私が再発にもかかわらずこんなに早く強迫性障害を克服出来たのは、何故だろうと考えたときにいくつかやってよかった、あるいは気持ちが楽になったことをかいていきます。

照れ1.まずは言わずもがな「お薬」ですね。
私は抗うつ薬のSSRIを処方してもらいましたが、最初はやはりあまり効き目を感じられませんでした。こんなに1日1日がつらいのに早く治したいのに、、薬ってもっとたくさん出して貰えないのかな?とか、抗うつ薬だけじゃなくて抗不安薬(ネットで調べた情報ですがこちらは頓服のような役割を持つそうで、根本的な改善には使えない代わりに飲めば1時間くらいもすれば不安がなくなるそうです)貰えないのかなと主治医の先生に対して不信感やいらいらがありました。しかし、主治医の先生は私がまだ未成年であること、抗不安薬は依存しやすく離脱症状がつらいため最小限のお薬しか出さないようにしていたのだと思います。

私は初診時、強迫性障害のピークで毎日が地獄のようで、何故か高熱が下がらなかったり、訳もなく涙が止まらなかったり、眠れない、ご飯も食べられない、何も楽しくない、全てがつらい、、というようにいわゆるうつ病も患っていました。
SSRIをしばらく飲み、1番初めに感じた効果は、そういった鬱々した気分や絶望感が和らぎ前向きな気持ちが湧いてきたことです。鬱が改善されたことにより、気持ちのしんどさがマシになったおかげで強迫行為も我慢しやすくなりました。

照れ2.「気持ちを吐き出せる場所をつくる」
お薬は改善にはとても役立つと思いますが、中には病院にいけない方もたくさん居ると思います。私もずっと親に言えず、病院は諦めていました。病院に行かないといけない、や、行かないと治らないというサイトばかりで絶望したのを覚えています。行けたら行ってるから!!と泣きながらiPhoneを投げたり、、笑。もちろん病院は大事です。一番大事です。でも中にはどうしても行けない方がいます。その人たちはどうなるの?どうしたらいいの?病院に行ってる人以上に不安なんじゃないかな、、。って思います。私は正直、薬よりも気持ちを吐き出せる場所をつくることが役立ったと感じています。信頼できる友達、そういう知識があるひと、先生、、。ちゃんと説明すればわかってくれる人は必ずいます。私も友達に打ち明けて、たくさん助けてもらいました。もちろん中々難しいなって感じる人もいると思います。そういう人はぜひ積極的にSNSを活用してほしいです。私はTwitterと、だいじょぶという匿名で悩みなどをつぶやけるアプリに吐き出していました。Twitterでもアプリでも同じように悩んでる仲間がたくさんいます。あるいは経験者の方もたくさんいます。私は泣きながらいつも話を聞いてもらって気持ちを共感してもらえたことにより頑張ろう、諦めないぞって気持ちが湧いてきました。なによりすっーとします。解決にはならなくてもどうしようもない不安がマシになります。

照れ3.「なるべく強迫行為を我慢する」
これは本当につらい。苦しい。不安。怖い。だけどこれは克服のためにとっても必要で、うまくいけば、びっくりするくらい良くなる方法の一つだと思います。とはいっても、出来ないからこそ苦しんでるのだからなかなか、、って感じですよね。私の場合、恐怖の対象、いわゆる強迫行為を行う理由が「犯罪者にならないため」だったのでとても勇気が必要でした。私の中では強迫行為をやめる=犯罪者になり人生まっくら。だったので、、。だけど同時にこの尋常じゃない苦しさから逃れないと私は本当におかしくなる、死ぬって思ってもいたので、とにかく苦しい前の自分の感覚を信じ、自分の中のほんとの気持ち(洗いたくない、やりたくない)を優先させるようにしました。
最初は洗わないことがとてつもなく悪いことのように感じて怖くて怖くて、、でもだいじょうぶなんです。洗わないことは悪いことではない。自分のほんとの気持ちを優先させても大丈夫なんですよ。本当はよくないのですが、時には不安で自分を信じていいのかわからなくなったりしたのでSNSでみんなにききました。「これ、触っちゃったけど洗わなくていいかな??洗わなくて平気かな?みんなはどうするの?」って。最初はみんなの普通を聞いて自分は信じられないけどみんなの言うことを信じて我慢するのもアリかなと私は思います。あ、だけど医学的?には巻き込み、、はよくないらしいですけどショボーン私の場合の最終手段です。笑。怖いけど万が一こうなったら、、っていう考えは無視!無視無視!無視しても大丈夫だよ!!