二年前に退職してからは、家でのんびりの日々を過ごしています。
数年前に、突発性難聴で耳が聞こえにくくなったのもあり、再就職も難しいかなとも・・・・。
人と会うのも、だんだん億劫になり、引きこもり主婦まっしぐらの日々。
たっぷり、自分の気ままな時間があるというのは、最高に幸せなことかなと思いつつ、会話の相手が、ほとんど主人だけというのは、いささか心配なことかもしれませんが、主人はおしゃべりが好きで、楽しい人なので、二人で楽しく暮らしております。
たっぷりいただいた自分の自由時間は、大好きな粘土細工や読書を愉しんでいます。
私は、小さいころから、本を読むのが大好きな少女でした。
運動神経は、母のおなかの中に忘れてしまったくらい鈍く、あまり体を動かすことやアウトドア的なことは苦手です。
もっぱら本を読んだり、手作りのものをいろいろ作るのが楽しくて仕方ありません。
もちろん、あまり動かないのもいけないので、散歩はします。
今年は、主人が定年後に読むつもりで置いている本の中に、森沢明夫さんの「虹の岬の喫茶店」という本を見つけました。題名に惹かれて読みだしたのが、森沢作品との出会いでした。森沢明夫さんの著書は、ほとんど読みました。
やさしく、心温まるストーリーが、読後とても幸せな気分にしてくれます。
去年は、山崎豊子さんの「不毛地帯」など社会派のものを読んでいたのですが、
今年は、そういう優しさを感じられる本を選んでに読んでいます。
本の調達は、「図書館!」というのが基本です。
でも、人気本は、なかなか予約が取れません。
ただひたすら忍耐で待つしかないので、なるべくみんなが借りていない本を探して読むようにしています。
昨日は、お友達からのおすすめの本
「旅屋おかえり」を読み終えました。
ドラマにもなったのですが、やはり原作は良いなって思います。
それは、「虹の岬の喫茶店」でもすごく感じたことです。ドラマや映画は、その作り手や俳優さんの演じ方で、ずいぶん脚色されたりしていて、原作とは、まったく違うものになっていることも多々あります。
「旅屋おかえり」は、
職業タレント、通称「おかえり」の丘えりかが、唯一のレギュラー番組のスポンサーの名前を間違えたことで、仕事をなくしてしまって当方に暮れている最中、病気の娘さんに代わって旅をしてほしいとの依頼が舞い込みます。
それが、「旅屋」の始まりとなるのですが、素敵な出会いがあり、親子の思いやりがあり、すごく優しさを感じられるお話です。登場人物みんなが、やさしくてほっとします。
最近は、ドロドロなドラマが多く、私は、そういう恨みや復讐劇なんて言うのが苦手なので、こういうみんなが幸せを感じられるものが好きです。
現実に生きている世界は、世知辛く、心が疲弊してしまうことも多いので、せめて本の中では、暖かい幸せな気持ちを思う存分味わいたいなって思ってます。
この物語に登場する角館。
中学生のころに、桜が満開の角館の写真を見て、いつか訪れてみたいなと思っています。いまだその願いは叶えられていません。
読んでいるとたまらなく行きたくなりました。
来年は、絶対に桜の咲く角館に行こう!
と思います。
生前母が「いつか行こうなんて思ってたら、いけなくなるよ。行きたいときに行かないと」ってよく言ってましたが、この年になると、ほんと「いつか」というのは、だんだん可能性が少なくなります。
元気なうちに、行きたいことろへ!会いたい人に会いに行く!
