朝11時に起きた私は、母の置き手紙を読んですぐに出かける準備をした。
今日は母のもう1人の妹が見舞いにくるので母も行くことになった。
私は一緒に行かなければと思った。まだ、母だけでは心配だからだ。
買い物から帰ってきた母と、今日は電車で病院へ。
電車に不慣れな母をエスコートしながら叔母と合流。
父の病室へ行くと、心臓のレントゲンを撮っている最中であった。
10分ほど経って、検査が終わり、中に入る。
父は昨日と変わらない様子だった。
しかし、どうやら朝から頭痛がするようだ。
痛み止めも余り効いていないようで、私たちにも少し不安がよぎった。
今日はまだ浴衣を替えていないようだったので、母が着替えさせてあげた。
父はまだ自分でトイレに行けないので、腰にはオムツをしている。
その姿を見て、私は少し悲しくなった。父が老後、介護が必要になったらこんな感じなんだと想像した。
きっと父自身が無力さを感じ、一番辛いのだろう。娘にこんな姿を見られるのは。
しかし、今の現実がこれなんだと言い聞かせるしかない。
こんな父でも、今まで大切に育ててくれた大事な人だから、そのすべてを受け入れたい。
私はこれからも熱心に見舞いにきたい。
ひねくれ口でもなんでも聞いてあげたい。
この2週間の山を、無事に終えることができるよう願いつつ、家族みんなで乗り越えなきゃいけない試練に立ち向かう。
だから私はここに父の闘病の記録をしていく。
元気にまた仕事にいけるようになる日まで。