今日はシンゴを忘れて思いっきり楽しむんだ!!

って決めて待ち合わせ場所に向かった。


ホントは時間に余裕なかったんだけど

一応・・・ってことでトイレでメイク直し☆


待ち合わせ場所に向かうのって、

なんだか変に緊張する。


----bu-bu-bu...........


携帯のバイブが鳴った。


リュウからだ!!


「・・・もしもし??」


「おー、今どこよ??

 もしかして、場所わかんなかった??」


そういえば、リュウと電話するのって初めてだ。


電話から聞こえてくる声にじっくりと聞き入ってしまった。


私って・・・チョット変体??



とっくに到着していたリュウは、

私を見つけると手を上げて近づいてきた。


かっ・・・かわいい!!!!


「久しぶり!!元気だった??」


笑顔で話しかけてきたリュウ。


「食事なんだけど、△時に予約入れてあるから

 それまでカラオケ行こうぜ!!」


って・・・とっても計画的☆☆☆


シンゴだったら絶対に予約なんかしない。

てゆーか、ファミレス以外行った事ないから

完全に予約不要なんだけど。


夕方のカラオケは混雑していて

とりあえず呼ばれるまで待っていることに。


リュウは、私が退屈しないように

色々な話をしてくれた。


その気遣いに、チョット感激☆


しばらくすると名前が呼ばれ、部屋に入った。

飲み物を注文すると照明を暗めにし、

一曲目を入力したリュウ。


「初めての人とのカラオケって、緊張する!!」


なんて言いながら、私が次に歌いやすいように

してくれたんでしょう??


リュウの優しさのおかげでリラックスでき、

私も歌い始めた。


すると、リュウの手がモゾモゾと動き出し、

私の肩を抱くような感じになった。


少し緊張してたのか、恐る恐る手を伸ばしてる感じが

伝わってきて“キュン”としてしまったww


「・・・こんな風にされるの、イヤ?」


いいえ、むしろ嬉しいです(笑)


なんて思いつつも、かわいこぶって

首を横に振ってみた。


「良かった♪」


そう言うと、リュウは手に少し力を込めた。


ひょっとしてひょっとすると・・・キスしちゃうのかも!?


とか思ってたけど、私の思い過ごしだったみたい;;


気付けば予約の時間!!

急いでお店に向かった。



リュウと初めて会った日。

ほとんどの人が初対面で、でもノリで男女6人で食事に行った。

そもそもその“ノリ”からすべてが始まった。


その日は初対面とは思えないほどみんなが意気投合して

これから先、きっとまたこうして集まろうってことで

全員で連絡先を交換し合った。


その日の夜。

<今日はお疲れ!すげー楽しかった!!>

一番乗りでメールをくれたのがリュウだった。


<おつかれ~!!またみんなで集まれると良いね♪>

何も意識せず返信した。

ただ、それだけだったのに・・・・


その後も他愛もないメールのやり取りが続いたのだ。

それも毎日、ほぼチャット感覚で。


付き合って1年半になる彼氏、シンゴには

メールしてる男の子がいることは黙っていた。

かなりのヤキモチ焼きなので面倒だったから。


と言うより、その頃からリュウは私に気があるんじゃないかって

なんとなく気付いてたからってのがあったし・・・


リュウとのメールのやり取りが始まって

2週間が経った。


リュウに対する興味心が深まってる自分に気付いた。


<いつ暇?食事でもしようよ!!>

リュウに誘われ即OK♪


<待ち合わせは○○に△時、そのままカラオケでも行って食事しよう!>

<デートプランはこれで決まりだな!!>

って張り切るリュウが、すっごく可愛く思えた。


シンゴとは最近デートらしいデートをしていない。

誕生日もクリスマスも、自宅でゴロゴロしていた。


もしかしたら刺激が欲しかったのかも。


リュウとのデートの日が近づくたび、

私は何とも言えないドキドキ感を味わっていた。