「冬虫夏草を訪ねてヒマラヤの旅」・66



ビレヌンのブログ



昨夜元気だった村上先生は、なぜか今朝になって食欲不振。


お茶だけでした。


珍しい事です。


一夜寝てからの高山病のようです。



でも、今日の冬虫夏草との巡り会いに心弾ませ、元気元気です。


バックの白い頂はアンナプルナ3(7855m)


写真ではもう既に溶けて写っていませんが、昨夜の氷点下で、早朝は辺り一面真っ白。


全ての物が霜で覆われていました。







「冬虫夏草を訪ねてヒマラヤの旅」・65


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ジャコウジカ騒ぎの翌朝。

ピサンピーク中腹に設営された宿営場所(標高約4200m)。


バックはアンナプルナⅡ(7937m)の頂上。

黄色いのは私と村上先生が泊まったテント。
写真では元気そうですが、実は昨夜、ポーター達が拵えてくれた心づくしのラーメンライス、一口も喉を通りませんでした。

食べようと努力をしても、戻してしまうのです。

さぞ美味しくいただけると持参した日本酒も全く手つかず。

栓を開ける気さえしませんでした。

軽い高山病のようです。

さすがに、見かねたガイドのラジェンドラ君が高山病に効くからとネパール製の漢方薬のような物を持ってきてくれました。
お陰様でしょうか、ぐっすりと眠る事はできました。

因みに昨夜の最低気温は-6℃。




「冬虫夏草を訪ねてヒマラヤの旅」・64


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ブルーシープはジャコウジカには及びませんが、これはこれで貴重な動物です。


此方は(偶蹄目) ウシ科 で、ヒマラヤの標高3000mを超える高山に住むブルーシープ「青い羊」の名は、青味がかった体の色からつけられましたた。

一歩足を踏み外すと深い谷へ真っ逆さまという険しい断崖のある岩山の斜面に好んで住んでいて、たくましい足と、ガッシリと岩をつかむ蹄を利用して、岩から岩へヒョイヒョイと駆けていきます。