ちょっと時間に余裕があったので、かなり久しぶりにマンガを読みました。
虫と歌
市川 春子
第14回 手塚治虫文化賞「新生賞」受賞作品、だそうです。
勝手な感想など・・・
愛情や生命をテーマに植物や虫をお話しに盛り込んだ独特な雰囲気。
読みきりの短編4話で少し重めの題材でも静かに淡々と語る作品でした。
何となく「蟲師みたいな話しかな(´¬`*) 」とか思って読みはじめたんですが、それともまた違っていて不思議な雰囲気の作品でした。
平凡に思える人間(?)の無力さのようなものを感じつつも、どのお話しもそれぞれの命の尊さを静かに、切実に訴えるお話しでしたね。
4つあるお話しは全く別々のものですが、最後のお話しである「虫と歌」に向け少しずつその重さを増していき、「虫と歌」の最後の数ページで命の重さをズシリと感じさせてくれます。
内容をここで詳しく書いたりはしませんが、この最後の数ページは何度も読むうち息苦しささえ感じるほど。
誰もいなくなってしまった喪失感や罪の意識、逃れられない無力さがあまりに静かに語られていましたね。
個人的に一番のお気に入りは3つ目のお話し「日下兄弟」。
恩返しに3つの願いを叶える健気でかわいい流れ星のお話しです。
最初の形からはとても想像できないほど人間らしくなっていくヒナがかわいい!(´¬`*)
自分の肩と引き換えに自由を夢見た高校球児とあまりに健気で献身的な流れ星との、互いを求めるような切ない兄弟愛のお話しでした。
読後の感想として、なかなかファンタジーな内容であるはずなんですがテーマが普遍的で愛情が感じられるので、特に違和感も感じないまま一気に読みました。
絵も淡白なイメージで、より淡々とした雰囲気を強調していた気がします。
ちょっと読んでみようかー(・∀・)
くらいで読みはじめましたが、思いがけず感じさせてくれる作品でした。
ちょっと書きっぱなし感はありますが、時間があまり無いので今日はこの辺で。
ではではー(・∀・)ノシ


