こんにちは。
居宅ケアマネのひまわりです。
あと少し・・・、もうすぐ!
夏のボーナスが待ち遠しいですが、
でもやっぱり。
あと数万円くらい、
副収入が欲しいのです。
ちなみに私の勤める居宅は、
副業は条件付きでOK。
ケアマネ関連の講演に呼ばれるとか、
研修の講師みたいな収入は許可されています。
ただ、ねえ。
ケアマネ関連の「講師」は、
ヒラのケアマネには声はかかりません。
何か、新規参入のきっかけはないものか。
そんな話を職場でしていたところ、
新しい資格の存在を聞いたのです。
産業ケアマネって、ご存知でしたか?
産業ケアマネって何?
産業ケアマネとは、
「ケアマネジャーを紡ぐ会」が創設した民間資格。
その仕事内容をざっくり言うと、
一般企業で働く会社員を支援するケアマネです。
ん?
介護が必要になっても再雇用されている
シルバーな社員のケアプランを作るわけじゃないです。
今まさに働き世代だけど、
家族に介護が必要になって・・・困った!
介護離職するしかないのか?
そんな状態の社員へ、相談支援をするケアマネなのです。
なので、介護サービスの調整ではなく、
介護サービスや資源のアドバイス。
専門家への橋渡し。
あらら。
社会福祉士が基礎資格の私からすると、
それは、社会福祉士の仕事じゃないかな?
なんて、感じてしまうわけですが。
何しろ病院のMSW時代は、
家族が介護離職しないために、
- 施設の紹介やら、介護サービスやら(ケアマネにつなぐ)
- 債務整理の相談(本人が相談できるように状況整理して法テラスへ)
- メンタルの支援(カウンセリングして、当事者団体やらクリニックやらへ)
- 補助金・助成金・低金利融資が使えるか判断の上で専門窓口へ
とまあ、こんなことをやっていたのです。
産業ケアマネは、副業としてアリなのか
産業ケアマネが対象にしているのは、
「介護が必要なお年寄り」ではなく、
その家族。
なので、報酬は介護保険とは関係ありません。
つまり・・・、
ごちゃごちゃと小うるさい規制がないってことです。
- アセスメントがどうの、
- 支援記録が抜けているだの、
- 主治医のコメントが必要だの、
- 件数が多すぎだの、
そういう縛りがありません。
ついでに言うなら、
「何をするか」も明確ではない。
企業が社員向けの福利厚生として契約する
「介護コンサルタント」?
介護関係のメールマガジンとか
介護保険セミナーみたいのも企画する感じでしょうか。
産業ケアマネは新しい資格ですから、
今やった人がルールになるじゃん!
と、同僚ケアマネは言うのですが・・・。
正直なところ産業ケアマネは
現時点では、「副業として稼げる」お膳立てされたコースはないでしょう。
でも、一度どこかでとっかかりを掴めれば、
どんどん依頼が来そうな気も・・・。
(先駆者がいないから)
資格だけは取っておくべきかなあ。
ちょっと迷っています。
産業ケアマネの詳しい概要は、こちらもどうぞ♪