暑中お見舞申し上げます。ひまわり治療院管理栄養士の大平のぞみです。7月なのに、暑いですね~。


今年の夏の土用丑は、7月24日㈬と8月5日㈪。

わが家でも「この日は(…このどっちかの日ぐらいは)、うなぎを食べよう!」と思っているのですが、なんと先日、主人と子どもたちが釣りに行ったとき、隣で釣っていた方からうなぎをいただいてきたのです!

思わぬ釣果(自分たちで釣ったわけではないのに)に、子どもたちは大興奮!よしっ!土用丑じゃないけど、今日はうなぎだ〜爆笑爆笑爆笑!!

……ということで、近所のスーパーに、持込み調理をお願いしよう。と軽い気持ちで電話をしたら、まさかの「うなぎは賜っておりません。」…えええええーーーーーーっっっ💦💦💦💦。それから、可能性のありそうなお店に何軒か聞いてみましたが、どこもダメガーン。どーーーすんねん!!!

困り果て、頼ったところはYouTube…。自分でも捌けることはわかりましたが、道具がないのでとりあえず持ち越して、翌日、うなぎを固定するための木製のまな板を購入し、いざ調理!

さすがにもう、お亡くなりになっていたので、扱うのはラクでした。大きさを測ってみると、長さ70cm程、重さ約200g。これが大きいのかどうかもよくわからないし、そもそもそんなにまじまじとうなぎを見たこともない。果たして私に、この子を調理することができるのか!?と思いながらも、やるしかないのでやりましたよ!


一応背開きに…。

100均のまな板、ちっちゃ笑い泣き!うなぎが巨大に見える!?
目打ちはなかったからアイスピック!
うちにある中で、いちばん切れる包丁!
これでなんとかなるだろうグッド!グッド!

…と、YouTubeを見ながら捌き始めたものの、なかなか思うようにいかず、めちゃくちゃ苦戦しました。YouTubeでは、もちろんこんなちんちくりんのまな板ではなく、長〜いまな板を使っていました。その意味を痛感💦すっごくやりづらかったです。せめて普通サイズが必要だな。と思いました。
逆に、長い柳刃包丁ではやりづらい!うなぎを捌くときは、切れればいいというわけではないということがわかりました。

そしてなんとかこんなカンジに…。
しっぽの方はかたくて、断念開くのをしました。

串を打ち…
いよいよグリルへ。

そして…
焼きあがりました〜キラキラキラキラ
これを、4人で分けていただきました。
買ったうなぎに比べて、身が薄っす!この子が痩せていたのか、はたまた捌き方が下手なのか…💧しかも、喉に引っかかりそうな小さな骨がたくさん残っていて、みんな途中で「ケホッ煽り」となりながらも、「おいしかった😃」と言ってくれて、ホッとしました。
私は、初めてうなぎを捌いて疲労困憊…。夏バテの前にバテました…😵‍💫。

でも、出来映えはどうであれ、とりあえずは、「やればできる✊」ということがわかりました。

骨にもたくさん身がついていたので(笑💧)、じっくり揚げて骨せんべいにしました。


うなぎを捌くときは、よく切れるカッターナイフが良いようです。そして、まな板は小さくないもの、または小さいものなら数枚並べて使うのが良いと思います。うなぎを捌くときの参考にしてください(笑)。


夏の土用の丑の日は「うなぎ」の他にも、「う」の付く食材を食べると夏バテしないといわれます。

瓜(うり)科の野菜

きゅうり、すいか、メロン、ゴーヤなど

体の余分な熱と湿気を取り除き、水分バランスの調整をする作用もあります。体を冷やすので、妊娠中の方や、胃腸に不調のある方は摂り過ぎに注意しましょう。

梅干し

梅干しは食欲増進、疲労回復、解毒・殺菌などの作用があります。

梅干しを作るとき、この時期に梅の実を天日干しすることを「土用干し(どようぼし)」と言います。梅雨が明けるということもありますが、東洋医学の考え方として「木火土金水」の全ての気を入れるためにこの時期に干すのがいいそうです。

うどん

うどんはのどごしがよく、食欲のないときでも食べやすいので、夏の暑さで食事量が減ってしまうときのエネルギー補給にもなります。

消化もよく、冷たいものばかりで弱りがちな胃腸にもやさしい食べものですが、噛まずに食べてしまうと胃腸に負担がかかるので、よく噛んで食べましょう。

タンパク質や野菜なども一緒に食べるようにすれば合格です。


暑さはこれからが本番。暑さに負けない体づくりのために、土用丑の日にはぜひ、「う」のつく食べものを食べて、本格的な夏を迎えてくださいね。