していくだけかです。
わざわざ、イライラしたり、ムカムカしたり感情を使う必要はないのです。
心なんて、コロコロ変わるもの。
感情なんて一時のものなのです。
そんな一時のものに支配されるなんて・・・おかしいでしょ。
すごーく楽しかった出来事も気づけば忘れているし、すごーく悲しかった出来事も月日が経てばあんなこともあったなって思えるし。
全ては過ぎ去るのです。
さて、この彼女の家庭、仕事は今後どんな変化をもたらすのでしょうか。
続きは次回へ。
