ばたばた続きで10日も経ってしまいましたが1月3日、パシフィコ横浜で行われた『「艦これ」公式新春Live! 2024 昼戦、夜戦』について書きたいと思います。

「這ってでも行く」という言葉がありますが、今回私はその状態でした。
12月下旬に部屋の障子に足をぶつけてまさかの右足小指を骨折。
病院で金具で固定したら、靴もおじさんサンダルも履けません。
このままじゃ外に出られないので「艦これ」行かれないかも・・・・😢
そう思っていたらなんと12/29に小型の固定器になり、外出時は取り外して「テーピング固定+包帯」でもよいとのことになり幅が大きなショートブーツが見つかりやっと靴で外を歩けることになりました。
お医者さんからは「踵で歩いてね。」と言われ、ダボダボの大きなショートブーツで這っていきました。
半月ぶり位に久しぶりにブーツで外を移動したので会場に到着した時にはふくらはぎが筋肉痛。

這ってでも行って良かったと思える、過去最高のロックなToshlさんを拝見出来ました。
一言でいえば「すさまじいほど凄かった」です。
特に夜戦は「ロックの神様」と言ってよいほど神がかっていました。

今回の「艦これ」は今までと異なった趣向があり、バラエティー豊かで今まで行った「艦これ」イベントの中で一番良かったです。
私が大好きな和楽器ユニット「Rin'」のManaさん(吉永真奈さん)の箏の演奏。
京本政樹さん扮する深海磨鎖鬼様の登場やToshlさんと深海磨鎖鬼様の寸劇。等々。

Toshlさんの芝居と言えば、森永のWeb動画「ザ・クレープ Toshl伝説」を思い出します。
これを見た時、田村正和さん演じる「古畑任三郎」を思い出したのですが、今回の京本政樹さん扮する深海磨鎖鬼様との芝居のやり取りは、森永のWeb動画「ザ・クレープ Toshl伝説」の時のToshlさんを彷彿させる演技でした。
今回の艦これでは芝居でも登場したり、Toshlさんは一つやったことをどんどん次に繋げて挑戦されるのは凄いなと思いました。

昼戦でToshlさんが歌われたのは「提督との絆」「DIVA DIVA」「時雨」です。
「提督との絆」は以前も聞いたことがあり好きになった曲です。
今回Toshlさんが歌われるのは「DIVA DIVA」「時雨」の2曲かなと思っていたので「提督との絆」がまた聞けたのは嬉しかったです。

「DIVA DIVA」はToshlさんが提督の為、このライブで歌う為に作った曲ということを実感できました。
声出し解禁となった今回、提督さんたちが「応~応応~応~応応~応~応~応~」というコールと共に赤の探照灯で捧げを繰り返しました。
今回お昼は3階席、夜は2階席であったためこの光景を後ろから見ることが出来ました。
この光景を見た時、Toshlさんはこの光景を想像しながらこの曲を作ったのではないかと思いました。
Toshlさんが作られたのは、Toshlさんの歌声に提督さんたちの男性の太い声での「応~応応~応~応応~応~応~応~」というコールが加わっただけでは完成ではなく、そこに提督さんたちの探照灯の捧げが加わり会場が一体となった、その時がToshlさんの思い描いた完成形なのではないかと思いました。
後方席から見たこの光景は、まるでこれから戦に挑む男たちが士気を高めるため声をあげている様な、とても幻想的な光景でした。


「時雨」は今まで聞いた中で一番澄んだ、心洗われるような歌声でした。
気持ちの入り方の方向が今までと何かが違うように感じました。
昼戦ではその違いが何なのか分かりませんでした。

歌い終わった時、スクリーンに映し出されたToshlさんの表情を見て「あれ?どうしたのかな?」と思いました。
今まで見たことがない表情をされていたからです。
歌い終わった後のToshlさんは、いつも喜びとか楽しいとかやり切った感とか、そういう表情をされていますがこの時は一言でいえば呆然とした表情をされていました。
前の「DIVA DIVA」で炸裂して具合でも悪くなってしまったのかな?ととても心配になりました。
しかし、歩かれている後ろ姿は普通。歌も感動的。
カーテンコールに登場された時も普通。
終演後に夜戦までの間カフェで時間を潰していたのですがあの表情が忘れられず、「あの時の表情は一体何だったのだろう」とずっと気になっていました。

続きはまた次回。