移植の話を聞いた2/18頃からまた体外式VAD
回路内に血栓ができては消え…

14日にポンプ交換したばかりなのに…



18日の夕方、看護師さんがいつものように
血栓の確認をしていると黒色血栓ができて
いた。
確認の最中に
『あっ!』
ってなった数秒後、私の頭の中で眩暈の
ような感覚?一瞬、
ふわ~ん・ぐわ~ん
となって治まった。

『今あった黒色血栓がなくなったんですが、
大丈夫でした?』
と言われ、
一瞬だけの症状でなんともなかったので
『大丈夫ですよ』
と答えた。
看護師さんが出ていってから、
なんだか左眼がおかしい事に気がついた。
見えているのに視界の一部分だけモザイクが
かかったように小刻みに揺れている



なんだ



この感覚おかしい

と思いすぐにナースコールを押した。
私より1つ年上のベテランナースマンが
来てくれ先ほど起こった事と症状を伝えた。
すぐに視野の確認や麻痺が出ていないかなど
確認などをしてくれたけど、特に異常なし。
少し様子を見ていたら30分程でモザイクの
ような症状がなくなった。
あれはなんだったんだろう?
脳の毛細血管に血栓が詰まったのか、
詰まりかかったのか……
とにかく大事に至らなくて良かった。
血栓が不安定だったので18・19日の2日間
前回同様、夜間帯2時間毎の安否確認

夜間に何かあってはいけないからすご~く
ありがたい事なんだけど
やっぱり眠っている時に何度も起こされる
のはキツかった

この辺りの数日間は怪しい血栓ができる度に
ヘパリンや点滴のボリュームUPを行って
対処してくれた。
血栓ができているため、動くのも基本的に
駄目なんだけど、トイレの時だけは
ポータブルトイレにかかっていた。
離脱テストが終わってすぐバルンカテーテル
も抜去してもらったので排尿もbed上で!
と思ったら、また出ない問題が起きて



必死に出そうとしてもダメ

導尿ばかりするのも嫌だし看護師さんの
仕事を増やしたくはなかったので、
S先生に排尿もポータブルトイレで行っても
いいか訴えてみた。
本来なら体外式VADが入っている間は
bed上で排泄をしなければならないルールに
なっていた。
でも私は排便時にポータブルトイレに
かからせてもらってる。
流れとしては
ナースコールを押す
↓
看護師さんが来たら自分でbed挙上して
サイドに端坐する
↓
VADの管を持ってもらい点滴やドレーンの
ルートに注意しながらポータブルトイレへ
↓
用を足している間は看護師さん退室
↓
終了したらナースコールをする
↓
VADの管を持ってもらってbedへ戻る
始めは筋力も落ちていて、ルート類も
多かったため看護師2名で介助して
もらっていた。
何回か行ううちに腕の力を上手に使うなど
コツを掴み、トラブルなくスムーズにできる
ようになっていた。
介助者も2名→1名で行えるようになった。
そのためS先生は排尿もポータブルトイレで
行うことを許可してくれた







そんな些細な事だけど私にとっては大事な
問題で許可してもらえてすごく嬉しかった

bed上生活で動いてはいけないストレスを
抱え、リハビリとトイレの時だけでも
離れる時間があるだけで気分が違う

なるべく迷惑かけないように、移動の仕方を工夫したり下肢の筋力UPのためbed上で腰上げキープしたりと密かにリハビリしてた

次々出てくる問題を
1つ1つクリアしていく毎日
次は移植申請の事を考えなきゃな!
と、気合いを入れていたんだけど……
私の体外式VAD生活での新たな問題が
やってくるのでした
