私は看護師をしていますニコニコ

救急病院での経験を経た後、今は医療インバウンドで中国の富裕層の方を主にアンチエイジング治療、がん予防のクリニックに働いています。

 

自分の簡単な略歴です。

 

 私は看護学校卒業後、救急病院で多忙な日々を送り、私の病院は入職した看護師は4年以内で9割は過労働による疲弊や人間関係の悪さで辞めてしまうブラック病院でしたが、8年続けてきました。それはヘリナースになりたい、救急の認定看護師の資格が欲しいといった夢ができたからです。

 

 しかし、激務で体力や精神をいつの間にかすり減らし、夜勤はほぼ仮眠なく24時間働き、日勤は勉強会がある日などは日付が超える日々で夢をかなえたいのに日々の業務だけ、生きていくだけで精一杯でした。

 

 気づいたら、睡眠薬なしでは寝れなくなり、毎日が憂鬱でイライラしていて安定剤を飲まないと仕事していられなくなりました。何か楽しい気持ちになりたいと思い、仕事で体力や精神を使い果たしているので、趣味で発散といった発想はなく早く楽になれる方法を探し、海外輸入でアモバンやマイスリー、デパスを購入していました。

 

結果、デパスに関しては1日3錠までとされてますが、1回10錠で1日に20~30錠内服しないと心が落ち着かない、気分が乗らないといった状態になってしまいました。眠剤も量が増えていき内服しては記憶を失いながら、誰かに支離滅裂なメールを送っていたり、攻撃的になり人に当たったりと人間関係が破たんしかけるぐらい性格的にもおかしくなっていました。

 

薬を海外輸入してから半年でこんな依存状態となってしまいました。

 

 書ききれないことはたくさんありますが、結果的にヘリナースや認定看護師になるために休みの日に院外で救急の研修を受けたりBLSインストラクターになるための勉強をしていましたが、辞めてしまうことになります。

 

 8年務めた病院を辞めて1カ月後に自分で気づいたのが、薬がやめられなくなっており、デパスに関しては内服しなければ人とまもともに目をみれなくなったり、焦燥感にかられ汗がとまらなくなってしまうようになりました。また、元々痩せ気味だったのに数カ月で体重が5㎏落ちており、食欲や消化機能も落ちており摂食障害も疑われました。

 

 自分の生き方を見つめなおして、薬はやっと2年かけて現在、眠薬に至ってはハルシオン・マイスリー・アモバン10錠は最低内服しないと寝れなかったのが今では週2回は眠剤なしで寝れており、内服してもハルシオン2錠のみとなっています。デパスに関しては1日3錠で調子の良い日は1錠まで減薬できています。

 

これはベンゾジアゼピン系の規制がちょうど厳しくなり、海外輸入は禁止になったのとそのあと処方規制がかかったため飲みたくても飲めなくなったといった現状がありますが、その頃は規制をかけるなんて人を自殺まで追い込むつもりかなんて思いましたが、今では規制がかかってくれたおかげで今の自分があると思っています。

 

 救急なので薬物中毒・ODの患者様は毎日といっていいほどみてきたので、自分はまずそんなことするはずないと思っていたのに、過量内服に走るのは人間何かに逃げたい時とんでもないことをしてしまうほど精神のコントロールって難しいんだなと今になっても考えるし、落ち込んだ時のプラスになるようにどう精神のコントロールするかは今でも課題です。

 

ブログのタイトルと関係ない話になってますが、、、略歴のみ失礼しました。