不景気の今こそ株式投資が面白い!
5月10日配信 三菱UFJフィナンシャル・グループ(東証8306)を
5月11日(月)664円で買い
買値5%プラスの697円を目標株価に売り注文
始値664円 高値699円 安値663円 終値674円
697円で売れました!
[シミュレーション]
三菱UFJフィナンシャル・グループ(東証8306)
買 664円×1,000株=664,000円
売 697円×1,000株=697,000円
+33,000円
投資金額合計 4,249,000円
5月累積収支 +10,4400円
今日の日経平均株価は前週末比19円15銭高の9451円98銭と小幅ながら5日続伸しました。寄り付き直後に9500円に乗せる場面もみられましたが、目先的な達成感が強まり易い状況でもあり、その後は利食いの流れが強まってきていました。先週末に決算を発表したトヨタ <7203> が下げ渋りをみせていないことも、本格化する決算を前に手控え要因につながっている感じですね。セクターでは金融システム不安後退によって金融関連セクターの見直し買いが強まっているほか、不動産などへも買いが波及しています。また、商社、鉱業、石油石炭などの資源系の一角も堅調でした。後場寄り付き直後には一時9342.75円まで下げる場面もみられましたが、モルガン・スタンレーが米銀行を格上げしたと伝えられると、メガバンク中心に金融セクターへの物色が強まり、日経平均は若干ながらプラスで取引を終えました。市場からは「業績見通しに不透明感が払しょくされた面はあるが、米国の景気底入れ感と同じように、国内企業の業績については織り込み済みとの見方が優勢で、相場をけん引する材料にはなりにくい。景気の改善期待を裏付ける証明が求められる。週内で言えば日米中の経済指標。特に、13日の4月中国鉱工業生産などは中国株への影響力が強い。数値次第では、日経平均1万円台を試す可能性も」との声が聞かれました。
今日の東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も、同5.10ポイント高い900.45ポイントと5日続伸し、終値としては08年11月10日以来、6カ月ぶりに900ポイントを回復しました。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり銘柄数が966、値下がり銘柄数が605、変わらずが131銘柄でした。
東証業種別株価指数では、全33業種中、23業種が上昇し、相変わらず銀行株や証券株、保険株、ノンバンク株が買われ、継続物色されました。また、10年3月期連結営業益87%増を見込む塩野義薬 <4507> や、武田薬 <4502> など医薬株も切り返しました。半面、10年3月期連結で営業赤字予想のトヨタ <7203> をはじめ、ホンダ <7267> など自動車株や、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などタイヤ株は軟調で、ソニー <6758>などハイテク株の一角も停滞しました。
ここのところメガバンク中心に金融セクターへの物色が強く、日経平均を押し上げていますね。トヨタなどを中心とした輸出関連株が反転をみせてくるようだと、全体相場のリバウンド基調が一段と強まることになりそうな感じがします。今晩の米国市場での銀行株の動きに注目です。