2020年の闘病記を基に綴っています
2/26プレドニン30mgでスタートした
経口ステロイド療法は順調に減量されて、
4月に入り手術できる量の5mgまできた

副作用もほとんどなくいい感じだった

少し前に植込み予定のハートメイト3(HM3)
の資料をもらった。
とても分厚いパンフレットと
講習で勉強する予定の冊子を数種類。
状態も落ちついていて時間もあったので
予習で何回か読んでみた。
でも実際に触れないと想像しにくくて

後は術後頑張ろう!
と思って日中はゲーム三昧

時間がありすぎて大好きなドラクエを
手術までにクリアできるかな~
と、

おやつタイムしながらbed上生活を
満喫していた

RPGが昔から好きでドラクエの各シリーズや
FFをよくやっていたんだけど、、
勇者が仲間達と様々な困難を乗り越えて
大魔王を倒すまでの過程がわくわく



とにかくあの世界観が好きだし、主人公を
自分と重ねて擬似的体験していた。
弱い自分が経験を積むことによって成長し、
大いなる敵
に立ち向かう


なんだか人生みたいだな~
って私は思ってる

ひたすらゲームをしてるもんだから、
部屋を訪れる先生や看護師さん、PTさんが
よく声をかけてくれてた!笑
しかもゲーム機まではぐれメタル



そんな毎日を過ごしていたんだけど、
4月に入っても手術日が決まってなかった
からS先生が来た時に聞いてみたら、
「来週4/9の予定で枠は取ってありますよ」
と。
でもまだプレドニン5mgに減ったばかり
だからもう少し様子をみて確定するとの事。
来週ってもうすぐじゃん!
心構えしとかなきゃ
💨

でも、気になっていることがあった。
それは少し前から微熱が時々出ていること。
血液データの数値はいいけれど、プレドニン
減量で心筋の炎症が抑えられてないんじゃ
ないかとビクビクしてた

倦怠感もなくて食欲あったから
きっと大丈夫だろうな・・と思ったけど、
嫌な予感はまた当たることに・・
それまで微熱だったのに手術1週間前の
4/2の夜、38.6℃まで熱発



すぐに血培と尿培、採血ルートをとって
抗生剤が開始された。
ここに来て発熱してしまった事に落胆

このまま植込みできるのかな・・
延期になったらどうしよう・・
そもそもこの熱は何だよ~

不安に思う中、他にも問題が・・
突然また生理がきてしまった

終了してから3週間も経ってないのに
術前のこのタイミングでくる

そして血栓問題

前回貧血起こしたあたりから血栓ができては
消え、、数も増えていて、このところ
ヘパリンを持続で入れていた。
それなのに黒色になりかけの怪しい血栓が
できて補液追加したり、ヘパリン増やしたり。
水分も頑張って3㍑以上飲んでいるけど
排尿も毎日4㍑ちかく出てしまう

手術まであと1週間というのに
次から次へと出てくるトラブル・・
心配事だらけで気持ちが沈んでいく

あと1週間何とか頑張って!私の身体!!
そう思って過ごしていた術前。
思いは通じたのか、
それから熱は出ても微熱~37℃後半、
血栓は怪しいものは溶けて、生理も何とか
当日までには終わるかな!
という状態だった



そして手術の4日前、S先生が来てくれて
「血培や尿培は特に問題なかったですよ」
と!
良かった
このままいけば手術できる!

と安心していたら続けて、
「手術は9日でほぼ決定になると思います。
手術前に色々と検討した結果なんですが、
三尖弁の形成術をやりますね~」
はい???
またまた初耳だぞ

弁が悪いなんて初めて聞いた・・

私「三尖弁ですか?」
「もともと前から悪かったんですけど、
今回胸を開けるのでついでにやってしまおう
ということになったので」
私「へ~そうなんですね・・わかりました」
とても軽くさらっと流れるように言って
去っていった

うーーーん
??

弁が悪かったんだね、、
まぁせっかく胸を開くなら
ついでにやってもらった方が安心だし・・
いーんだけどね!
でも知らんかった~

ぐらいで納得

(おまかせすれば大丈夫!と思ってた
)

そんなこんなで術前にも色々あったけど、
予定通り9日には手術できそう

手術への不安と、体外式を離脱できる
事への期待を感じながら過ごしていた
術前でした
