あけましておめでとうございます。
せわしなく過ぎ去っていった年末年始の行事が終わり、ひと段落した1月中旬。
正月太りで体重計に乗ることに躊躇されていらっしゃる方も多いでしょう。
私も、もれなく2キロ増量中ですわ。ハハハ
新年あけて、神社やお寺に初詣に行かれた方も多くいらっしゃるでしょう。
お賽銭を投げ入れて、1年間多くの幸せが訪れることを願いますよね。
ちなみに神様仏様にいくらお支払いしましたか?
いきなり生々しい質問でごめんなさいね。
語呂あわせが好きな日本人は 2重に幸せが来るよう 20円
御縁がありますよう 5円 などが 良く聞かれるところですよね。
私は、500円玉を入れるようにしています。 理由は硬貨の最大金額で
見栄を張り、三重の幸福が来るよう おねがいをしてます。 なんて…冗談です。
ところでお賽銭とお布施の違いをご存知ですか?
賽銭と辞書で調べると 神から福を受けたのに感謝して祭る と表示されていました。
つまり、神さま仏さまに良くしてもらったことへのお礼ということになります。
では布施を調べると、与えること と出てきます。
来世の自分のために徳を積むため 他人に施すという意味を持ち自分のために出すのです。
ふたつは似てるようで全く違う意味をもつのです。
ある時、まだ子どもが小さいときに一緒に見ていたアニメ番組の神様のセリフが今でも頭に残っています。
それは、神社におられる神様が主人公にグチを言っていました。
「どの人からもお願い事をされるばかりで、誰も感謝してくれん。たまにはありがとうと言われたいのじゃ。」
この私もそれまでは、家内安全を願っていました。しかしそれからは必ず
「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを声にして拝礼をするようにしています。
神様だって、たくさんのお願い事を叶えるよりも、一言の感謝のほうが気分がいいし、きっと私のことを覚えてくださるかもしれませんよね。
なんて、こんな下心見え見えだと、ダメですかね。。。
しかし、感謝の気持ちで拝礼することにより、賽銭の意味と一緒になりましたね。
昨年中はありがとうございました。本年もお世話になります。といった挨拶を初詣に神様にするのはいかがでしょうか。
一方、お布施はというと、自分の持っている金や物を他人にほどこす修行なのです。
大金持ちの100万円とサラリーマンの100万円とは同じ金額でも大きな違いがあるでしょう。
年収1億円の人は100万円を布施して、年収100万円のパートタイマーが1万円布施するのとは同じ価値になりませんか?
ただし、布施するその心が修行なのですから、金額の大小ではないのです。
では、収入がない人は布施できないのかと申しますと、そうではありません。
体を動かし奉仕活動をすることもできますし、いつもやさしい顔をして周りを穏やかにすることも、やさしい言葉をかけることも
心の布施と思って徳を積むことができると思います。
とは言え、いったいいくらお賽銭やお布施をすればよいのでしょう。
わたしのおすすめは、神社もお寺も長く存続してほしいと思えば 多く支払い出しても損はないのではないでしょうか?
お布施、お賽銭をお待ちしております。