本日、夜勤。
昨日実家に帰ったら、父が母の一周忌法要の準備を話を持ち出してきました。
母が空の住人になったのが、今年の一月。
空の住人になっても、いつも傍にいてくれている感じなので母がいなくなった感じはしないのですけどね…。
今思うと、去年のこの位から毎週実家に帰り、母の入院先や実家で過ごす母に逢いに行くのが辛くなってきた時期のように感じます。
抗がん剤の副作用で、脳梗塞や糖尿病を併発した母。
こぼれ落ちていくように、記憶がなくなっていく、思い出せないことが増えていく、覚えたいことが覚えていられない。
また、その事を自分が分かっている。
母はそんな状態の中、どんな気持ちで毎日をすごしていたんでしょうか?
あたしたち家族や、親族、また近しい友人たちからも、
「なんでも出来て頼りがいのある人。」
と認識のあった母です。
母としても、納得いかない状況だったと思います。
最近、
「自分はどうしていったらいいのか?」
「自分はどうしたいのか?」
分からなくなることが多く、モヤモヤとずっとしていました。
今、blogを書いていて、何となく気づけた気がします。
「母のようになりたい。」
きっと、あたしがなりたかった自分はこれなんじゃないのかと思います。
まあ、母のようになんでも出来て頼りがいのある人にはなかなかなれないと思いますが、自分軸のなかに、
「母ならどうするかな?」
と考えて、これからは生活していきたいと思います。
母が、自分の中心にいてくれると思うだけで、これ程心強いものはありません。
迷った時、答えが出ない時、一呼吸置きたい時に、
「母ならって考える。」
そうするだけでも、少し自分の周りが心地よくなるかもしれない。
一周忌を迎える母からのメッセージかもしれませんね。
大切に心にとめていきたいと思います。