31日(金)
---術後7日目---
術後1週間経ち、前日にRVAD離脱した
ものの胸腔ドレーンは3本入ったまま。
少し前から左を下にすると痛みが出て、
仰臥位か少しの右向きしか出来なかった。
この日は朝から左胸腔内が痛む。
痛むのにドレーンをミルキングするから
もっと痛くて『うっ…』って
思わず声も出ちゃうし。
息もできない程、痛くて痛くて…
朝食も食べられなかった。
夜勤明けのICU看護師さんにドレーンを
抜くことができないかお願いしてみた!
すぐにT先生に聞いてくれた。
先生は
『まだ血液や排液が出てるから本当は
もう少し入れておきたいけど……
痛くてご飯食べれないなら抜いとく?』
と言ってくれて、
私も力強く、
『お願いします!!!』



もう本当に↑こんな感じの顔してました。
そして3本入のうち2本を抜いてもらった。
抜去後の創部を麻酔なしのまま、
医療用ホッチキスでバッチンバッチン!
痛かったけど、このままあの状態が
続くよりはマシだった。
少しずつ食欲も出てきていた時期だったから、
これでお昼ご飯食べられる~!
なんて思ってたらT先生が
『手術の時に前の病院で入れてきた機械を
抜いたら大動脈辺りに血栓がついていて、
その経過をみたいから午後から
造影剤を使ってCT撮るからね』
と言って去っていった。
え?お昼ご飯は……??
そ~っと看護師さんに聞いたら、
『造影剤使うからお昼は中止で
ご飯は夜からだね~』と…

朝昼なしか…
でもドレーン抜いてもらったし、
まぁ我慢するか!
でも空腹感MAXだった私は、検査までの間
マクドナルドやモスバーガー、ロッテリア
などのメニューをみて乗り越えた。
(余計にお腹空く〜
)

そして15時過ぎに呼ばれ
胸部の造影CTを撮るため向かうことに。
体外式LVADやドレーンなど、沢山の
ルートが入ってるため、移動するのも大変。
ドクター・看護師さん・MEさん達が
協力してくれて撮影し、
16時半ごろ部屋に戻ってきた。
15分ぐらい経った頃、
T先生が少し慌てた様子で入ってきた。
『造影CT見てたら心臓周りに出血あって
血腫みたいになってるから!』
『このままだと心臓圧迫して心停止するかも
しれないから今から手術で取り除かせて!』
えーーーっ!!
はいーーーー???
まさかの急展開で周りがバタバタと
オペ出しの準備をし出す。
……取り除く
?

心臓周囲だからやっぱり開胸だよねぇ…?
落ち着いてきたのにまた胸開くの
?

ドレーンも抜いてもらったのにー!!
全身麻酔……また抜管する時苦しいよね。
もうトラブル多すぎ!
ヤダー!!
ていうか、
ご飯食べれんじゃん(←そこ!?)
なんの文句も言えないまま…(あたりまえ笑)
心の中でそんな事を叫びながら

2度目の開胸手術に向かうのでした・・