今日はおやすみでした。

土曜日が半日なので、調整の休みが平日に入ります。

私にとって、今日が休みだったのはたいへんありがたい事でした。

腕、腰、大腿などの筋肉痛のためです。

なんで筋肉痛になったのかは、昨日のことを書かなくてはなりません。


10時頃に、Kさんの奥さんが受付にみえました。

Kさんは80代で4週に1度の診察。認知症はありますが、手すりの伝い歩きはできて、

日頃は介護施設のデイサービスを使っています。

奥さんの話では「1週間前から調子が悪くてデイサービスを休んでいる。往診をして欲しい」

という話でした。

診療所では、定期往診はしていますが、臨時の往診は基本的にお断りしています。

たまたまKさんの家が、診療所から50メートルぐらいの距離でしたので、

婦長に受付をお願いして、私が自宅までおじゃましました。


玄関前のきつい階段3段がまず、前途の多難さを感じさせました。

お部屋にお邪魔をして、ベッドに寝ているKさんに「診療所にいきましょう」と声をかけると

不思議そうな顔をしていましたが、奥さんが話しをして何とか了解したようです。

「私の首につかまってください」といって腕を取ったのですが、私のYシャツをつかまえるのが精一杯でした。

伝い歩き用の手すりは、住宅改修でついているのですが、今日は役に立ちそうもありません。


奥さんに頼んで、ベットの下にタオルケットを用意してもらいました。

Kさんを抱き起こして、ベッドの手すりにつかまったりして何とかタオルケットの上に移動。

タオルケットを引っ張って、玄関へ。廊下は板間でしたのでスムーズでした。

玄関に腰掛ける格好に抱き起こし、手すりにつかまり後ろから私が抱えて立ったところに

車椅子を奥さんに持ってきてもらい、移乗。

Kさんに「こわくないから」と声をかけ、何とか階段を降りました。

診療所についた時、汗ビッショリでしたが半分は冷や汗でしょう。


Kさんは、その後診察、点滴となりました。

レントゲンを撮るときも一苦労しましたが、ここでは割愛。


点滴が終わる頃には、Kさんの顔にも少し笑がもどりました。

娘さん夫婦が、午後から来てくれることになって、私が送っていかなくても大丈夫ということで

肩からドッと力が抜けました。


そんなことがあって、今朝から筋肉痛というわけです。
先日一本の電話がかかってきました。

「先日はお世話になりました。今日の午後退院します。」

診療中でしたので、「医師や看護婦にも電話のあったことを伝えます。」と

受話器をおきました。


一週間まえ、今日退院する子が診療所を受診しました。

手足口病でした。

症状はは夏風邪程度。

対症療法のお薬と、ウイルスの病気の注意が医師からあったようです。


夕方の診療の準備をしていると、その子のお母さんから電話がありました。

「先生が言っていた症状に似ているんですが・・・」

電話をすぐ医師に回しました。

確認するように話をして「すぐに大きな病院の救急外来にかかりなさい。」

「K病院に行く?こちらから連絡しておくね。」

電話を置き、K病院に電話を入れていました。


夕方の診察の途中に、K病院からファックスが入りました。

「髄膜炎にて入院としました」とのこと。


診療が終わってから、医師がK病院に電話をしていました。

「よく初期で見つけましたねって言われたけど、お母さんがきちんと看病していただけの話だよ」

たしかに、診療所を出れば自分自身、子どもであれば看病する人の目がとても大事ですね。