ANAは2025年12月1日から5年ぶりに香港to東京深夜便の運行再開した。ならば乗らない手はない。と思っていた。
そんな矢先、プラチナステータスになった。
ならば、ANA深夜便でエコノミークラスを試すしかない。
<香港内では多分話題に。日本旅行の選択肢が増えたわけだ。>
今回は、修行解脱した最初のANA便サービス所感と深夜便比較だ。
とりあえずSFC修行解脱
2025年春、香港をベースにしながらLSでプラチナに到達することを目標にSFC修行をしてみようと急に思い立った。
だが、香港・日本間のANA便にほぼ限定したSFC修行は困難を極めた。東京から沖縄までANA便であとは香港エキスプレスだの、PP単価は全く良くない(30円~@PP)けどPP数を稼ぎたいためだけにビジネスクラスを使う、などの涙ぐましい努力をした。
それなのに、予定より多くのANA便(東京香港間以外の便)に乗ることになってしまい、11月には既にANA便だけで50,000PPを、ANAカード利用額は優に500万円を超えた。つまり、LSで夢にすら思っていなかったダイヤモンドステータスが来年度確定した。
楽しみを一気に全て得てしまった感があり、調子抜けではある。
むしろ、ブロンズステータスに到達したときのほうが嬉しかったかもしれない。社会人なり立ての30年近く前にも一度ブロンズになった。あの時は、国内線30回でブロンズになった記憶かある。毎週日帰り福岡とそれ以外も飛行機での出張があり、半分はJAL便を利用していた中、ANAでブロンズになった。
でも、国内線を乗っているだけだととてもプラチナなんて到達しないと思っていた。
その時と同じブロンズステータスになったのは、若かりし頃を思い出すには十分な機会だった。
このブログはそのSFC修行の備忘録を想定していたのだが、半分は余計な話を書いて修行話が遅々として進んでいない。
今までの時系列を意識したブログ記事の記載順を無視して、直近のプラチナステータスでの初体験を恥ずかしい本音を交えて書いていこう。
ANA深夜便
ANA香港to羽田の深夜便。
12月再開を聞き、12月最初の週には必要もないのに乗っている物好きっぷりは、我ながらよくやるなと思う。
<深夜0:05に出発。LCCではないので、ゲートは出国ゲートから遠くはない。>
チケットを取っていてふと気になった。この運航はなぜかAirJAPANではなく普通のANAらしい。
素人にはその辺の事情はよくわからないが、いつもAirJAPANの人がさばいている路線で純粋なANAの人がどうさばいていくのか、その違いは確認したい。先日乗ったAirJAPANのバンコクto成田便との快適さの違いも気になるところだ。
更に、プラチナが普通のエコノミーの時とどう違う扱いになるのかも楽しみの一つである。
香港空港
夜の9時頃香港空港に到着した、もう少し早く到着する予定たったので、出発3時間前からしか開かないチェックインカウンターは使えないと思っていたが、空港に着いた時には既に出発前3時間切っていた。なので、カウンターでチェックイン。
今回はエコノミーのチケットだが、ビジネスクラスカウンターの列に向かう。
看板にはビジネスクラスと記載されている下にプラチナとも書いてあるので、ここ使っていいんだよなと小心者丸出しで恐る恐る列に並ぶ。(ANAのゴールドカードですらビジネスクラスカウンター使えるので、別になんてことはない話なのだが)
受付はごく普通。特に変な顔もされないし、ビジネスクラスのチケットでチェックインしたときの対応と変わらない。ラウンジの説明も同じだ。
さっさと出国手続きをして、いつものプライオリティパスで使えるレストランで食事。
せっかくだからプライオリティパスでは使えないスターアライアンス航空会社系ラウンジへ。
最初はビジネスクラスに乗るときによく使うシンガポール航空のラウンジに向かったが、なんと改修中で閉鎖。じゃあという事で、ユナイテッド航空のラウンジに。
<シンガポール航空シルバークリスラウンジの入り口には工事中で使えないとの看板が>
ボーディングパスにはラウンジが使える旨とプラチナの略語とスターアライアンスゴールドを意味するGも書いてあるけど、それで通じるのかな?と思いながら、受付でボーディングパスを見せる。
いつもありがとうございます的なことを言われて終了。ビジネスクラスのチケットの時と扱いは同じだ。
<ユナイテッドクラブのエッグタルトは結構イケる>
搭乗時間が近づいてきたのでゲート向かう。ボーディングはビジネスクラスと同じグループ2。このグループ2はビジネスクラスの時はあまり何も感じなかったが、エコノミークラスなのに並ばなくても先に入れる、という優待は思っていたよりよい。先に入ると自身の荷物準備(PCや充電器をカバンから出したりとか)が、殆ど誰もいない状態でできる。これは地味にありがたい。
チェックインカウンター、ラウンジ、そしボーディングの順番。SFCを取るメリットを実感するとともに、エコノミーの安チケットの貧乏人がこのようなサービスしてもらっていいの?と少しこそばゆい気になったのも確か。
一方で悩ましいのが、ビジネスクラスと同じサービスを受けられるため、ビジネスクラスのチケットの魅力が半減してしまうと感じることだ。
SFCエコノミークラスとビジネスクラスの違いは、飛行機に乗っている最中だけ。プライベートでのビジネスクラス利用者には不本意かもしれない。(こういう発想になるのは、ケツ穴の小さいやつだけかな)
深夜便乗り比べ ANA編
そして、今回のフライト、もう一つの楽しみが香港to東京深夜便乗り比べだ。
今年、香港エキスプレス航空3回、キャセイパシフィック航空2回、そして少し毛色が違うがAirJAPAN(バンコクto東京)で中距離・4時間程度の飛行時間の深夜便の良さ悪さを乗り比べてきた。
長距離便とは違い短距離での深夜便は夜まで現地で活動しながらも、翌日は移動先で朝から一日フルで時間を活用できるメリットがある。昼間の便だとたかが4時間のフライトでも、結局一日つぶれる。それに比べるとなんとも都合の良いフライトだろう。
一方で、たかが4時間、眠れそうで眠れない飛行時間で疲れがたまる。若い人なら耐えられるが、おっさんには厳しいものがある。キツイからもう深夜便は嫌だと言いつつ、かつ、別に深夜便でなくてもスケジュール的にどうにでもなるのに、また乗ってみたくなるのは性癖なのだろうか。
今回のANA深夜便・NH814は、出発時間は0:05と悪くない。到着時間は4:55am。少し早いけど、電車の始発後なのでどうにかなる。
びっくりするのだが、エコノミー・ビジネスともほぼ満席。中国人は日本に行くなと政府から言われているのになんでこんなにいるのかな。
三席のシートの窓側を取ったが、隣はデブなおっさん。通路側はキレイな30代のお姉さん。こんな小汚いてデブなおっさん二人の隣は嫌だろうなと思いながらも、逆に真ん中の席でおっさんに挟まれる状態じゃなくてよかったねと心でつぶやく。
機内食は通常の重いやつだととても食べられそうになかったので、試しに「消化の良い食事」を事前に選んでいる。しかし、深夜1時頃に食事などするより、寝ておきたい。
離陸後さっさとマスクと目隠しをして眠りにつく…いや、眠れない。
CAのサービスの音、後ろの席のテーブルを出したり閉まったりする振動、食べ物の臭い、ノイズリダクションのイヤホンはしているものの、とても眠れない。そして隣がデブのおっさんのせいで、席が狭い。デブ同士相手も同じよう感じているのだろうけど、とても不快だ。
それても少しまどろんでいると、静かになってきた。そっと目隠しを外すとまだ明るい。CAさんが食事の片づけをしていた。
結局、何もサービスがないLCCの方が眠れる。
香港エキスプレスは座席はリクライニング機能ナシだが、ANAにしたって後ろの人のことを考えると、シートのリクライニングは使えない。(使うと気になって仕方ない小心者なので、使う気になれない。後ろの人に声かければいいかもしれないが、子汚いおっさんに声を掛けられる側がかわいそうでそれもできない。)
それらを総合して考えると、LCC>FSCとなる。
AirJAPANが深夜便を出していたら、それが一番良い気がする。つまり、AirJAPANが就航していればと仮定すると、4時間程度の深夜便の場合、ビジネスクラスを加えて考えても、MCL>LCC>FSCの順となろう。
少しでも横になりたいからビジネスクラス一択という人の方が多い気はするが、クレイドル座席で隣がうるさい人だと、不快でストレスがたまる。エコノミーなら諦められる。
実際、ビジネスクラスのフルフラットも試したが、この短時間だと逆に寝不足感に襲われる結果になった。(そりゃ、同じ値段ならビジネスクラスの方がいいに決まっている。だが、高いお金払ってビジネスクラスなのにストレスフルフライトなら、エコノミークラスで、達観してすべての不快を受け入れる方が精神的にはよい。。。)
とにかく、とりあえず目を閉じておこうと再度目隠しをしてまどろむ。
眠りについたかつかないかでまた目が覚めて、外を見る。まだ暗い。座席前のディスプレイを付けると、離陸して2時間と少し経過していた。だが、もう九州に入っている。あれ、早くないか?
到着予定はあと1時間弱。結局3時間11分のフライトだった。こんな早く着くものなのかと驚く。
外をみていたらCAさんがすかさず食事はどうするかと聞いてきたので、せっかくだからいただいた。「消化の良い食事」は果物と野菜、そしてメインは鳥のささ身だった。確かに消化に良いけど、深夜3時に食べる気もなれず、メインはほぼ残してしまった。果物はしなびてなくておいしかった。

<いらないなら不要と言え、は正論だが、、、でも、このフライトのデフォルトでは午前3時に食べることになる。普通のひとは、そんな時間にこんなもの食うのか? >

<同じ路線のキャセイの深夜便デフォルト食事。これを午前2時に配るのに躊躇ないのもすごい気がしないか?当然着陸直前に欲しいといえはしてくれるけど、午前4時に食べることになる。>
あと30分で着陸態勢に入るので、ささっと食べた。その後、ちょっとぼーっとしてたらもう着陸。時刻は、午前4時30分。
手荷物もエコノミーなのにプライオリティタグが付いているメリットを感じながら5時前には、ランドサイドに足を踏み入れた。
さすがに早すぎ。到着ラウンジも開いていない。プラチナステータスだとTIATのシャワー室(24時間営業)が無料で使えるので、それを利用することにした。
<清潔さ、シャワーの水圧も問題ない。スリッパないのは残念だけど。>
羽田空港第2TのTIATのシャワー室は、シドニーのカンタス航空ビジネスクラスラウンジのシャワー室は言うまでもない(汚すぎる)が、バンコクのプライオリティパスで使えるラウンジのシャワー室(汚くはないが、備え付けのアメニティが貧弱)よりもキイ。
有料でも使えるので、いつか使ってみたいと思っていたが、プラチナでタダになるのはありがたい。
結論
プラチナステータス(SFC)がエコノミークラスのチケットでどれだけ優遇されるのかを実感する目的の旅。
実際、実感した。大変ありがたいと感じるとともに、何か貧乏人が無理して提供してくれた優遇を無邪気にエンジョイしているような、こそばゆい気持ちになる。小心者には慣れるまで時間がかかりそうだ。
そんなことを言いながら、今度は、スターアライアンスの他の航空会社でプラチナステータス(スターアライアンスゴールド)のメリットを試してみようと、AIR CHINAで香港to北京to東京の便をエコノミーで予約してみた。
北京にいくのは25年以上ぶり。大学の卒業旅行で現地の友達に会いに行ったときが最後なので、果たして、街がどんなになっているのか楽しみでもある。





































