BBQ×年上男子
バーベキューもあっという間に終わり、数台の車ごとに乗り合わせる。
【〇〇はあの白い車に乗って】
言われた車の後部座席に座ろうとすると、両側に臣さんと剛典さんがすでに座っていた。
「あ、、」
さっきのキスで気まずくて、別の車に乗ろうとしたが
みんなすでに乗り合わせていて2人の間に座るしかなかった。
そして、車が発進した。
みんな疲れて車内は静かな中、そっと剛典が〇〇の手を握る。
「えっ、、//?」
《しーっ笑》
優しく笑う剛典さん。
隣を見ると臣さんは窓にもたれて寝てる様子。
《大丈夫、バレてないから》
しばらく繋がれた手を意識しながら平常心を装う。
『バレてんぞ』
《なんだ、寝てないんすね》
『何勝手に抜け駆けされてんだよ』
怒りながらも、臣さんも私の手を握る。
しばらく両手から伝わる温もりに動揺が隠せないでいた。
...⭐︎
〇〇が疲れで眠ってる間、変わらず握られていた。
《臣さんも、好きなんですよね?〇〇のこと》
『普通だな』
《そうやって強がってられるのも今のうちですからね?》
『別に強がってない』
《俺は臣さんみたいに誰でもいいってわけじゃないんで》
『俺、そんな手癖悪くないから。誰かさんみたいに誰にでも媚びてないし』
《それ、俺のこと言ってます?》
『自覚あるんじゃん』
《〇〇は本気ですから》
『かわいい後輩遊ばれるの見るのが嫌だから、こうしてんの』
《素直じゃないですね笑》
少しイライラする臣にも、平常心のまま話しかける剛典。
《お互い、フェアな戦い方していきましょうね》
『当たり前だ』
〇〇が眠る間、知らぬ間に火花が散っていた。
これから、どうなるのかはまだ〇〇は知らない。
end...
