お久しぶりです。
そろそろセンター対策、始めてますか?笑

今日は、今の時期の二次の社会科科目について書きたいと思います(今日は全体的にちょっと硬めです)。

とはいえ、僕は世界史選択だったのでそれを例にとって書くので、他の教科を受験する人も自分の教科との共通点を探して読んでみてください。

まず、過去問は解いてますか?
多分ずっと前から僕のブログ読んでくれてる人はわかってると思うんですが、僕の受験時代の方針はズバリ「過去問徹底主義」でした。

そこらへんのチープな問題集特ぐらいなら、過去問。
だって、過去問を解くことで、その科目の傾向が身をもってつかめるだけではなく、焼き直しが多い一橋の問題において、できるだけの多くの過去問を解くことほど、有意義なものはないと考えたからです。
これは、世界史だけでなくてほとんどの教科に言えたことだと思います。世界史のほかには、特に数学ね。

別に過去問解かない人が落ちるなんて言ってないです。入学当初の話や、黄本を見る限り、塾の先生が用意してくれたオリジナル問題が載ったテキストだけやってたら受かるよ、っていう人もいました。それも素晴らしいと思います。
ひとつの受験の戦い方として、僕みたいな立場の人がいた、ぐらいに思ってください。

やはりそれでも、過去問を解くことは大事です。先のような人も、過去問を全く解かなかった、ということはなかったでしょう。

ってなわけで簡単に、今の次期、どう世界史の過去問に立ち向かっていったらいいのか、ということを書きたいと思います。
別にそんなたいしたことはないんですけどね。笑

まず、

①問題を読む
当たり前。
②何を書かなければいけないのか。出題者の要求はなにか。死ぬほど考える。
ここが大事。すぐ書かない。だっていくら正しい史実を書いても、問題に即していなかったらなんも意味がない。
第2次世界大戦のこと聞かれてるのに「アウストラロピテクスは…」って書くアホいないでしょう?
でもふたを開けてみると、アウストラロピテクスと大差ない「とんちんかん解答」を書く人がいるんです(昔も僕はそうでした)。
ここでよ~く悩むこと。
③書くべきことを、箇条書きにしてみる。そして、文章にしなくていいから簡単な流れ図にする。
最初にこのこと書いて、次これ書いて…って風にね。
文章にしてる暇があったら次のステップにいきなさい。
④教科書をおもむろに取り出す。
これが一番大事。この時期は、教科書みていいんです。ってか、みろ。教科書見ても解けない問題が「論述問題」。
だって答えが書いてあるわけじゃないから。教科書見てかける問題、それはただの「記述問題」。いい。
ってか、最初はいくら教科書見て書いても絶対完璧な答えかけませんから(そもそも、何が「正しい」、「完璧」な答えなのかと言われたら何も言えませんが…)。
で、教科書見て、これは書くべきだな、って内容を、今まで書いたメモに書き足す。このとき、青ペンとかで書き足すと、どこまでが自分で思い出せて、
どこから教科書に頼ったかわかりやすくなるので、まぁ気に入った人はやってみてください。

⑤それをもとに必ず文章にする。
書かないとできるようになりません。書きなさい。笑
僕は本当、今まで何問論述問題を書いてきたかわかりません笑。

⑥答えと見比べるor添削してもらう
先生に添削してもらうときは、先生と直接話すこと。
ってかまず、先生にケチつけられたら「いや、自分はこう考えたからこういうこと書いたんです!!」
って主張できるぐらい、よ~く考えて書く事。先生とタイマンはるぐらいの感じで。
そんぐらい自分で考えんとできるようにならん。
たとえ丸暗記で受かっても、うーん。受かったあと大変だと思うよ。
社会科学としての「社会科」を考えたときに、それが正しいかといったら、俺は絶対「NO」といいます。

全体の流れとしてはこんな感じですか。

あとは、なぜ教科書を見てやるか。これを説明しなきゃね。
大きな理由は、今の次期過去問を解くことの「目的」にあります。
もし、今が入試一週間前だったら、過去問を教科書使って書くべきではないかもしれません。
なぜなら、そのときの目的は、入試本番の制限時間内で、どれだけ自分のベストの解答がかけるかという練習のため、だからです。
だけど、今過去問(ってかすべての論述問題かな)を解く目的ってのは、その論述問題を解くことによって論述問題における正しい考え方を学んだり、新しい知識を得たり、知識を論述用に整理したりすることです。
実際、論述問題を解く過程で教科書見ると、めっちゃ教科書読み込みます。まぁ普段から読み込んでましたが。
で、すげー考えながら読むんで、なかなか忘れないんです、そのときやった問題に関わった知識ってのは。
そういう意図もあるんです。
今論述問題をやる目的は、時間内に解けるようになるため、ではなりません。
自らの論述力を上げるためです。
そのことを勘違いしないように。
できるだけ多くの過去問、論述問題を解いて、問題のストック、論述に関わる「知識」を貯めてください。
最終的に僕がなにも見ないで過去問、論述問題、本番の問題を解いたときはいつも、「この問題は何年の問題に似てるかな」ってのを考えてときました。
まるまる似てることはあまりないかもしれませんが、「あぁ、この問題、内容は全然関係ないけど、あのときのあの問題の『論旨の流れ』という点では全く一緒だな」とか。
単純に「あの問題でやったこととあの問題でやったことをハイブリッドして自分でちょっと付け足せばできるじゃん」とか、って風に考えながらやってました。

教科書見ていいんです。どれだけ、完璧に「征服」した過去問を増やせるか。そして、その「リサイクル」の仕方を身につける。
この2点が、二次における社会科科目と戦える一つの方策ではないかと、僕は考えます。

何度も言いますが、あくまでこれが「絶対」というものではありません。受験生それぞれ十人十色の戦略があるでしょう。
その一つとして、参考になればと思います。

本当はもっと別のテーマで書きたいこと、個人的に書きたいこと、色々あるんだけど、やっぱり時間ってのは惜しい。足りないね。

今日はここでおわり。