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さて、今回は過去の自分の失敗から、お伝えします。

チャンスはチャンスとちゃう、のです。

英作文を練習している時、こういうお題がありました。

”学生は在学中に職業体験をすべきか？”

私はYESの立場で、”学生さんに職業体験の機会をもっと与えるべきです”　と書きました。

でも、その時に　”chance”　と書いたら、”opportunity”　が正解と訂正されたのです。

日本人の頭の中では、え？チャンスでええやん。と思うでしょう。

あなたも、そう思いませんでした？

それは、Japanese Englishです

英語話者からすると、chance は偶然性のものなので、この場合はopportunity、となるのです。

使い分けをAIに聞いてみました。

"Chance" と "opportunity" は似た意味を持つ単語ですが、使い方には違いがあります。それぞれの使い分けを簡単に説明します。

### Chance
"Chance" は偶然性や不確実性を伴う機会を指します。運や偶然によるものが多く、予期せぬ出来事やランダムな機会を示します。

**例文:**
- I got a chance to meet a famous actor.（有名な俳優に会う機会が偶然ありました。）
- There's a good chance it will rain tomorrow.（明日雨が降る可能性が高いです。）

### Opportunity
"Opportunity" は計画的で、準備や努力が必要な機会を指します。通常は、何かを達成するための好都合な状況や条件を示します。

**例文:**
- This job offers a great opportunity for career advancement.（この仕事はキャリアの向上に絶好の機会を提供します。）
- Studying abroad is a wonderful opportunity to learn about different cultures.（留学は異文化を学ぶ素晴らしい機会です。）

### まとめ
- **Chance**: 偶然性や不確実性のある機会。運や予期せぬ出来事に関連する。
- **Opportunity**: 計画的で努力が必要な機会。達成のための好都合な状況や条件に関連する。

このように使い分けることで、適切な状況でそれぞれの単語を使用できます。

言葉は使わないと覚えない、というのはホントです。

そして、もし間違えたら、それはレベルアップするチャンス！と思いましょう。

さて、この時はどっち？

”将来、イギリスに行くチャンスがあったら、大英博物館へ行きたい！”

正解：

偶然性をともなうので、

”If I have a chance to go to England in the future, I would like to visit the British Museum!"　　となります。

日英通訳＆英語コーチの片桐美穂子先生　のstandfmプログラムにゲスト出演しました。

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