引越しは、予想以上にお金と労力がかかる作業です。一人暮らしならまだしも、ファミリータイプのマンションから他のマンションへ引っ越しをする場合は、数十万円単位のお金と、数日間の時間を使わなければ、満足な引越しをすることができません。この点、引越しをなるべく合理的かつ省エネにするためには、引越しの前に見直すべきポイントがあります。

そのポイントとは、すなわち、現在所有している荷物が本当に必要なものかを見極めることです。最近では、断捨離という言葉もかなり定着したように、昨今の日本社会においては、「所有すること」に対する認識が変化していることは明らかです。よく観察してみると、所有する必要はまったくなく、レンタルでいいモノはたくさんあります。

最もやってはいけないことは、レンタルでいいのに無駄に所有し、ずっと使わずに、そのモノにスペースを占有させることです。無駄なモノを持つことによって、余分な部屋が一つ必要になってしまうのは、経済合理性の観点から言っても、愚の骨頂でしょう。

そこで、引越し作業に取り掛かる前には、必ず、家の中にあるモノについて、この機会に処分することができないかを、改めて検討することが重要です。モノを減らすことができれば、引越し自体の費用も低くなる可能性が高くなります。このように、引越しの前に見直すべき上記のポイントを忘れずに、合理的かつ省エネな引越しをしたいものです。