将棋を指していると、どーにも手が見えない。全体は悪くないのに何だかズルズルと負けてしまう。俗に言うスランプというものがあると思います。
スランプはなぜ起きるのか、僕なりの考えを書いていこうと思います。
早指しとスランプ
ネット将棋など持ち時間が短いと、やはり情報を整理する時間が少ないので得た情報、つまりは勉強した事が上手く噛み合わなくてギクシャクしちゃう事があると考えています。考える時間が少ないので感覚に頼って、感覚的には学んだ事が整備されていないので上手く噛み合わない。みたいな感じです。それがスランプなの元なのではと考えました。
つまりは早指し、ネット将棋というのは持ち時間が長い将棋よりも感覚的なものに頼るので、スランプに陥りやすい。と思うのです。
変化とスランプ
学ぶという事は少なからず何かが変わる事です。変化するという事は最初は上手くいかない事が多いと思います。つまりはスランプとは変化の最中であり、成長の兆しであると思うのです。というより、思いたいのかもしれません。
学びが多い人ほど、早指しにおいてはギクシャクと実力が出し切れないのでは…なんて自己弁護みたいな考えをしてしまいます。自己弁護…そう絶賛スランプ中だったのです。
勉強しているのに勝てなくなる。なんてのは何らかの理由があるもので、僕はそれを成長の兆しであると決めたわけですね。事実は別としてその方が精神的にも良いと思いました。
スランプ中の向き合い方
スランプが感覚の情報整理であり、変化の最中、成長の兆しであると決めたのなら後は過ごし方を決めるだけです。勝てないのに戦い続けるのも、あまり得策とは言えないでしょう。
感覚が、成長が安定するまでは実戦、得に早指しは避けるべきなのではと考えました。その時間を他の詰将棋なり棋譜並べなり棋書なりに割いたほうがモチベーション的にも良さそうです。
指さない期間というのを決めるのが良いのかもしれません。情報整理には時間が必要なので。
非実戦派の受難
実戦派は実戦のうちに徐々に学んで、感覚の相違などは少なく成長できるように思えるので、スランプは少ないのではと考えます。一方、実戦よりもその他の鍛錬が多い場合、大きな変化を早く促されるので従来の感覚と噛み合わなくなりやすい。つまりは学べば学ぶほどスランプに陥りやすくなるのではと考えました。
スランプの考えが正しい場合、勝つためには、学びを身として安定する、安定期まで待たねばなりません。もどかしいですね。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。絶賛スランプ中で、自分への言い訳みたいな感じで書いた記事ですが、何かの参考になれば幸いです。
大事なのはスランプは一時的ということを忘れない事だと思います。いつかは晴れるのです。
本当に最後までお読みいただきありがとうございました。