本日は朝から
とっても有意義な時間を過ごすことが出来、
すごく楽しい一日でした(^-^)✨
昨日のヘアアレンジより、
嬉しいご質問を賜りました(^-^)✨
ご本人にも了承を得ましたので、
その内容をご紹介させて頂きます🌸
”今年は浴衣を着ようと思いましたが、
どんな簪(かんざし)やヘアアクセサリーを
つけたらいいですか??”
とのこと(*゚ー゚*)
ちなみに、普段はどのようなヘアアクセサリーをお使いですか??
とお伺いすると、
あまり普段は使わないと仰っていました。
でも、せっかく浴衣を着てお出かけするので
普段と雰囲気を変えてみたいと✨✨(*^_^*)
素晴らしいですね(*゚ー゚*)✨
いつもの自分も良いですが、
また少し違った自分を発見出来るのも
浴衣を着る楽しさのひとつでもあります!
では、本日は浴衣に合う簪(かんざし)や
ヘアアクセサリーをご紹介致します(*vωv)
着物や帯には格が存在します。
大まかに分けると
振袖、留袖、色留袖、訪問着は、
すべて「礼装用」。
結婚式やパーティーなど
格式のある場所に着ていく着物になります。
これら礼装用に合わせる帯も
「袋帯(袋帯)」と呼ばれる帯で、
金や銀などを使った帯を同格として合わせていきます。
(中には、洒落物に合わせる袋帯もありますが…)
それに対して、
浴衣は夏場のカジュアルとして着るものですので、
帯も半巾帯、もしくは夏の八寸名古屋帯を
合わせます。
となると、
先日、お話致しましたように
当然、小物やヘアアクセサリーなども
同格に合わせなくてはなりません。
では、どのような合わせるのか……
今からご紹介させて頂きます(*^_^*)
下の画像は
本物の鼈甲(べっこう)を使った簪(かんざし)です。
鼈甲の簪にも実は格が存在します。
白鼈甲は、礼装用として。
黒鼈甲は、形やデザインにもよりますが
普段使いとしてもお使い頂けます。
斑入りの鼈甲は、普段使いとなります。
また季節によっても素材が変えて楽しみます。
赤珊瑚や鼈甲、漆塗り、蒔絵は秋・冬、
翡翠は夏。
私の場合、
夏の着物に合わせる簪には、
シルバーやパール、トンボ玉などのガラスのものを合わせます🌸
浴衣はカジュアルなので、
白鼈甲のようなフォーマル感が強いものや、
デザインも松竹梅や鶴亀、鳳凰など、吉祥紋様(祝意を表す伝統的な柄)は相応しくありません。
浴衣に金糸・銀糸が入った袋帯を
合わせないのと同じことです。
ですので、簪を使ってみたい場合には
トンボ玉やベネチアングラスなどを使った「玉簪」が合います。
ガラス素材があることで、とっても涼しげで
尚且つ、様々な種類があるので自分の好みに合わせてお楽しみ頂けるのも玉簪の良い所です(*゚ー゚*)
ちなみに、この「玉簪」にまつわる余談なんですが…(^_^;)💦笑
実は玉簪を挿す位置は、
右側が正しいとされています。
殺陣師の先生から教わったことなんですが、
江戸時代では、女性の人口が少なく、
女性は1人で歩いていると、すぐ襲われちゃったりしたそう……
そういうとき、簪は身を守る武器になったの!
そうすると、右手でさっと抜けるように
玉簪は右に挿すわけなんです。
必殺仕事人のテーマ曲が
聞こえてきたのは私だけ??(^_^;)💦笑
御殿女中の帯結びも、
おでかけしないときは右矢の字だけれど、
外出時は武器を扱いやすいように左矢の字になるのだそうで、
簪も帯も歌舞伎のときに観察していると、
実際そのとおりなんです。
歌舞伎を見るときに
注意して見てみてください(*^_^*)
ただし、玉簪を髪にさすときの注意として、
櫛が1本のものや2本のものがあり、
そのままさすとズルズル落ちる……
ことが多いので、
そんな時には髪を縫うようにしてさすのが
ポイントです(*^_^*)
これをすると、きっちりとまりますが
それでも止まらない場合は
簪の先にゴムをつけると良いですよ🌟
簪でなくっても、
お洋服用のヘアアクセサリーを合わせても
綺麗に仕上がりますよ(*゚ー゚*)✨
私の私物ですが…💦
涼しげな色のリボンやキラキラとした
スワロフスキーなどのビジューがついたバレッタ、
小さく綺麗なビジューピンを
いくつか合わせるのも素敵ですよ(*^_^*)
浴衣の色合いに合わせて、
お楽しみ頂けるので
そう考えるとコーディネートの幅が広がって
ますます浴衣を着てお出かけするのが
楽しみになりますよp(*^-^*)q✨
”こういう場所には
どんなヘアメイクがいいか”
”時短ヘアメイクが知りたい”
”こういう場所にはどんな着物がいいの?”
などなど♪♪♪
いつでも疑問解決のお手伝いをさせて頂きますp(*^-^*)q
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