2020年の闘病記を基に綴っています
6/14(日)~6/15(月)
2回の外出訓練が無事に終了し、
残すは外泊訓練×2回のみ

このままいけば今月下旬までには退院できる
んじゃないか・・
との事だったのでこの頃は期待に
満ち溢れた入院生活を送っていた。
でもさすがに外出訓練の翌日は
疲れが残りぐったり

一日中ダラダラ、のんびりベッド上で
過ごして体力の回復に努めた

気持ちでは入院する前みたいに動けると
思っていてもまだまだ身体はついてこない…
当たり前だよね、筋力だってまだ全然戻って
いないし、体力も追いついていない

退院したら少しずつ日常生活を慣らして
いこう!!
でも・・
きっとじっとしていられない私の性格…
せかせか動いちゃうんだろうな~



掃除が苦手…いや、嫌いな旦那さんだから、
家に帰ったらきっとあちこち目について
片付けと掃除をしてしまうだろう……
無理し過ぎないようにしなくちゃな~

と、身体は休めながら帰ってからの生活を
考えて過ごしていた。
6/16(火)
今日は嫌いなCPX(心肺運動負荷試験)という
検査の日・・朝から憂鬱

2年前(2018年)に急性心筋炎になった
時、退院後の心臓リハビリで何回か
やった事がある検査。
徐々に負荷の上がる自転車を呼吸もしくは
足の限界がくるまでひたすら漕がなければ
いけないのが辛くて辛くて

息できなくてしばらく動けなかった
記憶しかない
本当に嫌い


前に循環器内科の先生に
「やらなくても大丈夫ですよ~」って
言ってみたら、「そうですね~」
なんてニコッと笑いながら流され…?
このままやらずに退院できるかも~

なんて思っていたら…検査前日に予約が
入っている事を知らされた
あぅっ

憂鬱な気持ちで過ごし昼食を食べ…
15時過ぎに呼ばれ、重~い足取りで
検査室へ向かった

CPXとは
心電図や血圧計、パルスオキシメーター、
呼気ガス分析のためのマスクを装着し
エルゴメーターという自転車を漕ぎ運動中の
酸素濃度、二酸化炭素濃度、換気量を
リアルタイムに計測し心臓・肺・骨格筋の
総合的な機能を評価して患者の運動耐容能
(どのくらいの運動に耐えられるかの限界)を
評価する検査。
検査室についてすぐに色々と装着され…
覚悟をきめて←大袈裟
でもそれくらい嫌い


検査スタート
はじめは漕がずに安静→数分後から一定の
低負荷で漕ぐ→さらに数分後~徐々に
負荷が上昇していく。
上昇するにつれ息も上がり足も疲れてくる。
ひたすら限界まで一生懸命
漕ぐ!

ピッピッピッとメトロノームの音に合わせて
リズムよく漕ぐのだけれど、限界がくると
そのリズムに合わせて漕ぐことができなく
なる。
検査中、発声してはいけないので手を挙げて
異常や限界を知らせる。
2年前に実施した時は呼吸が先に限界きて
苦しくて苦しくて〝酸素吸入して下さい~〞
と言いたくなる程なのに、声も出せない…
くらい辛かったんだけれど…
まだまだこんなんもんじゃないはず!
と思いながら漕いでいたら、
今回は息が上がるよりも先に足の方の限界が
あっけなくきてしまった

想像していたよりも早く終わったので
呼吸苦はほとんどなかった

まぁ私の今の体力&筋力は
こんなもんなんだろーな

終了後、足取り軽く病室へ←単純なんです

後から聞いた検査の結果、
私のMETS(メッツ)は2.0程

ストレッチや普通の歩行よりも少ない
運動量

退院してからウォーキングや筋トレして
頑張って筋力も体力も上げていかないと
な~

でも!
とりあえず嫌いな検査が終わって万歳🎉
なんといっても明日はいよいよ外泊訓練

持っていくものを大まかに準備して、
あとは明日起きてから詰めよう

その日は早めに就寝したのでした
