世の中、コロナウイルスで大変なことになっております。

より深刻になる一方のこの事態に、恐怖と動揺でおろおろするばかりですが、

改めて現実としっかり向き合い、人類はウイルスに絶対に勝利しなければなりません。

大変なことが次々に押し寄せて不安だし我慢もたくさん必要ですが、

世界が一丸となって、この危機を必ず乗り切るべく、

ここはもう必死で頑張らねばならないところですね。

希望を持って、必ず乗り越えましょうね。

 

私はこうやって我慢するだけでいい。

けど、大変過ぎる方々に、私はいったいどうしたらいいのか。

医療関係者、ライフラインに関わるお仕事の方々には本当に何と言ったらいいのか…

頭が上がりません。

心より感謝申し上げます、と言うのが精いっぱいです。

せめて、自分や家族がさらに足を引っ張らないよう、

絶対に感染してはならないと、何度も改めて気を引き締める日々です。

 

さて、そして。

大変大変ご無沙汰をしております。


こういう種類のブログですので、定期的に訪問してくださっていた方
(そんな方がいらっしゃるか分かりませんが万が一)、
特に同病で治療を頑張っておられる方は、ぱったり更新がないことに、

もしや…などと、余計な不安を与えてしまっていたかもしれません。
ほんとにすみません。気が付いたらこんなに放置になってしまいました。

その後、変わりなく元気にやっております。
おかげさまで再発もしておりませんニコニコ

いずれ闘病振り返り日記を書こうと思いつつ…
ちゃんとやらねばと当時のメモなど時系列に並べたり
治療のことなどは正確なことを書くために一応ちゃんと調べものをしたりして、


ちゃんとやらねば…ちゃんと…と思っているうちに…時は流れてしまい…


典型的な「A型」の悪いところが出た感じです。
(もちろんA型全ての方がそうと言ってるのではありません!)

また、ちょっと在宅の仕事のほうがおかげさまで安定してきて、
恒常的に忙しくなってしまい、物理的に時間が取れなかったり。
(これはほんとなんですほんと汗)


あとはやっぱり年齢を重ねて睡眠不足が無理になってきたのも大きく…叫び

もう、ブログは無理かなーなどと思いつつ、閉じるのもちょっと寂しくて
結果的に放置という形になってしまいました。

取りあえず、無事生きております。

来月、術後5年を迎えます。
5年目の定期検診は夏頃ですので、まだ正確には「無事5年経った」とは言えませんが
まあほぼ5年が経過しました。
乳がんの場合は他のがんと違って寛解っていう概念がないので、

まだこれからも本当に安心というわけではないのですが、

再発リスクは取りあえずかなり減ったということで
一般的な一つの区切りにはなるのかなと思います。

こちらのブログをこれからどうしようかなあと。
ちょっともう、今の自分の日常が闘病という感じではなくなってしまったので、
闘病ブログというのも気が引けて。

 

が、いつか振り返りは本当に書きたいと思っていますし、

ときどきはこの病気について何かを発信したくなることもあるかもしれません。

ですので、このままここは残しておこうと思います。

たまに思いついたように何か書くこともあるかもしれません。

 

その代わりというのではないですが、本家ブログのほうは、少しまた

頑張ってみようかなあと思ったり…(いや…自信はないけど…)

本家のほうをメインにして、こちら闘病のほうを更新したときには

本家でお知らせするスタイルにしようかな、などと思っているところです。

 

取りあえず、今、やっぱりこの話題ということで、コロナがらみの記事を書いてみました。

マスクを手作りしてみたよ!って記事を書いてますので、もしご興味があれば

覗いてみてくださいね。

 

リッスントゥザミュージック(本家ブログ)


それでは、ここはそんなわけで、

これからもあんまり変わらない過疎ブログのままになるかと思いますが

ゆるっとお付き合いいただけると嬉しいです。
よろしければ、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますニコニコ

 

80年代アイドルの歌のタイトルかよ!みたいになってますけど笑

 

いやーーーーーー

ついに。

 

ついにワタクシ、

ウィッグ、

卒業いたしました!!!!!

 

半年前にこんな記事upしましたが↓

ラストドセから1年半後の発毛状況

 

それからさらに半年。

ほぼ、病気以前の感じに戻りました!!ハート①

 

 

シュシュなんか!キラキラつけちゃったりしている!!!!キラキラキラキラキラキラ

 

うわーーーーーーーーーーーーーーーーいい!!!るんっ♪るんっ♪るんっ♪

 

いやぁ、ほんっとに長かったですよ…

 

結局、ラスト抗がん剤から丸2年かかりました。私の場合。

まあ、ショートでOKなら1年半でウィッグ外せたかと思うんですが、

私ももう外しちゃおうかなあと何度も何度も思ったんですが、

結局…私、ショートだとなんとなく落ち着かなくてですね…慣れなくて。

持ってる服にもなんとなく合わないし、

あー、やっぱりこれは、元通りになるまでは我慢だなぁって

待って待って、ようやく。です。ふう…

 

久々にウィッグ外して自分の髪で外出した日。(ドキドキしたーーー!)

風を直にふわーっと受ける感じが忘れられませんです。

こめかみあたりがすぅーっとして、

髪が風に遊ばれる感じを久々に味わって。

 

ああ…(ううっ)

 

泣くよねーもうほんと。(ううっ、ううっ)

 

ほんとに。

怒涛の2年間だったなぁと思います。

我ながら、よく頑張ったなぁと思います。

ここはもう、自画自賛してもいいところだと思います。

 

ほんと頑張ったから!

 

そして、でも、一方。

ほんの少しだけ。

ちょっと不謹慎かもしれないけど。

 

「貴重な経験をさせてもらったな」という感じもあります。

 

2年半前、病気が発覚した直後、落ち込む気持ちをどうしていいか分からず

クリニックの患者会に参加してみたときに

術後6年っていう女性から

 

「何でも経験だから。

この年になると、新しい経験ってできないから。

楽しんで」

 

ってにこにこ言われたんです。

すごく衝撃的で。

 

「楽しんで」。

 

本当にびっくりしたんですよね。

そして、そうか、治療をそういうふうに考えるのもありなんだな、と。

 

その方の笑顔はほんとに爽やかでまっすぐでキラキラしていて、

その笑顔とその言葉は

つらい治療の間中、ずっと私を支えてくれていました。

 

患者会の常連さんっぽい感じだったので、

また行けばお会いできるのかなと思いつつ、ついつい無精してしまってますが

いつかお会いしてお礼を言いたいなぁと思っていますニコッ

 

ということで。

2年間お世話になったウイッグさま。

 

ほんとうに、ありがとう…!!!キラキラ

おつかれさまでした!

 

 

…んで。

この子は今後どうしたらいいのでしょうかね笑

 

すぐどうこうするには、ちょっともう愛着も湧いてるし…(もう私の一部でしたから)

取っておくのもなんか悪い展開への準備のようで縁起が悪い気もするし…゜∀゜;

何より、やっぱり、高かったし…汗

 

まあ、取りあえず最後にきれいにシャンプーしてあげたら

やっぱり保管かな。

大事に、押し入れの奥のほうに、休ませてあげようと思います。にこにこ

 

2年間、ほんとうにほんとうに、

お世話になりました。花花花

 

 

現在の治療状況

告知(2015年4月)
手術(2015年5月)
病理結果 トリプルポジティブ ステージ1
抗がん剤治療(2015年11月EC→ドセ終了、2016年8月ハーセプチン終了)
を無事終え、術後2年検診無事クリア。引き続き経過観察中。


再発防止のためのノルバデックス服用(1日10mg×2錠)
副作用:軽めのホトフラが日に10回~20回くらい。そんなにつらくない。

再発しないことを信じて、日々、仕事に家事に遊びに、
以前と変わらぬ「普通の日々」です。

元気です!

 

 

もう2カ月くらい前のことですが(マメに更新できずあせ

主治医が「そろそろやっとく?」と、一応2年目検診らしきものを受けてきました。

 

・視触診

・マンモ(全摘してるので健側のみ)

・血液検査

 

全て異常なしとのこと。キラキラキラキラキラキラ

 

ほっ。

 

とりあえず「患側の局所再発」および「健側の発症」は今のところ、ないようです。

まあ、とはいえ、ほんとは一番気になるのは遠隔転移なんですけどね…やっちゃった;

 

遠隔転移の検査は、遠隔転移する確率がさほど高くはない私のステージでは

検査しません。被ばく等のリスクのほうが高くなってしまうので。

 

血液検査には「腫瘍マーカー」の項目はあるけど、

これも、ある程度腫瘍が自己主張してこないと反応しないものらしく、

つまりは、遠隔転移とはいえ腫瘍がごくごく小さいうちは

結局腫瘍マーカーでは見つけられないということ。

(と、私は理解している)

 

ので、遠隔転移は、今、明確に「していない」という確証を得ることはできず、

「していませんように」と祈るしかできません。

まあ、どのみち遠隔転移は「早期発見」はあまり意味がなく

万が一見つかったらその後はそれに対応した治療を続けていくということになります。

 

できればこのままばーさんになるまでゆるゆると逃げ切りたいと思ってるのですがやっちゃった;

(死ぬまでずっとぼんやり心配し続けるのかっていうのはちょっとげんなりではありますが)

 

ということで、取りあえず「局所」に関しては太鼓判いただいたので

来年の3年目検診までは病気のこと忘れて暮らそうと思いますわーい!

 

とはいえ毎日ノルバデックスは飲んでるし、

お風呂のときにしこりチェックはし…し…しないといけないとは思いますが。

(なかなかねぇ…これがねぇ…うさ。(←しなさい))

 

ちなみに乳がん検診とは関係ない普通の健康診断も先日受けて、結果が来ました。

私の乳腺科では病院(というか乳がん学会?)の方針でマンモしかやってくれないので

健康診断では超音波検査を受けておきました。

こちらも異常なしですキラキラ

 

検査の結果が出るまでの時間ってほんとに嫌なものですが

大事なことですもんね。

今後は、普段から、できる範囲で体をしっかり労わって、

また来年ちゃんと検査を受けねばと思います。

 

しかし…

 

健康診断、一般的な血液検査とか尿検査の結果も出るわけですけど、

乳がんになる前と比べて結構食生活気を付けてて

お菓子もだいぶガマンしてぶーベスト体重も頑張って維持してるというのに…

 

諸々の数値が術前とあんまり変わらないのは

まったく納得できないよどういうことよ顔13

 

…まぁ笑、生きてるだけでありがたいです。

落っことしそうになってせっかく必死で掴んだ命です。

大事に生きていかなければ、と思います花

 

 

現在の治療状況

告知(2015年4月)
手術(2015年5月)
病理結果 トリプルポジティブ ステージ1
抗がん剤治療(2015年6~11月EC&ドセ、~2016年8月ハーセプチン)
を無事終え、経過観察中。
再発防止のためのノルバデックス服用(1日10mg×2錠)
副作用:軽めのホトフラが日に10回~20回くらい。そんなにつらくない。

再発しないことを信じて、日々、仕事に家事に遊びに、
以前と変わらぬ「普通の日々」です。

元気です!

 

 

 

 

 

 

ようやく国が動いてくれましたね。

 

乳がん見逃すリスク「高濃度乳房」知って 厚労省、通知体制を整備

 

高濃度乳房。

「乳腺の密度が濃くて乳がんが見つかりにくい乳房」のことです。

 

実は私はこれに該当します。

 

健康診断の触診でしこりを指摘され、近所のクリニックで超音波をし

「限りなくクロ」という予想の元撮影したマンモグラフィーですら

まったく判別できませんでした。

すでにもう、場所はここ、と分かるのに、です。

ただただ真っ白なんです。全体が。

「真っ白な雪の中で白うさぎを見つけるようなもの」という例えをよくされますが

まさしくそういう状態でした。

 

そのときはもちろん私も「高濃度乳房」なんていうものがあることも知らなくて

みんなこんなもんなんだろうな、しょうがない、と思っていたのですが、

治療を進めながら自分なりに知識を増やしていくうちに

自分はおそらくこの高濃度乳房とやらではないかと疑い、今の担当医に聞いてみると

画像を見ながら、やはり「そうですね、あなたは高濃度乳房です」とはっきり言われました。

 

健康診断。

発症前、私は一般的によく「こうするのがよい」言われているとおり、

ずっと超音波とマンモグラフィーを毎年交互に受けていました。

乳がんの告知を受けた年は超音波。(後から届いた結果は当然クロ)

その前年はマンモグラフィーでした。

 

実はその前年の触診の際、一瞬医師の顔が曇ったんです。

「押すとこっちがちょっとくぼむんだよな…」

えっ?と思ったんですが、「はい、いいでしょう、終わりです」と言われ終了。

若干不安を残しつつ、一か月後に届いたコンピュータの健診結果を恐る恐る開くと

「乳房健診 マンモグラフィー異常なし 所見 異常なし」とあり、

ああ良かった…と本当にほっとしたのを覚えています。

 

「異常なし」なんだから異常なしなんだろう。

マンモも所見(視触診のことでしょう)も異常なしとあったので

当然のようにそれを信じ、翌年の健診までまったく不安を感じることなく過ごしました。

 

今思えば、あの医師がかすかに感じた「異常」は、

実はすでに病変の始まりだったんじゃないかなと疑ってます。

 

そして翌年、がんは「浸潤1.4㎝」で発見されました。

浸潤径(がんがはじけて外へ飛び出している部分の大きさ)が1.4㎝ですから、

しこりそのものはきっと、もっと大きかったのだろうと思います。

(治療に大事なのはあくまでも浸潤径なので、浸潤していない部分のしこりの

大きさはあまり関係はないのですが)

 

発見の前年に受けたのがマンモグラフィーじゃなくて超音波だったら、

もしかしたらがんを1年早く、もっと小さなサイズで見つけることができたんじゃないか。

いまだにどうしても思ってしまいます。

その1年でどれほどの違いがあったかは分かりませんが、

もし「非浸潤」のうちに発見されていれば抗がん剤治療の必要もなかったわけで、

何より再発リスクは限りなくゼロ、すなわち「手術=完治」となっていたわけで、

私としては、思い出す度にちょっと胸がちくっと痛むのです。

 

あの医師の一瞬曇った顔を、もっとちゃんと疑って、精密検査すれば良かった。

でも、「健診結果に異常なしって書いてあれば誰だってそれを信じるよね」と

誰に対してぶつけていいのか分からないような恨み言を心の中で呟いて。

 

治療も一通り終わって、現実もすっかり受け入れて、

もうずいぶんそのあたりのモヤモヤも抜けはしましたが、

でもやっぱりいまだに時々はふと思ってしまうことです。

 

今回の厚労省の整備というのは、

マンモグラフィーの結果「高濃度乳房の疑い」がある人には

その旨を通知する、ということです。

 

つまり「今回のマンモグラフィーにはしこりは見えないけど、あなたの乳房の場合

判別しにくかっただけかもしれないからなんかの対策をしたほうがいいかもしれませんよ」

っていう通知をするってことですね。

 

なんらかの対策、つまり、さらに自費で超音波検査を受けるか、

あるいは、健診を毎年超音波にするか。その辺の判断はあなたのにお任せしますよ、と。

 

ですが、そうは言われても超音波とマンモグラフィーのどちらをどう受けたらいいのか、

素人が判断するのは実に難しいところです。

 

私が自分の治療を通して得た知識としてですが、

簡単にメリット、デメリットを挙げておきますので、参考になればと思います。

(あくまでも私の理解力でということなので、正確ではないかもしれません)

 

マンモグラフィー

 

<メリット>

・乳腺が少ない人はくっきり写る

・画像が形として残るので、今後永続的に、検査や治療の判断材料にしやすい

・一人あたりの検査時間が超音波より短くて済む

(国にしてみれば、効率的に、よりたくさんの人が検査を受けられる)

 

<デメリット>

・乳腺が多い人は判別しにくい

・被ばくのリスクがある

・画像の判別の技量は医師によって差がある

 

超音波

 

<メリット>

・数ミリの小さいものまで発見できる

・被ばくのリスクがない

 

<デメリット>

・画像として残らない(技師の判断で何枚かの撮影画像は残りますが)

・技師により技術の差が大きい(これはほんとに結構大きいらしい)

・小さいものや良性のもの(ほっといていい)までたくさん見えすぎてしまうので、

どこからを要精密検査にするかの判断が難しい

(要は、「きりがない」くらい、いろいろ見えてしまうらしいです)

・一人当たりの検査時間が長い

・技師の数が多くはないので(国としての)効率は良くない

 

こんなところでしょうか。

 

どちらもいい点、悪い点があるので、

個人としてどちらを選ぶか、ベストの選択は本当に「その人による」としか

言えないと思います。

 

が、少なくとも、今回「高濃度乳房」の存在を

国としてはっきりとリスクとして対策をとってくれているので、

対象の人が「より気を付けることができる」

これは本当に大きいと思います。

 

国は、国全体のことを第一に考えます。

「効率も費用(国費)も無視して一人一人の命を守ってくれる」わけではありません。

 

高濃度乳房とやらが日本人に4割もいることが分かったんだから、

もう全員がマンモグラフィーと超音波の両方を保険で受けられるようにすれば

いいじゃないか、と一般人は単純に思うわけですが、

そんなことをすれば国費の負担がぐっと増えますし、

超音波技師の数も足りないので、国としてそこまではできないのです。

 

あくまでも国全体として、

「がんの発見率が上がること」と、「効率と費用とのバランス」と、

後者のデメリットを考えても前者を重視すべきであるという判断の元、

「あなたは高濃度乳房ですよ、今後さらに詳しい検査を(自費で)やるなどの

判断はあなたにお任せしますよ」と、

これが現在の日本としての対策の限界なんだと思います。

 

それでも、大きな進歩です。

これによって、間違いなく、「早期発見」を見逃してしまうことが

これまでよりも減るはずです。

 

今後、健康診断を受診して、「高濃度乳房」の通知を受ける方もおられると思いますが、

ぜひ、さらなる対策を取られることをお勧めします。

 

「高濃度乳房」自体は病気でもなんでもなくて、ただの「乳房のタイプ」ですから

それが分かった時点で怖がる必要は、もちろんまったくありません。

「ちょっと健診がめんどくさいタイプらしいわぁ」と愚痴でも吐きながら、

でも、しっかりと検査を受けて、

ぜひ「なんでもない」ことを確認してすっきりしてほしいな、と思います。

 

そして、万が一の万が一、があっても、

しっかり検査を受けることを続けていれば、より早い時点で発見されます。

 

国としての乳がん対策の恩恵をしっかり受けつつ、

さらに、「私の場合はどうだろう」ということを忘れずに、

「自分の体は自分で守る」こと。

やはりこれが一番大切なことかと思います。にこり

 

ふと思い立ってライブドアブログからアメブロへお引っ越し…

というか、昔お世話になった(ブログ書いてた)アメブロに結局出戻りました笑

 

本家ブログのほうも近々移行する予定です。

 

ぼちぼち更新の亀ブログですが、今後はこちらで、

またどうぞ引き続きよろしくお願いいたしますニコニコ

 

※旧ブログでコメントくださった方、移転の際、コメントが消えてしまいました。

申し訳ありません涙

旧ブログのほう、一つ一つしっかり心に刻みながら消させていただきました。

よろしければまた、こちらのほうで引き続きどうぞよろしくお願いいたしますニコニコ

 


乳がんのリンパ節転移を画像で診断 検査の負担軽減へ

朝日新聞デジタル(7月20日付)に気になる記事が載ってました。
(全文読むには登録が必要かも。(無料もあります))

これが実現すれば、手術前のセンチネルリンパ節生検の省略だけでなく、
「念のため」の必要以上の郭清をすることもなくなるわけですね。
確実性もかなり高いようだし、期待できそう。素晴らしい。

本当に、乳がんの研究は日々どんどん進んでいるなあと感じます。
「10年前の資料はほとんど役に立たない」とも言われていますね。

自分の術後、病理診断が確定したとき、自分のサブタイプや状態を検索しまくって
ある大学病院の資料にヒットして
それが30年以上前の資料ってことにも気付かず、再発率の高さに絶望して
(当時としてはHER2陽性と静脈侵襲はかなり良くない要素の一つだったため(※))
パソコンの前で具合悪くなったことを思い出しました。
もうダメだ私死ぬんだとしか考えられず呆然としてしまったんですが、
その資料の「昭和」の日付をふと発見したとき、「ん?」ってなって
かなり間抜けな顔でその日付をしばらく見つめていたことと思います笑

(※今はHER2に関してはハーセプチンがありますし、
静脈侵襲に関しては以前は「リスク有」だったのが
現在は取りあえず「明確な医学的根拠なし」ということになってるらしいです。)


明るい未来を開いてくださる研究者の方々、実践してくださる現場の医療の方々。

感謝しかありません。

 



現在の治療状況

告知(2015年4月)
手術(2015年5月)
病理結果 トリプルポジティブ ステージ1
抗がん剤治療(2015年11月EC→ドセ終了、2016年8月ハーセプチン終了)
を無事終え、経過観察中。
再発防止のためのノルバデックス服用(1日10mg×2錠)
副作用:軽めのホトフラが日に10回~20回くらい。そんなにつらくない。

再発しないことを信じて、日々、仕事に家事に遊びに、
以前と変わらぬ「普通の日々」です。

元気です!

 

ショックなニュースでしたね。
知った瞬間、心臓を何かで貫かれたようでした。

実は私、麻央さんのブログの最後からふたつめの記事に、
初めてコメントしたのです。
私も同じ時計を使ってるのを写真で拝見して、うれしくなって。

たくさんのコメントがつくブログだし
麻央さんの体調もありますから
読んでもらえたかどうかは分かりませんが、
麻央さんが少しでも明るい気持ちになれるといいな、と思いながら
明るい言葉を選んでコメントしました。

新しい時計、って書いていたのに。
これからずっと、麻央さんのそばで時を刻んでいくはずだったのに。

残念です。

小さなお子さんを残して旅立つことがどんなに無念だったか、
想像を絶するつらさだったことと思います。

ふたりのお子さんも本当に寂しいし悲しいでしょうけれど、
麻央さんがブログに残してくれたお子さんたちへのあたたかいまなざしは
きっとこれからふたりを励ましてくれるはずですね。
海老蔵さんの愛情をたっぷり受けながら、
麻央さんのような美しい心の大人に、きっと成長していくことと信じています。

最期まで笑顔が本当に美しい方でした。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。




 

少し前になりますが、NHK『シブ5時』で、
「特集!医師たちのがん告知研修」という特集をやっていたので
録画して見てみました。

 

 

がんの告知はするほうもされるほうもとてもつらいものだと思いますが、
中には「酷知」と表現されるほどのひどい告げられ方をされることも
あるそうです。
(上の「番組概要」にも書いてある「はい、立派な乳がんです」など)
番組では、その例をいくつか紹介したり、
そういう事態を改善するために若いお医者さんたちが受けている
「がん告知のための研修」の様子が映されていました。

 

私自身のときはというと、あくまでも「私にとって」ということですが、
比較的苦痛の少ない告知のされ方でありがたかったです。 

 

「告知」のタイミングは2回ありました。

 

まず、健康診断でしこりを指摘されて最初に検査をしていただいたクリニック。
超音波検査を終えて診察室に入るなり、
かなり疑わしい状況であることをすぐに告げられました。
その単刀直入っぷりに驚きつつ、でもやはりショックを隠しきれない私でしたが
終始穏やかに静かに率直に話してくださるその声に、
とりあえずどうにか自分自身を保つことはできていたと思います。
(診察室を出てからは泣いてしまいましたが) 

 

2回目は確定診断のために移った大きい病院。
(その後ずっとお世話になっています)
こちらでがんが「確定」したわけですが、
多分ですけど、実は、はっきりした「告知」はなかったんです。

 

検査結果を聞くために診察室に入ると、
温厚そうな(けどちょっとせっかちそうな笑)中年の男性医師に
「えーとね、この図を見てくださいね」と図を示され、
すぐに私のがんの状態の解説をされました。笑
「えっと…あの、やっぱりがんだったんでしょうか」と一応聞いてみたら
「あ、そうそう」とにこにこ。
えっ告知ってこんなもんなのか。
「風邪ですね」って言われてるくらいのさらっとした軽さでした。

 

今思えば、そのにこにこは、
患者さんを安心させるためでもあり、
豊富な治療体験に基づく冷静さでもあったのだろうなと思います。
あとは、がんのステージなど、深刻度にもよるものは、無論あるかと思います。
 
その後は、にこにこの中にも真剣な表情で、私の体の状況について
丁寧に説明してくださいました。
そんな先生のにこにこにも関わらず、やはりつらい現実はショックで
正直打ちのめされた(とどめを刺された)ような心境で説明を受けたわけですが、
その後数週間をかけてしっかり立ち直り向き合うことができたのは
この先生の、この時のにこにこのおかげだと思っています。 
 
二つの告知シーンを思い出す度に、不安でどうしようもない気持ちが
すっと支えられる感じがするんです。 
どちらの医師の記憶からもゆったりと温かい笑顔が思い出されるので、
「なんか、大したことじゃないのかもしれない」と思えるからだと思います。

 

もちろん、現実には「大したことじゃない」わけではないのです。
乳がんという事実はどうしたって変えられるものではなく、
これからもずっと転移の怖さと向き合っていかねばならないのは
避けられない重い現実です。
でも、先生がたのそういうラフ(あえての)な対応に、
ものすごく救われているのも事実です。(いまだに。)
私には、とっても合っていた告知だったと思います。

 

番組内のロールプレイの映像で、若いお医者さまが
「ご家族の方は同席しなくていいですか」と言うシーンがありました。
告知の定番の台詞かと思いますし、よく映画やドラマでも耳にするセリフです。

 

番組内では、これを言われた患者さん役の方が
「そんなに大変な事態なのか」と動揺する様子が映りました。

 

「そうだよね…」と思いました。
私もこの患者さん(役)の方と同じで、その手の重めの言葉を聞いたら
多分必要以上にショックを受けるタイプです。
気休めでもその場限りでもいいので、
事態をできるだけ軽めに告知してくれるほうがいい。私は。
その後、事態が悪いほうへ行ったとしても恨んだりしないから、
できるだけ明るめに、でも事実を率直に話してほしい。
実際にはお医者さまには患者が想像する何倍も厳しい現状が分かっていたとしても。
深刻な病気だからこそ、「(精神面での)小さな嘘」はいい治療になることも
あるんじゃないかな。
もちろん、全てのケースがそうというわけではないのでしょうが…。

 

それと、ちょっと別の話にはなりますが、
がんに限らず、深刻な事態を本人に告げなくてはならないとき、
こうやって家族を同席させるケースは、やはりいまだに多いんでしょうか。
意外と、どんなつらいことであれ、「まずは1人で聞きたい」人も
結構いるんじゃないかなと思ったりもするんですが。

 

私は確実にそのタイプなんです。
自分のことは、まず自分で受け止めてから、整理して家族なり親しい人なりに伝えたい。
「本人にだけ告知すると、パニックになってしまって医師の言うことが伝わらない」
ということで家族同席にするケースが多いようですが、私は多分逆です。
1人だから、しっかり聞かなきゃって思える。
家族や親しい人がそばにいたら、逆に生々しい感情が溢れて
心はぐちゃぐちゃ、頭は真っ白になってしまいそうです。
「だからそうなったときのために、
しっかり医師の言うことを聞いておいてくれる人が必要」ということなのでしょうが
自分がぐちゃぐちゃになって後で第三者からいろいろ聞かされるのは
私はイヤなのですよ。
自分のことなんだもの。自分で、ちゃんと聞きますから。
自分だけでまずは受け止めたい。

 

でも、もちろんあくまでもこれは私がそうだということで、
家族同席のほうが落ち着ける人も、当然おられるだろうとは思いますし、
そういう方は同席してもらうのが、もちろんいいことだと思います。
(小林麻央さんもそんなことをブログに書いておられた気がします。(同席派))

 

その人にとってベストな告知がどういうものか。
人それぞれだからこそとても難しいことなのでしょうね。
特に、告知というのは医者と患者も初対面に近い、最初の段階でするものですから、
患者さんの性格を探るのも容易ではないでしょうし。

 

となると、自分に合った告知をしてもらえるかどうかはもう、運次第ということ。
私の場合がたまたま自分に合った告知だったのは、
「私にとって」運が良かった、としか言えないなと感じます。


患者さんそれぞれが、なるべくダメージを受けないような告知。
とても難しいことなのでしょうが、それでもとにかく、
少なくとも番組で紹介されていた

心を打ちのめすような「酷知」はなくなってほしいと願うばかりです。

メンタル面も治療効果に大きく影響することが分かってきている今、
「告知の研修」は患者にとって大変ありがたいこと。
これからどんどん広まっていってもらえるといいなと思います。
「告知をされたときのショック」を知っている者の一人として、これは切に望むことです。

 

患者にとって、担当医は命を救ってくれる蜘蛛の糸です。
すがるような思いで、医師の一言一言を心に刻んでいます。
少しでも、体以上に感じている「心の痛み」が緩和されるような告知が
今後増えていくといいなと心から願っています。


現在の治療状況

告知(2015年4月)
手術(2015年5月)
病理結果 トリプルポジティブ ステージ1
抗がん剤治療(2015年11月EC→ドセ終了、2016年8月ハーセプチン終了)
を無事終え、経過観察中。
再発防止のためのノルバデックス服用(1日10mg×2錠)
副作用:軽めのホトフラが日に10回~20回くらい。そんなにつらくない。

再発しないことを信じて、日々、仕事に家事に遊びに、
以前と変わらぬ「普通の日々」です。

元気です!

 

2015年11月4日に「脱毛」の副作用のある抗がん剤(EC→ドセ)
の最終回を終え、苦節1年半…

ようやく、ようやく涙

ここまで来ましたっ!!!!!

20170505_210359

まだ…ボサボサですけど…笑

前髪が、ようやくここまで伸びてくれました。
ほんっとに長かったぁ。

ちなみに、これから治療を始める方、あるいは治療中の方が
「1年半でたったこれだけしか伸びないの?」と絶望されないように補足ですが
後ろ(の下のほう)は割とどんどん伸びて、ゴムで結べるくらいまでなって
それをすでに一度ばっさりカットしてます。

前髪です、とにかく前髪!!!
前髪だけがなぜか遅いんですよね。
普通の人が普通に伸びるスピードの3分の1くらいな感じがします。
ホルモン治療のせい?(女性ホルモンが少ないから)と主治医に聞いてみましたが
あまり関係ないと言われました。(ほーんーとー?(疑い))

「…後ろが伸びるのは分かったけど、前髪伸びないんじゃ意味ないじゃん涙」
と結局絶望されている方。

うん。
そう。

そうなんです。

こればっかりは待つしかない…待つしかないのです。

必ず時は経ちます。

もどかしいでしょうが、いずれ、きっと、伸びますから!
お互い頑張りましょう。御同輩。

それと。写真ではまあまあいい感じっぽくも見えますが(美容師さんのチカラで)
後ろ(の上のほう)も、実はまだちょっと不揃い。
自分的に目指している「あまり段を入れないおとなしめの」ショートになるまでは
まだ、もう少しかなぁ…

ということで、家ではもう暑いのでこの姿で過ごしてますが、
外出するときはまだ相変わらずウィッグ生活です。

うっかりこの髪で外に出ないようにしないと…

「髪、伸びたり縮んだりするヒト」になってしまうwww

髪質は、噂に聞く通り(抗がん剤後は髪質が変わる)
やっぱりちょっと変わった気がします。
「猫っ毛」っていうんでしょうか、やわらか毛髪だったんですけど、
今はなんかごわごわしてる。
また前みたいなの生えてきてくれるのかなあ。

でも、年取ると頭ぺったんこになりやすいみたいだし、
ごわごわになったのが幸いするのかも???
それはそれで「塞翁が馬」かもしれません。ラッキーと思っとこう。

とにかく、「脱ウィッグでおでかけ」まで、あと少し!!!

頑張ろう~~~~

ちなみに、脱ウィッグしたら、ちょっと始めてみたいこと(遊びっていうか運動っていうか)
が一つあるのです。
ちゃんと実行して報告できるかなぁ?

それを楽しみに頑張ります!

現在の治療状況

告知(2015年4月)
手術(2015年5月)
病理結果 トリプルポジティブ ステージ1
抗がん剤治療(2015年11月EC→ドセ終了、2016年8月ハーセプチン終了)
を無事終え、経過観察中。
再発防止のためのノルバデックス服用(1日10mg×2錠)
副作用:軽めのホトフラが日に10回~20回くらい。そんなにつらくない。

再発しないことを信じて、日々、仕事に家事に遊びに、
以前と変わらぬ「普通の日々」です。

元気です!


 

 


過日、「金曜プレミアム・キテレツ人生!消えた芸能人一斉捜査SP」(フジテレビ)
なる番組で、だいたひかるさんの乳がん闘病経験談を見ました。

いろいろと自分とリンクするところも多く、
「この方も大変だったんだなあ、でも、しっかり治療を進め、
元気に前を向けていて良かった」と思った番組でしたが、
一カ所だけ、番組側の表現としてちょっと(かなり)気になった点が。

「乳がんの8割は5年以内に再発」

というフリップ。
(録画はしてなかったので正確ではないかもしれませんが
内容に間違いはないはず二度見三度見したので)

おいおいおい。

今、何が起こったのだ?汗

そんなわけないから。

実際のところは

「乳がん(が再発する場合)の8割は5年以内に再発」
この、カッコ書きの部分を補足すると、おそらく正しい情報になります。
8割という数字が正しいかどうかは分かりませんが、
このフレーズを正しく修正するとしたらこれしか考えられません。

要するに、再発するなら5年以内が多いんだよ、5年間は注意だよ、ということ。
これは他のがんでも大体そうですね。

まあ、ただし乳がんの場合は実際には逆に
この「2割(上の情報が正しいことを前提とするなら)」がくせもので、
他のがんの多くは5年で「寛解」とされるようですが
乳がんの場合は5年後やそれ以降も「2割」のリスクがあり
基本的に「何年経ったから寛解」という言い方はあまりしないようです。

ですから、むしろ、このフリップでより強調すべきは


「乳がん(が再発する場合)の8割は5年以内に再発

(するがそれ以降も注意が必要)


本来、この後半の赤字補足部分であるはずです。

まあそれはともかく。

上のカッコ書き(前にしろ後ろにしろ)の部分が
「抜けた」のか「抜いた」のかは分からないことですが
後者(「抜いた」)であれば悪趣味だなと思わざるを得ないですね。
一方、前者だったとしても(それは多分ないでしょうが)
情報収集があまりにもいい加減だったか
あるいは文章力があまりにもなかったかどちらかということになり
これはこれで相当問題です。

どちらにせよ、ちょっとこれは、なんとも、ひどすぎるフリップだなーと。

まあ、こんなことは乳がん患者さんである程度の治療期間を経た方なら
「ああ、またいい加減なこと言ってるなー」もしくは「無責任に煽ってるなー」など
一目で分かるような雑な情報なので、一瞬でスルーすればいいことなのですが
(二度見三度見はしましたけどさすがに)
告知されたばかりでまだ乳がんの知識が追い付いていない方や、
当事者ではないけれど身近にがん患者さんがいるご家族やご友人などは
この情報にどんなに不安になったことかと思います。

それに、「再発」ということを必要以上に怖いもののように
表現しているのもちょっとなあ、と思いました。
再発というのはもちろん大変重い事態ではあるのですが、
乳がんの治療は本当に日進月歩で進んでいて
薬も本当にたくさんあって、つまりは「打つ手」が多く、
たくさんのがんの中ではかなり希望が持てるがんであると、
患者歴2年弱の私でも、勉強不足なりにも感じています。

もちろん乳がんも本当にいろいろなタイプや進行状況があるので
一括りにはできないことであり、あまり無神経なことは言えないのですが
でも、再発してもそうやって病気と上手に付き合いながら
しっかり前を向いて過ごされている方がたくさんいらっしゃるのは本当のことです。


問題のフリップは、だいたさんの病気が大変なものであるということを伝えるために
テレビ的に「ちょっと盛って、より深刻なもののように」
流した情報、というところなのでしょうが、
これを見ている方の中にはその再発と懸命に向き合っている方もおられるのですし、
また、再発していない場合も、将来、ほんのわずかでも
自分(私もそうですが)に可能性のあることと思えば
「再発=とても怖いこと」などとは考えたくないわけです。

なので、ちょっと、こういう表現については、テレビ局さん、
もうちょっと配慮していただけたらなーーーーと…

長々すみません。
理屈っぽいグチは、以上です。

まあ。
ともあれ、だいたさんが懸命に頑張られたのだなあ、ということは
番組から本当によく伝わってきました。
ご主人のあたたかいサポートもとっても素敵でしたね。

だいたさんの、「だんだん(どんどんだったかな?)患者になっていく」
という言葉がとても胸に沁みました。
本当にその通りだったなと、自分のときのことを思い出してました。

昨日まで完全に他人事だったことが急に「当事者」になり、
病院の窓口で、診察で、検査で、自分の名前が呼ばれる度に、
診察券やカルテに書いてある自分の名前を見る度に、
「あー私、ほんとにがん患者なんだわ」とじわじわ確定されていく感じ。

まあ、その時期はそんなことが怖いと思う間もないほど
次々に検査やら何やら進められていきますので、
ほんと泣いてる暇もない感じなんですけどね。
まあ、数回は家に帰ってから泣きましたが、そんなもんです。(←ほんとです)

あれからもうすぐ2年。
今では、「がん患者である自分」が、当時からすれば信じられないくらい
ナチュラルに自分の日常の中にしれっと馴染んでます。
人生を歩いていく上での荷物が、ちょっと一つだけ増えちゃったかなー、
今は、ほんとにそのくらいの感覚です。

無論これは、「今の私の病状」だから言えることであって、
今後、万が一、状況が変わるようなことがあったら
その時はまた自分の心と向き合い直して立ち上がらないといけないのだろうなと
覚悟はするよういつでも心掛けていかなければなとは思っています。
(覚悟はしています、と書きかけて、怖くて書けませんでした。
結局私も、口ばかり威勢がいいだけのへたれなのですよね…まだまだです)

とにかく、だいたさん、病状も落ち着かれて、明るい笑顔が戻って良かったです。
途中からは、「がん仲間」のような気持ちで見てしまいました。
これからもひっそり応援していきたいな、と思います