休みの日、僕は友達のトモヤの家に勉強会に行った。
勉強会と言っても二人っきりだけど、沢山の人と遊んでるみたいに楽しかった。
そんな中、学校の話が出てきたんだ。
トモヤは仲の良い友達がどんな奴かどんな事をよくやっているのか、沢山話してくれた。
僕は、友達関係について話し始めた。

僕「最近な~周りの人にああしろこうしろとか言われて疲れるんだよね。嫌われたくないから言われた事はやってるんだけど、どうすればいいかな。」

そんな事を話すとトモヤの顔つきが変わった。笑顔に話をしていたのに急に真剣な顔になった。
そしてトモヤは頭をかいてこう言った。

トモヤ「お前はお前に従わないで、人の意見で生きて     くのか。」

僕「えっ?」

急に言われたから驚いた、少し怒っているようだ。
何か気にくわないような事でもいったか?
そう思いながら話を聞いていた。

トモヤ「お前は、そんな人の事なんて気にする必要はないんだ!人の意見で生きていったって自分が楽しくなかったら意味がないだろ!」

確かに楽しくなんて無かった。トモヤの言ってる事がすごくまともで、すごく深いと思った。

トモヤ「お前は自分を信じて、人の意見を気にしすぎず生きるんだ!人の意見がなんだ!人の気持ちがなんだ!自分が楽しいから意味があるんだ!」

これを聞いた途端に少し目が熱くなった。大げさに聞こえるかもしれない。けど僕はそれぐらい感動した。

別にいいだろだって、僕が思った事なんだから。