2020年の闘病記を基に綴っています
4/21
---術後12日目---
術後5㎎で再開されたプレドニンは
この日から2.5㎎に減量になった。
少しずつ食事も入るようになってきて、
沢山あった術後の症状も軽減していたという
タイミングでこの日、突然やってきた症状
それは・・


この日の午前中、身体が鉛のように重くなり
悪寒が出現して38.7度の発熱。
熱が上昇すると共に全身に言いようもない
疼痛が出現

身体中あちこちに重怠い鈍痛?地味に辛くて
顔をしかめるような痛みだった

すぐに採血・血培・尿培・Bx-p・CTなどの
検査を行ってくれた。
術後の炎症(CRP)は高値だったも下降傾向で
Bx-pでは肺炎像や明らかな異常は見られず。
CTの結果、胸部に空気が貯留している⇨
術後少なからずあるものの多め。
感染症が悪さをすると多く貯留する場合が
あり、それに効く抗生剤を開始するとの事。
抗生剤を開始して様子みていたけど、
その後も一向に下がる気配はなく
連日のように高熱が続くことに・・
熱の記録⇩
4/21 38.7プレドニン5㎎→2.5㎎へ減量
4/22 38.7
4/23 38.7
4/24 37.6
4/25 38.2×2
4/26 38.2
4/27 38.1
疼痛も続いていて、
強い時もあれば軽めな日もあった。
左肩~周囲の痛みが特に酷くて何か悪いもの
があるんじゃないかと疑う程だった

血培と尿倍の結果は特に問題なし。
原因が分からないままだったけれど、
術後の経過日数が経っているため
VAD(HM3)の講義が始まる事になった。
(※転院予定も、私だけでもできる事は
しておいた方がいいとのことで)
▪4/23---術後2週間---
午前中にVAD講義①回目
昼食を摂る頃に悪寒→38.7℃
午後に②回目を予定していたも中止。
▪4/24
あまりにも熱が続くため、
発熱前に解熱剤のアセトアミノフェンを
服用し予防する作戦が始まった!
解熱剤は頓用で自己管理し、
発熱することが多い昼前後に自覚症状を
みながら服用するというもの。
朝食後に服用して、日中は出ても37.6℃

②回目の講習を受けてはいなかったけど、
この日予定していた③回目の講義は
無事に受ける事ができた



そして体外式VAD抜去後に入れられていた
VACがこの日で2週間経ち肉芽形成も良好!
という事で外科Dr.回診時ナートする事に。
でも装着して1週間過ぎた辺りから痛みが
出始めて、日に日に強くなっていた。
そんな中での処置・・
VAC部分のテープを剥がすだけで激痛

早めに局麻をしてくれたのはいいけど・・
刺すだけで震える程の痛み

キシロカイン注入したらさらに激痛



なので局麻もう1本追加してようやく
ナートしてもらう事ができた。
これでドライブライン以外のルートは
全て抜けた!
ちょっとだけ身軽になって心も軽くなった!
高熱もでなかったし、VACもとれたから
このまま熱も落ち着くかも!
なんて思っていたんだけど・・
▪翌日の4/25
解熱剤を飲んでも38度台×2・・



▪4/26
午前中に解熱剤服用し発熱なし。
15時~悪寒が出現→38.2℃
20時頃に解熱剤服用

前日に引き続き1日で2回の解熱剤

原因不明で連日の発熱が止まらない

植込み後は時間の経過と共に落ち着いて
順調に回復して転院に向かって進んで行くと
思っていたのに、全然違ってた

このまま熱は落ちつくんだろうか・・
転院の話は進むんだろうか・・
転院&退院できなかったらどうしよう・・
もしかしてまた心筋炎の再燃・・??
なんて不安に襲われていて、
いい加減悪さしないで熱も炎症も下げて!
早く家に帰らせて!!
と闘病日記📔に思いをぶつけていた。
▪4/27
起床時から左肩痛・・
午前中に解熱剤飲んで日中37.7℃だったも
夜やっぱり上がって38.1℃
はぁ~~

いつまでこんな日々が続くんだろうか・・
終わりの見えない熱に嫌気がさしていた

でもこの日の夜、
一筋の光が見えることに

S先生が病室へ来て伝えてくれたこと、、
「明日からプレドニン10㎎へ増やします」
と



熱が出だした日からプレドニン2.5㎎へ
減量になっていたのにまた増える!?
しかも一気に10mg!?



その後、先生から言われた説明で
思ってもみなかった熱の原因が明らかに
なったんだ・・