初めて三浦しをんさんの本を読みました
「風が強く吹いている」が思いの外厚い本だったので、こちらから先に…(=_=)
玄武書房 辞書編集部が、「大渡海」という新しい辞書を長い年月をかけて完成させる話です
この「大渡海」のネーミングについて
・辞書は、言葉の海を渡る舟
・ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるためにもし辞書がなかったら、俺たちは茫然とした大海原をまえにたたずむほかはないだろう
・海を渡るにふさわしい舟を編む
※027頁より抜粋
荒木と松本先生が名づけた理由を話す場面があります
ん~
思わず頷いてしまいました(*´∇`*)
たくさんの人たちと何年もかけて、熱い情熱と辛抱強さと、ある意味犠牲を強いられながら完成する辞書
その過程が、気が遠くなるほど地味な作業なんですが充実感と達成感があるんですね
辞書について、いろいろ考えるきっかけになりました(*^_^*)
読みごたえのある本でしたが、おそらく映画でもすごくいい作品になってるんじゃないかと思います
私は映画より原作派なんですが、これはぜひ見たいと思いました
(*^^*)
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