甲状腺機能亢進症と眼症:治療状況 -6

 

機能亢進症発症から1113日目、眼症を自覚してから787日目

 

  プレドニゾロン服用(ステロイド離脱処理)が11/14に終了しました

  その後も、目の炎症は継続していて、白目の充血がひどくなり、浮腫が増加、瞼の腫れが増大し、複視はさらに悪化しました

 

  8月以降、両目で見ることができていたPCのディスプレイ画面は、左右の目の画像がずれてきたため、今は片目で見ています

 

 昨年の12月から約1年かけて各種の炎症対策治療を受けましたが、眼に見えるような効果があったとは言えず(尤も もし治療を受けていなければ、症状はもっとひどくなっていたかもしれないという見方もできるので ものは考えようなのですが)、1か月前の時点では、次に何かをすべきか、何もせずに待機すべきか 決めかねていました

 

 しかしステロイド服用を止めてから日に日に症状は悪化しています

 

 巷で言われている、眼症の炎症は発症から6か月から2年程度でピークを迎えその後自然に解消するというという説に依存したいところですが、あれこれ悩んだ結果、ステロイドパルスを再開することにしました。 

 

 体への負担は無視できず、時間と費用もかかるし、治療効果の保証はないし、徒労に終わるかもしれないけれど、炎症を抑えるためにできることはやるべきだと判断しました

  12月中旬から始まります

 

 甲状腺機能亢進の方ですが、12/7の血液検査の結果では、F-T3は正常範囲内でしたが、F-T4が下限を下回り、それに呼応してTSHが急増し上限を超えました

 そのため、メルカゾール5mgを3日で2錠服用していたのを、2日で1錠に減量することになりました

 

 甲状腺ホルモン制御機能が正常化しつつあって、メルカゾールへの依存度が減ってきたということかと思いますが、ステロイドパルスを再開すると、制御系に外乱が入るので、当面は血液検査の結果に注目したいと思います

    

 

    

 

 

 

 

今回は以上です

 

 

 

 

 

 

ウォシュレットが作動しない?!

 

 我が家のウォシュレットは使い始めて13年目になりますが、それが突然動かなくなりました

 洗浄水温度設定や便座温度設定はできるのに、洗浄ボタンを押しても水が出ません

 

 電源プラグについているリセットボタンを押すとしばらくは正常に作動しますが、何時間か後に使うと同じ問題が起こります

 

 とりあえずリセットすると動くので、使えないわけではありませんがすっきりしません

 電化製品の寿命は10年程度といわれているので、ついに我が家のウォッシュレットも買い替えの時期か?などと思いつつ、取扱説明書の”よくあるQ&A”ページを読んだところ、こんな項目がありました

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ウォシュレットが動かない(作動しない)

 

便座・便ふたカバー、幼児用便座などを使っていませんか?

  · カバーは、はずしてください。

  · 幼児用便座や やわらか補高便座は、使うたびにはずしてください。 

 着座スイッチや着座センサーが正しく感知しないことがあります。

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 そういえば今朝、便座シートをこれまでの薄いシートから厚めのものに替えたばかりでした

 この厚めのシートが「着座センサー」に検知されて、検知状態が長時間になったため作動不良とみなされ、機能が一時停止されたようです

 

 それならリセット直後には問題なく作動することも納得です

 

 おすすめハッシュタグに#補高便座が出てくるところを見ると、この件はおそらく多くの方が話題にされているのでしょう

 知らなかったのは私だけかも

 

 もう少しで、ウォシュレットの更新に向けて一歩踏み出すところでした

 危ない危ない

 

 

 

 

 

甲状腺機能亢進症と眼症:治療状況-5

 

 プレドニゾロン減量(ステロイド離脱処理)は10/4から5mg/dayを4週間継続、11/1から3mg/dayを2週間継続後、終了予定です

 

 眼症の症状を始めて自覚したのが2021年10月で、それから2年、日本甲状腺学会・日本内分泌学会作成の「甲状腺眼症診療の手引き」に書かれている治療(ステロイドパルス、放射線照射、ステロイド服用等)を一通り受けました

 

 結膜の充血や浮腫などが消えず、涙の量も増えるなど、炎症は続いており、複視もさらに悪化したように感じます(左右両目の画像のずれが拡大)

 

 眼症の症状は6か月くらいでピークになり、2年程度で炎症が治まると何かで読んだので、かすかに期待していたのですが・・・

 

 次に何かをすべきか、何もせずに待機すべきか 決めかねています

 

 甲状腺機能亢進症については、10/4の血液検査データに基づきメルカゾールの服用量を多少減量しました

 11/7の血液検査の結果、F-T4,F‐T3ともに正常範囲内でした(下記のグラフ参照)

 

 甲状腺ホルモンについてはとりあえず制御されているようです

 

 

 ただし、甲状腺眼症との関連が強いとされる甲状腺刺激抗体(TSAb)の値が異常に高くて9月まで10000%を超えていました

 10月の血液検査で5000%まで下がりましたが、これが正常範囲(120%以下)に入るまではメルカゾール服用を続けざるを得ないと思います

 

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(引用) “岐阜赤十字病院 なぜ?なに?甲状腺” より

抗甲状腺剤の投与期間

メルカゾールやプロパジールの投与期間については、一定の見解はありません。一般的には投与期間が長ければ長いほど再発は少ないと考えられています。最近、メルカゾール(またはプロパジール)を隔日に1錠服用で6ヶ月間、甲状腺機能が正常であった57名の患者さんで、抗甲状腺剤の服用を中止したところ、内46名(81%)は2年間以上甲状腺機能が正常を維持されたとの興味ある報告がなされました。その報告では中止時に、TRAb(第1世代での測定)>30% 、TSAb>2000%であった患者さんは全例再発したとのことです。また、最少量の投与期間が長いほど、寛解率(抗甲状腺剤を投与中止後、甲状腺機能が正常を維持する率)が高いとの報告もあります。

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今回は以上です