仮名手本忠臣蔵 五段目、六段目
生のお芝居では以前も書きました亀治郎最後の公演で拝見しました。早野勘平役の現猿之助さんは上方の型で演じたいと藤十郎さんに指導を受けたと後々知りました。
今回も。。。そうですよね?上方の型ですよね?そういうことがまだまだわかってないのですが、呼吸や間合いや台詞回しが藤十郎さんだ!と感じたものですから。
猿之助さんは猿翁さんの雰囲気を当たり前ですけど纏っていらっしゃる時が多いので画面から今回は違うかな?と藤十郎さんだなと思いました。
以前拝見した時より厚みを感じた、生で見たらまた迫力があっただろうなぁ、と思います。
壱太郎くんや吉弥さんが共演されていたので余計に上方!と思ってしまったのかも。
アーカイブで観たので上手いこと編集されてたのかな?画角もキレイでしたしいろんな角度からの映像が楽しめました。
チャットをチャチャっと紹介する口上人形(猿弥ちゃん)から猪は誰?の質問に「あーちゃんです。」????一瞬ピンッとこなかった。
あーちゃん=幸四郎さん (笑)
どんだけ出るんですか一番楽しんでる。
腹切りの場面は寛平の感情が押し寄せてきて腹切ってから長いのにグングン引き込まれました。
舞台ではここまでのアップは共演者でしか味わえないと思うと楽しみも倍増です。
次回の図夢歌舞伎は確かおかるが雀右衛門さんですね。丸顔の女方さんが好きな私は嬉しい配役です。
そして今夜は「歌舞伎家話」猿之助さんと團子くんの登場です。楽しみです、大丈夫でしょうか、収拾つくかな?ちょっと心配です