今年もトレイルライダーのハイキングボランティアが始まりました。例年5月末から8月末まで行われており、期間が68月の3ヶ月なのは、ここバンクーバーで一番雨の少ないシーズンだからです。



今回、529日に行った場所は、カナダのバンクーバーの北隣にあるノースバンクーバーの「リーンキャニオン 」でここにはつり橋がります。



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今回のハイカー(トレイルライダーに乗る人)は1名、シェルパ(トレイライダーを操作するボランティア)は10名で、シェルパが多め。急な斜面は6人でかついで、4名は横で待機しながら歩き、皆で交代しながら操作します。ハイキング開始!いきなり、今日のハイライトであるつり橋へ向かいます。6名のシェルパでトレイルライダーを持ち上げて階段を降り、つり橋の手前で待機。このつり橋は、全長48mで高さは約50mあります。もちろん、つり橋ですから結構ゆれます。




なぜ?待機なのかと言いますと、このつり橋は幅がトレイルライダー1台分の幅しかないため、一時的に橋の上に誰もいない状態にする必要があります。BCMOSのコーディネーターのトッドが他のハイカーの方にお願いして、橋の両側でトレイルだーが渡りきるのを待ってもらいます。





つり橋の上は不安定なので、ショルパは経験のある私を含めて3名(前が私で、後ろが2名)でGO!ある程度ゆれましたが、無事通過。ハイカーも大喜び!!つり橋の両端で待って頂いた他のハイカーの方に感謝です。本当なら私が操作している写真を載せたかったのですが、操作している私は両手がふさがって写真が撮れませんので、BCMOSのポスターの写真で雰囲気を味わってください。この公園のホームページ(英語) でもつり橋の様子がわかりますよ。


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つり橋を無事通過して、トレイルを登りながらライスレイクに向かいます。この小さな湖(日本で言えば池ですけど)はファミリーフィッシングで有名で当日もファミリーでにぎわっていました。ここでランチ。写真はフィッシング用の浮き桟橋でのんびりしているところです。



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このあとライスレイクを20分ほどで1週して、つり橋の方へ戻ります。帰りはつり橋の前に、30フィートプールと呼ばれている川の淀みに向かいます。このコースは、階段、木の根、岩が多く、半分以上は6名でトレイルライダーを持ち上げて行きました。皆で汗をかきかきついた先はとってもきれいな川。天気も良くとてもさわやかでした。私にはちょうどいい気温だったのですが、ど~もカナディアンには結構暑かったらしく、シェルパ2名がいきなり川にドボン!水は結構冷たいのですが、さすがカナディアン寒さには強いです。私は真似しません。。。



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帰りのつり橋も無事渡って、本日のハイキングは終了。



今日のハイキングボランティアで特に感じたことは、チームワークの大切さです。もちろん、いつもチームワークは大切なのですが、つり橋を渡っているときに強く感じました。操作する者、橋の両側で他のハイカーの方たちにお願いして渡るのを待ってもらう者。そして、トレイルライダーに乗っているハイカー自身もただ乗っているだけではなく、「よ~し、行こう」「うわー、すごい眺め」「もうちょっと」「ありがとう」とシェルパに声を掛け続けます。全員で楽しむのがハイキングということを改めて感じました。




次回のハイキングボランティアを楽しみにしています。