このあいだ『アンモナイトの目覚め』という映画を見ました。

かつて女性同士の恋愛映画は評価に値するものが

少なかったように思います。
テーマや描きたいことがよくわからなかったり
まったく商業レベルに達していなかったり
おかしな人たちばかり出てきたり
いつも片方が死んでしまったり。
それがアデルやキャロルや本作のような映画が

普通に作られる世の中になったんだなと思うと感慨深いです。
(『燃ゆる女の肖像』はまだ見ていません。)

これらの映画で時代劇が多いのは、男尊女卑の時代的背景の中で
生きる女性たちの姿も同時に描くことができるからだろうな。
本作では、女性だったゆえに不当に評価の低かった古生物学者を
ケイトウィンスレットが演じていました。

イギリスの片田舎で年老いた母と暮らす、貧しく孤独な中年女性。

その、うちに秘めた感情、誇り高さが、彼女が相手の女性と

出会うことで徐々に描かれていきます。

静謐で美しい映像とともに心に残りました。

坂元裕二さんの脚本が好きで。

『花束みたいな恋をした』を別れた相方と見に行った。

 

私たちの恋愛は映画の二人みたいなかわいいものじゃなかったけど、

社会とともに大人になっていく麦くんの発言に彼女は共感し、

仕事と距離を置いて自分なりに過ごす絹ちゃんに私は感情移入し、

丁寧に描かれたリアルな別れに、それなりに切なくなった。

 

今好きな人と見に行こうとしたけど、内容的に迷って違うのを見た

と彼女は言った。

確かに今この映画を見るのに、私ほどちょうどいい相手は

いなかったよね。

 

私たちのこれからはわからないけれど、

同じ空の下のどこかの街で

自分を応援してくれている人がいるような

偶然会った時にたわいないことで共鳴しあえる人がいるような

別れて何年もした相手をそんなふうに思えたらいいな。

三浦春馬さんの『天外者』を見に行った。

生前それほど注目していたわけではないのに

最近、彼の作品をつい観てしまう。

 

『あさが来た』の貴族みたいな五代友厚(ディーン・フジオカ)

しか知らなかったから、新鮮だった。

人から嫌われ妬まれても生き方を曲げない、

幕末のエネルギーあふれる、溌溂とした五代友厚。

幕末から明治初期を扱った作品は複雑で敬遠しがちだったけど、

わかりやすいストーリーで引き込まれた。

作品としても面白かったニコニコ

 

でも、五代友厚の人生を追っているはずなのに、

…もう彼の新しい作品を見ることはないんだな。

魅力的な演技を見るたび、時々にそう考えてしまった。

ラストは自然に涙があふれた。

 

はじめまして。

去年の冬、住み慣れた地元から電車で30分の

川べりの家に引っ越しました。

相方との幸せな生活を夢見ていたのですが!

なんとまたたく間に振られてしまいました……。


でも、新しい街はとても魅力的だし、

久しぶりのフリーにわくわくすることもあるし、

(たまに気を失いそうになる時もあるけど)

一人の大人時間を楽しんでいきたい。

 

ささやかな活動を時々記録しながら、

のんびり日々を過ごしていこうと思っています。