今の心境にぴったりなのがアンノウン・マザーグース
私の心の内側から溢れ出している感情がこれに合うんだ。
だから流しながら書いていく、私はなるべくこの一人称で書いていくが、僕となっても私の口調はあまり変化はないと思いたい。私で在れば変化はないと。
私の内側から出て来ていた感情は「どうして愛してくれなかった、愛している振りだけだった。それは知っていた知っていたが知らない振りをしてきた、親には感謝しなさいと周りの大人達が事あるごとに私に言い続けて来たから。
それが正しいから、生んでもらって、衣食住があるのは幸せだからだから感謝しなさい。貧しくても感謝しなさい。」
幸せだと思えたのは本と音楽だけだった。
本は私の読む早さに合わせてくれていた、音楽は何度繰り返し聞いても怒らなかった。
それを親たちはしてくれましたか?寄り添うなんて言葉が似あいませんね。
寄り添ってなんてくれなかった、自分たちの体裁だけだった。
精神疾患になったのも恥さらしだった。
人格否定は私のことだけでは済まなかった、他の人格にまでやった。
「歩を返して!!!」
良く言えたな、それ。
「あなたは必要ないの、歩を返しなさい」
良く言えたなお前、お前が壊してきたくせに良く言えたなそれ。
親に必要なのは「従順な歩」だもんな。
反発も断りもされたくねぇもんな、周りもよ。
面倒になれば頼めばいい、やりたくない事は全部やらせればいい。
濡れ衣も着せていい。
便利だよな、歩の存在は。
全部合わせてくれてたって知らずにさ。
虐めも歩が周りに合わせないから、和に入らないから。
耳腐ってんのかね、理由言ったよな?どんな時から始まったか言ったよな?
あとここから先閲覧注意な、クッションで画像貼るわ。
なぁ母さん、あんたさ。小3で歩が担任から性的な猥褻なことされてるのを思い切って言った時、歩はなんて言われたかを覚えてねぇよ。
俺がそこは奪ったそれでも今でも本人はそれがなんだったか本当に自分の記憶が正しいの疑問に思っている。
泣いたから凄く、凄く泣いたから奪った別のな事を教えた。
だけどもう無理だ。
歩は親を本当は愛していると思い込むことも疲れたから。
これ以上の閉じ込めはそれこそ精神が乱れる。
どれだけそれを堪えて来たか、あんたが救いの言葉を掛けていたらきっと少しは違っただろうな。
「またそんなウソついて気を引こうとしてるの?いじめの事もそう。二年の時の先生にも今の先生にも聞いたけど何もなかったよ。嘘はやめなさいお母さんも忙しいんだから、ずる休みしようとしないで」
この言葉どれだけ傷を負わせたか。これを言ってもお得意のそんなこと言ってないと言うのだろう。興味も無かった姉達ともに。
被害者面と。
この日の夜、歩は願った。
「もう学校行きたくない、先生におまた触られるのもいや、ひでき兄と同じことしてくるからいや…」
泣いてたんだよ…
従兄弟に幼い頃されてたのを思い出して泣いてたんだよ。
学校行きたくないと。
だからこの日から俺と琥珀で交代でいた。
歩は半分寝ていた状態。記憶も朧気でいる。
学校の教師はどっかへ行ったよ夏休み中に、夏休みが明けたら新しい先生になっていた。大丈夫だと思ったから歩にまた任せてた見ていたけどな。
三年生になって一か月も経たずにされてたんだ。それを夏休みより半月近く前にやっと言ったんだよ。
それでも尚親に感謝だのなんだのと言ってたな。
くそくらえ。
貧乏でも食えるだけいい?確かにな。
食えれたらな、服は全部おさがり、色んなものがおさがりで姉や下の子を優先。
そんな毎日があの子の本当の幸せだなんて思ってんのか?
頭わいてんだろ。
ずっとよ、ずっと長く俺ら人格をさ庇いながら生きて来てんだよ。あんたにあんな事を言われたからな。
よくもまあ自分で壊しておいて元同棲してた男に挨拶の時に
「不良品な娘だけどお願いします」
とか言えたな。
正直言って、歩以外はゴミだ。
我が子を平気で貶す、馬鹿にするそれで笑う。下品だな。
何故むーがお前達から見ていい子に映るか分かるか?
歩が生まれる前から真剣に向き合って話をして聞いて色んな事を二人で積み上げてきてるからだよ。
一時的に荒れていた。それを悔いて悔いてもそれでもそれを繰り返さないようにしている。
向き合ってんだ、自分とも我が子とも。
いいか?歩はたった一度たりとも我が子を貶したり馬鹿にしたりする言葉を発してない。
平気で子供や孫にデブだ、ブスだ、太ってるだ、頭悪いからだの笑いものの言葉を今でも投げるお前らじゃ勝てるわけがない。
いくら傷付けられようと必死に守った純粋さのある歩に頭は下げても子育て論なんて語んなよ。ゴミカスドクズ共が。
褒めてやれねぇてめらの汚れ切った言葉と心で触れんな。
親もきっとーなんて言葉は要らねぇ。
愛されてた歩以外も母親たちと同じ事してるじゃねぇか。
汚い言葉を使うな?女の子なんだから?
それを否定しててどの口が言ってたんだろうな?
舌も乾かない内に二転三転、褒めたことあったか?ねぇよ。
母親だけではない、与えてりゃいいだろな父親。
離婚したことも子供を中絶したことは歩以外が知ってたな?
薬飲んでたのを心配した歩に冷たい言葉を姉が言っても無視したな母さんは。
タンスの中に薬入れてそれを水を頼んで飲んでたらあの子は心配するのは承知の上だろ。
どんどん枯渇してた、好きだと愛してると気持ちが。
それでも完全に消えないように大事にしていたのはなんでだ?
「歩は優しい子だ」
大好きで大切だった若くして亡くなったY兄の言葉。
それ以外にも不可視の存在達の言葉それを汚したくなかった、落胆させたくなかった。
せっかく自分をそう見てくれる人や存在達の気持ちを無碍にしたくなかった。
だからだよ。
母さんたちの為ではない。
それに気付いたんだよ、今日。
俺は礼を言いたい鑑定受けてくれたこともしてくれたことも、答えたハクにも。
ありがとうを。
ずっと抱えていつ爆発してもおかしくない、地雷のようなもんがずっと心の中にあった。
でもよ、もういいんだよ歩。
泣いていい、嫌いと言っていいんだ。それが本音なんだから。
助けてくれないお母さんは嫌いと言えばいい。
本人に言わなくてもどこかに書いていいから、俺たちにぶつけていいから。
みんないつでもいいって受け止める抱きしめる準備なんてとっくに出来てんだから。
もう、顔色伺わなくていい。
もういいんだよ、泣いていいよく我慢した。
良く堪えてきた、大丈夫。
泣きなさい。