2020年の闘病記をもとに綴っていますクローバー

31日(金)
---術後7日目---

術後1週間経ち、前日にRVAD離脱した
ものの胸腔ドレーンは3本入ったまま。

少し前から左を下にすると痛みが出て、
仰臥位か少しの右向きしか出来なかった。
この日は朝から左胸腔内が痛む。

痛むのにドレーンをミルキングするから
もっと痛くて『うっ…』って
思わず声も出ちゃうし。
息もできない程、痛くて痛くて…
朝食も食べられなかった。

夜勤明けのICU看護師さんにドレーンを
抜くことができないかお願いしてみた!

すぐにT先生に聞いてくれた。

先生は
『まだ血液や排液が出てるから本当は
もう少し入れておきたいけど……
痛くてご飯食べれないなら抜いとく?』
と言ってくれて、

私も力強く、
『お願いします!!!』
   キラキラおねがいキラキラ
もう本当に↑こんな感じの顔してました。


そして3本入のうち2本を抜いてもらった。
抜去後の創部を麻酔なしのまま、
医療用ホッチキスでバッチンバッチン!

痛かったけど、このままあの状態が
続くよりはマシだった。

少しずつ食欲も出てきていた時期だったから、
これでお昼ご飯食べられる~!
なんて思ってたらT先生が

『手術の時に前の病院で入れてきた機械を
抜いたら大動脈辺りに血栓がついていて、
その経過をみたいから午後から
造影剤を使ってCT撮るからね』

と言って去っていった。

え?お昼ご飯は……??
そ~っと看護師さんに聞いたら、
『造影剤使うからお昼は中止で
ご飯は夜からだね~』と…チーン
朝昼なしか…
でもドレーン抜いてもらったし、
まぁ我慢するか!

でも空腹感MAXだった私は、検査までの間
マクドナルドやモスバーガー、ロッテリア
などのメニューをみて乗り越えた。
(余計にお腹空く〜口笛)



そして15時過ぎに呼ばれ
胸部の造影CTを撮るため向かうことに。

体外式LVADやドレーンなど、沢山の
ルートが入ってるため、移動するのも大変。

ドクター・看護師さん・MEさん達が
協力してくれて撮影し、
16時半ごろ部屋に戻ってきた。

15分ぐらい経った頃、
T先生が少し慌てた様子で入ってきた。

『造影CT見てたら心臓周りに出血あって
血腫みたいになってるから!』

『このままだと心臓圧迫して心停止するかも
しれないから今から手術で取り除かせて!』

えーーーっ!!
はいーーーー???
まさかの急展開で周りがバタバタと
オペ出しの準備をし出す。


……取り除く真顔

心臓周囲だからやっぱり開胸だよねぇ…?

落ち着いてきたのにまた胸開くの滝汗

ドレーンも抜いてもらったのにー!!

全身麻酔……また抜管する時苦しいよね。

もうトラブル多すぎ!

ヤダー!!

ていうか、
ご飯食べれんじゃん(←そこ!?)



なんの文句も言えないまま…(あたりまえ笑)
心の中でそんな事を叫びながら真顔

2度目の開胸手術に向かうのでした・・