学生限定コミュニティアプリひま部の一日投稿数は600万投稿を突破している。

ひま部では、一般の大人が想像できないぐらい数の全国の中高生がふと思ったことから深刻な悩みをシェアして、友達を作ったり、たまに喧嘩もしたり、自分の趣味や生活について発信しています。

 

これだけたくさんの学生さんが使っているのに大人は全然知らないという点である人は「なにこの謎アプリ、怖い!」と思うかもしれません。

 

今日はひま部はどういうコミュニティなのか、そしてどんなコミュニティになることを目指しているのかについて少し述べたいと思います。

 

ひま部だけに限らず人気SNSのどれも、色んな人がいて、それぞれの利用の仕方にそれぞれ目的があります。

 

ひま部って実際どんな人がどうやって使っている?

 

今年の二月にそれちょうさんがnoteにてひま部の実態調査を行いましたので客観的データもチェックできます⬇

 

 

(出典:https://note.mu/sorechou/n/nbc6404f60e73)

 

では、それちょうさんの調査によると、一番広く利用している年層は中学生で、中学生も高校生の中で「ひま部を知っている・使っている」人が多数派らしいです。大学生になると知名度が少し下がるみたいです。高校とともにひま部を「卒業」するという人も少なくないでしょう。

 

ひま部の人気機能「サークル」に関して、過半数が何かしらのサークルには所属しているとのことです。

(出典:https://note.mu/sorechou/n/nbc6404f60e73)

 

その中、一番人気のサークルのタイプは「暇つぶし系」(基本的に他の部員と気楽に話すだけを目的とするサークル)と「アニメ系」「ゲーム系」(文字通り好きなアニメやゲームについて語り合うサークルです)。

 

暇つぶしに、そして友達探し・趣味嗜好のあった人探しに使うユーザーが多いと思われる。他のSNSと違って、どのサークルも基本的に自分と同じぐらいの年齢の人とすぐ会話ができるなので、学生は気楽にコミュニケーションを取り合えます。

それちょうさんの調査では、単純な暇つぶし以外の目的・理由でひま部にハマっている人の声が聞けます。例えば、このような理由でひま部を利用している人もいました:

(出典:https://note.mu/sorechou/n/nbc6404f60e73)

 

ここからは、ひま部の「悩みを相談ができる場・日常生活の支え」という側面が見えてきます。ひま部の運営によるによると、

 

「ひま部の中では、親や先生など身近な大人に言えない様々な悩みや心配事が交わされることがあります。人間関係、病気、進路、中退や不登校など、10代だけでは解決できないような深刻な相談がアプリ上で行われます。」

(出典:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/nanameue/press_releases/2019-09-09.pdf)

 

その「相談ができる場」という側面を強化するために、ひま部は通信高校生をサポートするNPO法人D×Pと連携して、アプリ内に公式の悩み相談室を設置したと、2019年9月9日に発表されていました。

 

https://www.dreamnews.jp/press/0000201280/

 

相談室が設置されて二日後に参加者70人以上、コメント160以上あって、徐々に伸びつつあります。D×Pの教育のプロは勿論、ひま部員同士も慰めあっている状態も見られます。

 

 

この連携企画に関してひま部の運営は以下の通り述べています:

 

「ひま部は全国の学生の居場所としてこれまで四年間運営されてきました。従来の学校では、たまたま住む場所が近かった30人ほどの生徒がクラスに集められ、何年も共同生活をしなくてはなりません。そうした閉ざされた空間で悩みを抱えて、潰れてしまうことは少なくありません。今回はDxPさんと共同で悩み相談サークルを運営する機会をいただき、相談を通じて学生の悩みが軽減され、将来が明るくなるようサポートしていきます。」

 

これからも、学生達の生活を支える存在を目指す意を明らかにしています。

 

ひま部の信念についてもっと知りたい方は以下の資料を参考にできます:

 

「保護者の皆様に知っていただきたいこと」

https://nanameue.jp/files/user-safety-pc.pdf

「ひま部員のみなさまへ」

https://nanameue.jp/files/letter-for-user-pc.pdf